ただいま12月25日15時16分。
クリスマスの昼下がりです。
とりあえずすべきことを終えて、「個人活動」に精を出している?ハヤシです。
さて、終わりました、全日本フィギュア2023。
総括すると「見応えあった男子シングルガチンコ勝負、坂本花織以下団子状態の女子シングル」と言ったところでしょうか。
まずは男子シングルから。
フリーの最終グループは、現在の日本男子のトップ6がそのまま並んだ布陣でした。
一番滑走の友野くんがめちゃくちゃいい演技で、「これは!!!表彰台あるかも!!!」と思わせたところで、さとしゅんがまためちゃめちゃいい演技で上に来ました。
「おおおっ、まさかのさとしゅん表彰台か?」というところで、体調不良から復帰直後の三浦佳生くん。これまたすごくいい演技で、「たぶん、草太くんが落ちてくるから、カオくん表彰台でワールド決まりか」と思ったところで、鍵山くんが想定内のベスト演技。
そして、草太くんが、想定外にいい演技をしてしまって、カオくんの上に来て、最後宇野くん。
「まあ、いつも通りいいんだけど…3連続飛んでないよねえ。これは鍵山くんが上に行ったんじゃ?」と思ったものの、少しの差で宇野くんが優勝して終わり…という、なんか1時間近く凄いものをいっぱい見せられて、最後の宇野くんが「別に」に思える男子シングルフリーなのでした。
フリーのスコアだけだと、鍵山くんが1位なのですが、個人的には、鍵山くんと宇野くんの点差はもっとあって良かったのではないかと思っています(そして、総合優勝鍵山くんでよかったんではないかと思っている。)
だって、宇野くんは確かにミスはしなかったけれど、「ルール上できる最高の構成」ではなかったので。
先ほども書いたけど、彼は3連続飛んでないんですよ…というか、今シーズン3連続飛んでるのを見た記憶がないんだけど、彼は意図的に外しているんですかね?3連続なんぞ飛ばなくても、演技構成点で稼げば大丈夫とか思ってる?
そうなんだとしたら、それはちょっと勘違いも甚だしいんじゃないかと思うんですけどね…
負担がかかるジャンプを飛ばして表現に集中するというのはアスリートとしてどうなのかと思います(もし、調子が良くないので3連続入れてないというなら別にいいんだけど)。
そして、そのせいもあってか?最終グループ6人の中で、一番スケートがつまらなかったのは宇野くんなんですよね。
なんというか、いつもどおり「自分の中に入って」きれいに表現していて、外に発するエネルギーが希薄というか。ただきれいなだけ。それだけだったのですよ。
個人的には、友野くんの演技が一番感動しました。
我が妹もそう言っていたし、ネット上の意見も友野君を称賛する声が凄く多かった。もっと、演技構成点出ても良かったんじゃないかと思ったくらいです。
そういう「おらあ絶対表彰台に乗ってワールド行ってやるんだ」という気迫が満ち満ちた現場の中で、ひとりだけ余裕ぶっこいて自分の内側にこもった演技をしていたのが宇野くんです。なんかね、ちょっとね、という気持ちが否めません。
その上でのワールド派遣選手発表ですが…選考基準とか対象者とかが全日本前に発表されてましたけど…男子の順位を見て、宇野鍵山まではすんなり決まるだろうけど「3枠目は連盟結構悩むだろうな」と感じていました。
つまり、すんなり草太くんには決まらず、カオくんが選ばれる目もあると思っていたのです。
で、実際選ばれたのはカオくんでした。
おそらくですが、連盟としては、カオくんの安定感をとったんじゃないのかなと思うのです。
グランプリシリーズ2戦は1位と2位で通過し、ファイナルでは体調不良に悩まされながらも、ミスをあまりせずに5位にとどまりました。
そして、全日本でも4位…と安定しているんですよね。
草太くんはグランプリシリーズで1度1位をとりましたが、2戦目は表彰台を逃し、グランプリファイナルには進めなかった。全日本では確かにショートフリーと2本そろえたけれども、安定感という意味では不安が残るんですよね…昨年のワールドもボロボロでしたし。
なんで、最初明かされていた選考基準から見ても、カオくんがワールド代表に選ばれたのは、問題ないし納得がいく結果です。
そして、女子ですが。
坂本花織より下が、団栗の背比べ状態。
