事務所近くの中華屋に入ったところ、とあるお笑いコンビが食事してる…
結構売れっ子のおふたり、意外に好印象です。
さて、先日、林の母は、めでたく69回目の誕生日を迎えました。
案外趣味がうるさい母なので、てきとーに何か買って、ポンと渡す訳にもいかず、帰省した際に軍資金を妹に預けておきました。
昨日、妹と選びに行ったそうで。
買ったのは、ギャルソンのボーダーTシャツ。
PLAYのではありません。
ま、写メで確認したところ、ネイビーで、ボーダー自体は似たような感じではありましたが、例の澱んだ目つきのハートくんはおらず、その代わり、胸あたりに割りに大胆な黒い模様が…
可愛いのです。
とても可愛かったのです。
しかし、とても、69歳のおばさんが着る代物ではないわけです。
林の母は、なかなかに好みが分かりにくい人です。
スーパーとか街の洋品店に売っていそうな、いかにもな感じのおばちゃん服は、断じて身につけないのですが、派手なのか、地味なのか、トラディショナルなのかアバンギャルドなのか、分からんのです。
ボトムは、どうやら、マドモアゼルノンノが好きなようです。
とはいっても、比較的細身で、九分丈の物を愛用。
上に着る物は、バーバリーとギャルソンが多いっていう、なんだかよくわかんない状態。
いつだったか、法事に着ていくのに、ギャルソンのレースぶりぶりの黒いジャケットを買い、父が口角泡飛ばして怒ったとかいう話も聞いたことあります。
私達が買う服は、時としてデザインが普通ではありません。
買ったはいいが、母ちゃんのコメントは、気に入らないとくると容赦ないので、結構恐る恐る見せるのですが、気に入るか入らないかのツボは、未だによく分かりません。
例えば、同じギャルソンでも、黒のギンガムチェックの上に黒レースを全体にあしらったワンピースは褒められましたが、前からみたらスカート、後ろから見たらショーパンというボトムは、さしたるコメントなし。
思えば小学生の頃、母は私に、真っ赤なジーンズを履かせていました。
トレーナー、短パン、ハイソックス、スニーカー、ぜーんぶ水色に揃えてくれたこともあり。
なんというか、ちょっとした遊び心ある服が好きなんでしょう、林の母は。
その遊び心の加減を、不出来な娘2人は掴みきれていないわけです。
幅はともかく、遊び心のある服が好きというDNA自体はしっかり受け継いだ娘林でしたが、秋冬のギャルソンの遊び過ぎには、若干ついていけてません。
その代わりという訳でもないんですが、移動中にふらーと入った表参道のZARAで、本日、スカートとブラウスを衝動買い。
ちょっと昔の女優さんみたいな感じで気に入ってます。
この秋冬は、ちょいとクラシカルな気分を堪能できそうです。
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