なんとなく呆けている土曜の夜です。
実は昨年から、ある同業者団体に所属させられ、挙句、そのとある団体の会計なんぞをやらされておりまして…で、総会が近いので、決算と来年度の予算作成の作業などをしていたわけです。
元来、数字とか帳簿とか、もう全然ダメなタイプ。
なんせ、こじんまりした自分の「ぼっち事務所」の確定申告すら自分でやるのを断念して税理士さんにお願いしたくらいのこのアタクシ。
なのに、断り切れずに会計なんぞを引き受けてしまい、かつ、直前に担当事務局が精神的におかしくなって作業の上がりは遅れるわ、元帳の仕訳が間違ってるらしいことがわかるわ、(ついでに、その担当事務局とバトって、上にチクられるわ、)散々な状況の中で、本日、遂に元帳と補助元帳と向き合わねばならない、私にとっては本番中の本番を迎えてしまったわけです。
いやしかし。
案外やってみると、見れるもんです。チェックもできるもんです。
「食わず嫌い」とはこのことか、と思いました。
もちろん自分で帳簿つけるとか、もう総勘定元帳作るとか、絶対無理ですけど、見方はわかりました。
「あ。ワタシ、案外できる!!」とか思ったものの、さすがに慣れない作業に4,5時間没頭すると、脳みそが止まります。
これ、司法試験の論文試験2日目の最後の科目が終わった後の感覚に多少似ている。
というわけで、今日の独り言ちは、頭ぼんやりのまんま、突入です。
最近、ユニクロでハヤシ的には「爆買」の状況が続いていました。
先週だけで、ユニクロに2回買い物に行って、ジャケット計3着、ノースリーブのブラウス計2着を買うという…
ジャケットは、コットンの1枚仕立てのもの2着(いずれも一応テーラード)、ノンカラーのジップ式のものが1着。ノースリーブのブラウスはパターンは同じで、レーヨンとポリエステルの柄物が1着ずつ。いずれも襟付きです。
どれもこれも仕事で着ることを一応想定しています。
自分の事務所を持って、服装なんかも前より気兼ねしなくなったとはいえ、やはりどんなにカジュアルでもジャケットはなるべく着ていたい。
とはいえ、「クールビズ」が浸透した東京、ガチでかっちりしたジャケット着ると、暑くて死にます。ジャケットも汗臭くなる。そんなに毎回毎回クリーニングにも出せない。
ザブザブ洗えるものがいい。
加えて、ウールのかっちりしたジャケットは、見た目にも暑苦しいわけで。
薄手で、簡単に惜しみなく洗えるジャケットがあると非常に便利。
洗濯が続くとよれてしまって、来シーズンはもう着れないかもしれない。
そうすると、あんまり高いお金も出したくない。
こういう場合、ユニクロが便利、なわけです。
本来は洋服はいいもの買って長く愛したいタイプなのですが、実はユニクロってワンシーズンで飽きてしまっても、それほど罪悪感がないのです。
それは、値段が安いからということではありません(注:最近ファストファッションが浸透しているせいか、ユニクロの値段が特段安いとも感じられない)。
ユニクロ、店舗にリサイクルボックスがあって、着なくなった自社製品を回収してくれるんですよね。
「捨てる」のではなく「また何かに利用される」となると、「安い服の着回し」に対する罪悪感はかなり希薄になります。
で、冬物に比べて飽きやすい夏物なんかは、特に仕事着、ユニクロを利用することが非常に多くなります。
買ったジャケットのうち、すでに着用しているのは、まだ1着。コットンのストライプのジャケットですが、着やすいですし、コンパクトなので下にボリュームのあるパンツを合わせても、バランスがとりやすい。
暑ければ袖をまくっちゃってもいいですし、紫外線から首を守るのに襟を立ててもいいですし、「安い」からこそ、惜しみなくあれこれできる便利さもあります。シルエットもきれいですしね。
これから梅雨時の「そんなに暑くないけど、着ると蒸して汗かく」みたいな気候には、かなり活躍してくれそうです。
ブラウスの方は、1つがレーヨン。もう1つがポリエステルのもの。
レーヨンのものは、実は色違いの同じ型を昨年買ったのですが、これが昨夏大活躍したのです。
「ちょいと派手だったかな」という柄でしたが、案外コーディネートがききましたし、ビシッとした黒のジャケットの下に着用しても、地味感がなく。で、別な色(かなり派手)を購入。
実は夏に着るシャツは、ノースリーブの化繊(できればポリエステルジョーゼット)が一番だと思っています。
まず、夏はどうしたって脇汗が気になる。
ノースリーブだと心配する必要なし。
くわえてノースリーブはジャケット着ても、そでの部分のシルエットが崩れない。
そして、ここが大事なのですが…
洗濯しても乾きやすいし、アイロンが要らない!!
という扱いやすさが化繊のシャツにはあるのです。
ファストブランドのシャツを買う場合、天然素材のものはあからさまに質感が劣るものが多く、シワになりやすい、生地がよれやすい、などの問題が発生します。
が、ポリエステルジョーゼットをはじめとする化繊物のシャツは、とりあえずZARA、ユニクロレベルなら、変に高いブランドのものを買うより、耐久性という点ではかなり優れています。
後は縫製、ボタンつけの丈夫さの問題が残る。
で、前にも書いたと思いますが、ユニクロの化繊シャツ、縫製、ボタン付け、非常に丈夫です。デイリーユースでザブザブ洗濯したい人にはうってつけのシャツといえましょう。
以前は、化繊のシャツは、オサレぶってZARAで買うことが多かったのですが、ユニクロのシンプルなデザインが、ハヤシの手持ちの服にはZARAのものより合わせやすく、最近はユニクロで買うことも増えてきました。
とりあえず、この夏を乗り切れるくらいの夏用アイテムは概ねそろったので、もうユニクロで夏物を爆買することはないと思います。
が、買いはしなかったものの非常に興味深いアイテムがありました。
薄手のコットンのワンピースです。
いくつかのパターンがあったのですが、もっとも気になったのは、一番シンプルな型のもので、襟がなく、ボタンがみぞおちくらいのところまであるもの。首の後ろの部分にギャザーを少し寄せていたような気がしますが、それ以外にステッチなども入っていない、本当に本当にシンプルな作りのものです。長袖です。
試着してみたのですが、シルエットがとてもきれいでした。特に腕部分が細くできていて、無理にウエストをシェイプしておらず、そのバランスがスタイルをとてもよく見せてくれる感じ。
ただ、残念なことに生地が薄すぎてシワになりやすそうだったのと、私の好みよりは着丈が短かったため、購入には至りませんでした。
ユニクロ、相変わらず進化している。そんなことを感じるワンピースでした。
ユニクロといえば、従業員の過酷な労働環境が指摘されていて、我々の業界では非常に評判が悪い企業です。
そして、ファストファッションの浸透は、発展途上国の「安い」労働力をさらに貧困に陥れる諸悪の根源でもあると言われています。
あまり安すぎる品物を買うことはどうなんだ、などと考えることもしばしばです。
ですが、なんなんだろう。ユニクロの商品には、時折「これは買いだ」と猛烈に思わせる何かがあるのです。
ヒートテックとか、暖かくて軽いダウンとか、ステテコとか、そういうキャッチーな商品の魅力だけではないのです。
この「とりつかれ感」の正体が何なのかよくわからないのですが、とりあえず、ユニクロの夏物に超満足のハヤシなのでした。
プチプラといいもののミックス、全身プチプラでかっこよく決める。
この夏は両方楽しみたいものです。
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