「圧倒的にこの人」という人がいないんですよね~
さぞかし、連盟は2枠目3枠目には苦労したのではないかという気がします。
まあ、千葉百音は決まりだろうとは思いました。
振るわなかったグランプリシリーズは、どうやらケガしていたみたいだし、基準はばっちり満たしていたわけですから。
ショートもフリーもとてもいい演技で、美しさという点でいえば、どすこい系の坂本花織よりは断然よかった。
知名度が上がれば演技構成点も上がると思うので、期待の選手だと思います。
女子も問題は3枠目だったのかなと思います。
個人的には、いくらなんでも7位以下からは選考しないだろうと思っていて、5位の三原舞依ちゃんと渡辺倫果ちゃんの戦いだと思っていました。
が、選ばれたのは7位の吉田陽菜ちゃんでした…
ちょっとこれはさすがに意外だったけど、グランプリファイナルで表彰台に乗ったのと、全日本でもショートで沈んでもフリーでそこそこの点を出して這い上がってきたという点で買われたのかなと思いました。
まいちゃんもりんかちゃんも、「安定」はある意味していたかもしれないけれど、それ以上に何もなく、「ワールドでの爆発力発揮」という点では物足りなかったですからね…
吉田陽菜ちゃんが選ばれたと知ったときは「そう来たか」とは思ったけれど、「いやいやそれはダメでしょう」とは思いませんでした。
ただ、百音ちゃんも陽菜ちゃんもハマらなかったときが痛いなあと…
女子は最悪枠を3から減らす可能性もあるかなあと思っています…
さて、それは置いといて、他に女子の話題を2つほど。
4位に入った上薗恋奈ちゃん、すごくいいと思いました。13歳にして演技が完成されている感じです。今後の体型変化とかをうまく乗り切れれば、シニアで相当いいところでやっていけるんじゃないですかね…私は島田麻央ちゃんより伸びるかもと思っています。
あと休養から復帰した樋口新葉ちゃんが振るわずに終わりました。
まだ体も絞れていないし、そのせいか技のひとつひとつにキレがなかった。
来シーズン、どこまで戻してこれるかな…来シーズンの出来次第で引退になりそうな気もしていて、樋口新葉ファンとしては、「もっと頑張ってくれ!!」とちょっとお尻叩きたい気分なのでした。
そして、ちょっと地味に驚いているのが…アイスダンスのワールド代表が保留状態になっていて、1月まで選考がお預けになってしまったこと。
私はフィギュアスケート速報でしか見ませんでしたが、確かに総合順位では小松原夫妻が1位になりましたけど、リズムダンスでは他のカップルが1位で、総合でも僅差だったんですよね。
1位が小松原夫妻だったからと言って、すんなりワールド決定にならなかったのはよくわかります…だってこの二人、確か北京オリンピックでもフリー進めていないからね…
可能性あるカップルが他にいるのならそちらに託した方がいいかもと連盟が悩むのもある意味当然かなあなんて思っています。
どうなるんでしょうね、アイスダンス…
というわけで、大興奮の週末を過ごしたハヤシですが、その陰で「25日月曜日(つまり今日)ちゃんと出勤できるかな」とちょっとドキドキしていました。
先日の「蕎麦食べて帰ってきた後ふらふらして使い物にならなかった件」とか、その翌日の「朝頭がふらっと来て一瞬迷ったけど出勤したら、やっぱりその日一日ダメだった件」とかあったので。
ただ、昨日実家で両親や妹とやったクリスマスパーティ?が結構楽しくて、夜の全日本フィギュアもかなり楽しくて、ストレスが解消されたので、その延長線上で、今朝は気分や体調が下がらず、何とか出勤できました。
が、出勤後、お昼少し前に胸が若干気持ち悪くなり、ブログ投稿前にも気持ち悪くなって、デパス合計2錠のお世話になってしまったところです…
うー。調子よくないなあ。
土日何ともなくて平日おかしくなるって、やっぱり仕事でストレス感じてるよね、私、と思うのでした。
28日の心療内科、先生、どんなコメントくれるかなあ…
考えてみたら、今週の土曜日は30日で日曜日は31日なのですね…たぶんどちらも投稿している暇がないので、ちょっとタイミングずらして投稿することにしたいと思います。
ではでは。
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