本日は、はてなブログさんの方もスケートネタなので、ややネタ被りで恐縮なハヤシです。
本日午後、スケートカナダのフリースケーティングの放送をテレビ朝日でやっていました(全国放送)。
男子シングルの解説、聞きなれない声、誰だろう?と思ったら、町田樹くんでした。
今シーズンは、これまでグランプリシリーズの解説をしてきた織田信成が現役復帰してしまい(西日本選手権優勝したのに届出の不備で全日本に出られないという大チョンボ。殿らしいけどねえ)、そういえば、解説人員が足りない状況でした。
本田武史くんは、解説界の中では重鎮なので、NHK杯とか全日本、四大陸選手権や世界選手権レベルじゃないと解説してくれません(コーチ業も大変みたいだし)。
佐野稔さんもお年なのか、最近解説ではとんとお見受けしなくなりました。
さて、そのマッチーの解説ですが、やはり異彩を放つというか、他の解説陣とはテイストが相当違います。
他の解説者は、何かひとつ技をするたびにその技の名称を言って、ジャンプだったら、出来栄えを言ってみるという感じです。
例えば、「トリプルルッツ、トリプルトゥループ、2本目の回転がギリギリです」みたいな感じ。
マッチーは、そんな当たり前の解説は致しません。
完璧なジャンプを飛んだら「ワンダホー」と言い、振り付けについて「見る者の解釈を誘う振り付けですね」と、フィギュアスケートの見方を示唆するコメントをしてくれます。
さらには、連続ジャンプが入らずにショートプログラム4位とやや出遅れた三浦佳生くんのフリーでの最初のジャンプが予定とは違っていたところを捉えて、「怒りに任せるのではなく戦略的に来た」などと表現して評価する・・・
やはり氷上の哲学者と言われたマッチー、なかなか面白い解説をやってくれます。
今年フィギュアスケートを見る楽しみがひとつ増えました。
肝心の放送ですが、昨シーズン世界チャンピオンの宇野昌磨くんと坂本花織ちゃんが出る大会(残りは中国、フィンランド)はフリーのみ、テレ朝で放送があるようです。
まあ、あとはNHK杯があるので、グランプリシリーズの観戦としては、我慢できる許容範囲かなと思います。
イリヤ・マリニンがどの大会も被ってないみたいで見られそうにないのが、ちょっと寂しい気がしますけれども、それはファイナルのお楽しみということで。
個人的に日本勢については、三浦佳生くんがどれだけ安定性を確保できるかと、鍵山優真くんがどれだけ復調するかに興味を持っています。
宇野くんの後に続く人が、伸びそうで伸び切らなかったりしているし、鍵山くんに関しては、怪我でキャリアがちょっと途絶えてる感があるので、気になるのですよね〜。
とにかくフィギュアシーズン始まりました。
今秋冬も、楽しく観戦していこうと思います。
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