2016年10月16日日曜日

見れば見るほど奥深いピコ太郎。

本日は自宅でのんびりしながら、記録読みのお仕事。

なかなかヘビーな記録に飽きた私を救ってくれたのは、ピコ太郎の動画でした。

今日だけで4,5回リピートして観てしまいました。

そして、観る度に新たな発見があるのです。

要はこの歌。

ここにリンゴがあるよ。
ペンもあるよ。
ブスッと刺したらリンゴのペンになるよ。

ここにパイナップルがあるよ。
ペンもあるよ。
ブスッと刺したらパイナップルのペンになるよ。

リンゴのペンとパイナップルのペン。
リンゴとパイナップルをくっつけたら、
ペン、パイナップル、リンゴ、ペンになるよね。

というだけの話。

これ、ペンもリンゴもパイナップルも実際にないのがまずすごい。
歌っている場面を見てる人に想像させちゃうわけです。
で、想像させるのが、でかい果物にペンがぶっ刺さってるという、若干シュールな画なのです。

しかも、最後が、ペンパイナッポーアッポーペンなのが、また秀逸なわけです。
ピコ太郎の振りを観てると、確実にパイナップルとリンゴの側をくっつけてるわけです。
だから、左から順番に読むと、ペンパイナッポーアッポーペンになるのです。
実物がない中で、ピコ太郎の振りと歌詞で、その画を理解させている。
すごい…

ついでに言うと、衣装も秀逸で、もうあれ以外にベストマッチはないと言っても過言ではありません。

黒人のR&B歌手を気取ったあの風貌。
それがいきなり、昔のインベーダーゲームさながらのピコピコサウンドに合わせて、ニコニコ笑いながら、若干小指立てつつ、オネエ系のダンスを繰り広げる…これ以上に酷い落差の落とし方は、観たことないと言ってもいいくらい。

ピコ太郎の正体が小坂大魔王であることは知れ渡った話ですが、本人は否定してるみたいですね。

今日の「アッコにおまかせ」でピコ太郎が取り上げられていましたが、出ていた芸人が全員小坂大魔王をリスペクトしていたのには驚きました。

テレビの世界では、それほど存在感が大きい芸人さんではないけど、その実力たるや、否定する人がいない、くらいの人のようです…

いやしかし、僅か1分少々のピコ太郎の世界。
是非是非、今年の紅白でトリを飾って欲しいと思うのでした。

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