2016年10月23日日曜日

真央ちゃんのリチュアルダンスとワグナー。

始まりました。
フィギュアスケート、グランプリシリーズ。初戦はスケートアメリカです。

ハヤシ、話題の真央ちゃんのリチュアルダンスとやらのショートプログラムバージョンを初めて見ました。

いやー、ひでぇ難しい曲だなあ…これ、嬉々として踊るのって、コストナーくらいしかいないんじゃ…と思うくらい、リズムが取りにくそうな、かつヨーロッパ的芸術性が高そな曲でした。

なんでローリーニコルは、真央ちゃんにこれをやらそうと思ったのか…なんというか、この場に及んでもなお、真央ちゃんを修行の道に置き続けるのか…それくらいチャレンジングなプログラムだと感じるのです。

今日はジャンプの難易度を下げて、かつ回転不足をひとつとられ、さらにスピードもイマイチない、乗り切れてない演技でした。
それでも2位とはほぼ一点差の5位発進で、演技構成点は2番目です。

完璧に踊りこなせたら、こりゃ凄いだろうなと期待します。
がしかし、それができたことが実は案外少ないからねー、真央ちゃん…

もっとわかりやすくて、単純な曲をやらせてあげれば、悩まずにもっとスコアも伸びやすいんじゃいか。
実は周りが真央ちゃんに求めるものが、彼女の良さを殺してるんじゃないか。
そんな気がします。

それに引き換え、ワグナーですよ。

ハヤシは、ボーカル入りが解禁になって1番得をしたのは彼女だと思うのであります。

はっきり言って、わかりやすいアメリカンな彼女には、クラシックや映画のBGMなんて、全く合いませんでした。

強くてセクシーなアメリカンギャル…的な雰囲気を出すには、イマドキのアメリカンなロック&ポップスが適しているのであります。

典型的アメリカ女子のワグナーは、アメリカンなロック&ポップスをプログラムに使用することが可能になりました。
悩みがなくなった彼女の演技は安定感を増し、迫力満点。技術点も演技構成点もグングン伸びたという…

未だ修行中の真央ちゃんとは、かなり対照的な状況です。

しかし、観てる方からすりゃ、様々なチャレンジを繰り返し、違った顔を見せてくれる方が楽しいんであって、なんだかんだ言いながら、真央ちゃん頑張れとか、思うんですけどね。

いや、そりゃハヤシが日本人だからか。

アメリカ人は、こう単純に華やかでグワーと一直線に盛り上がれるプログラムの方が好きなんだろな。

スケートシーズンは、まだ始まったばかりだ。

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