2012年12月31日月曜日

札幌ファッション事情

結構間が開いてしまいました。

うちの業界は、年末になると、裁判の期日も入らないし最後の連休明けあたりから仕事が少なくなっていくのが普通なのですが…今年の年末はひどかった。
ちょっと検査で微妙な数値が出たもんで、25日に半日休みを取って病院に行っていたのですが、待合でPC開いて仕事しなければならないくらいひどかった。
28日夜の便で帰省の予定でしたが、ほんとに帰れるのかハラハラしてましたよ。
で、立川で今年最後の仕事が終わって、やれやれ何とかなりそうだと中央線に乗ったら、人身事故。ちょうど荻窪だったから丸ノ内線に乗り換え、新宿で山手線に乗ったら、今度は線路内に人が落ちた、車内で急病人が出た…
札幌の自宅に着くまでに実に6時間。計算より2時間長かった…
まあ、そんなこんなでも、どうにか28日夜に帰省し、冬休み突入です。
とはいえ、何日間かはPCに向かう必要があるわけですが!!

帰省の目的の3分の1は親孝行。
いまだ独身の娘を持つ両親は、本当にこやつは無事に生きているのか、どうせろくな生活していないんだから自宅で静養させてやりたいと思う心優しい?人たちで、盆暮れ正月、GWは娘が必ず帰ってくるものと信じており、帰ってくると、本当に至れり尽くせりしてくれるわけです。
で、私は、それに乗っかって札幌に帰省すると(まあ仕事を持ち込んだりはするが)、ダメ人間の限りを尽くして休みを取り、たいてい体重を1キロから1.5キロ増やすことになります。これがもう3分の1の目的、休養。

実は、もう3分の1の楽しみがあります。それは、お買い物。
私にとっては、コムデギャルソン以外のブランドのお洋服をじっくり品定めするのは帰省のときが中心なのです。
札幌は、知る人ぞ知るセレクトショップ激戦区だそうで、全国の主要都市におけるセレクトショップの人口比は、おそらく群を抜いて日本一、らしいのです(と帰省するたびに行くショップの店長が言っています。確かな筋の話でしょう)。
実際、札幌大通公園を中心として半径1.5キロくらいの間には、札幌女子にかなり有名なセレクトショップが、私が思い浮かぶだけでも7~8店舗くらいはあります。
で、激戦区だけに生き残りも大変で、自然、買い付けにも気合が入るわけで、長持ちしているショップのセレクトは、かなり確かなものが多いです。

東京では路面店があるようなブランドでも札幌には当然大概ないわけですが…正直なところ、東京のブランド店のセレクトよりも、札幌のショップのセレクトのほうが、センスがよかったり、違うブランドのものとのコーディネートを見せてもらえたりして、かなり購買意欲が湧きます。

絶対東京のほうが数としてはセレクトショップは多いはずなんだけど、探すのに一苦労。なにしろ、場所が散ってしまっているから。でも、札幌の場合、ちょっと遠くに行かないと…とは言っても、はしごするのにそれほど苦にならない距離の間にあるし、友人通しの口コミで広がりやすいというのもあって、いいセレクトショップを探しやすい環境にあるわけです。

私が帰省して必ず行くショップは、大通りのとあるファッションビルの中にあります。
ここで好きになったブランド、結構あります。特にマルニはここで良さを教えてもらって開眼!!
まだセール前ですが、今回は帰省してさっそく、トゥジューのワンピとビューティフルピープルのカーディガンを買いました。2日からセールなので、とっても楽しみ!!

札幌の女子のファッションは黒を基調とするシックな装いが多いのですが、よくよく見ると、知る人ぞ知る!!みたいなマニアなブランドを身に着けている人が少なくないという特徴があるように、個人的には思います。
所得水準は低いけど、着るものにはそれなりに金をかけている人が多い。
そういう札幌女子のファッション魂は、激戦区でセンスを磨いているショップの皆様に支えられているといっても過言ではないでしょう。
私もトゥジューやアーツ&サイエンスを、ナチュラル一辺倒ではなく着こなすセンスを教えてもらっています。

あと、みなさん!!
札幌は、日本で一番かわいい靴下が手に入りやすい街なんですよ!!(と思います!!)
東京だと、アッシュペーフランスの○○店にしか置いてない、なんていうちょっと癖のある靴下が、札幌だと、大通りの普通のセレクトショップ(それも複数の)で簡単に手に入ります。
キワンダやマルコモンドなんて、そうそうお見かけしないでしょ?

東京の女子だけ見ててもファッションは進化しないというのが、札幌出身女子のティアラの信条。
帰省した時には、できるだけ街に出て、ショップにはりつき靴下をあさり、自分のセンスを磨こうと、これでも努力しています。


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