フィギュアスケート、グランプリシリーズ。初戦はスケートアメリカです。
ハヤシ、話題の真央ちゃんのリチュアルダンスとやらのショートプログラムバージョンを初めて見ました。
いやー、ひでぇ難しい曲だなあ…これ、嬉々として踊るのって、コストナーくらいしかいないんじゃ…と思うくらい、リズムが取りにくそうな、かつヨーロッパ的芸術性が高そな曲でした。
なんでローリーニコルは、真央ちゃんにこれをやらそうと思ったのか…なんというか、この場に及んでもなお、真央ちゃんを修行の道に置き続けるのか…それくらいチャレンジングなプログラムだと感じるのです。
今日はジャンプの難易度を下げて、かつ回転不足をひとつとられ、さらにスピードもイマイチない、乗り切れてない演技でした。
それでも2位とはほぼ一点差の5位発進で、演技構成点は2番目です。
完璧に踊りこなせたら、こりゃ凄いだろうなと期待します。
がしかし、それができたことが実は案外少ないからねー、真央ちゃん…
もっとわかりやすくて、単純な曲をやらせてあげれば、悩まずにもっとスコアも伸びやすいんじゃいか。
実は周りが真央ちゃんに求めるものが、彼女の良さを殺してるんじゃないか。
そんな気がします。
それに引き換え、ワグナーですよ。
ハヤシは、ボーカル入りが解禁になって1番得をしたのは彼女だと思うのであります。
はっきり言って、わかりやすいアメリカンな彼女には、クラシックや映画のBGMなんて、全く合いませんでした。
強くてセクシーなアメリカンギャル…的な雰囲気を出すには、イマドキのアメリカンなロック&ポップスが適しているのであります。
典型的アメリカ女子のワグナーは、アメリカンなロック&ポップスをプログラムに使用することが可能になりました。
悩みがなくなった彼女の演技は安定感を増し、迫力満点。技術点も演技構成点もグングン伸びたという…
未だ修行中の真央ちゃんとは、かなり対照的な状況です。
しかし、観てる方からすりゃ、様々なチャレンジを繰り返し、違った顔を見せてくれる方が楽しいんであって、なんだかんだ言いながら、真央ちゃん頑張れとか、思うんですけどね。
いや、そりゃハヤシが日本人だからか。
アメリカ人は、こう単純に華やかでグワーと一直線に盛り上がれるプログラムの方が好きなんだろな。
スケートシーズンは、まだ始まったばかりだ。
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