2013年9月7日土曜日

林、秋物を買う。

まだまだ暑い東京です。
が、今週あたりから、ちょいちょい秋の気配がします。
暑いなりに灼熱感が薄らいだというか、どことなく吹く風に心地よさを感じるとか、夜はエアコンがいらないとか。

そんなわけで、先週末あたりから、少し秋物を買っています。

今年の秋は、今までと少し気分が違います。
今までなら、「とりあえずギャルソンで!!」と思うところですが、今年の秋のテーマは、「あまりお金をおかけずに」「定番とクラシカル」な気分なのです。
今年のトレンドもそれに近い感じでしょうか。

それなりに高い服を着ていた私ですが、仕事で着る物には、ファストファッションや、おなじみブランドのセカンドラインなんかも結構取り入れてきました。

今までは、そういう類の服は、あくまでお仕事用と割り切っていたのですが、今年の秋は、プライベートにも取り入れてみようという気分なのです。

つうか、高いもの着ておしゃれに見えるのって当たり前だよなあと、なんとな~く思いまして。

「秋」を意識してまず買ったのは、おなじみZARAのシャツ&スカートです。
シャツはポリエステルジョーゼットのネイビーの五分袖。スカートは同じくネイビーで丈は膝下、ハイウェストで、前に2本大きなタック風のプリーツが入っています。
セットで着ると、クラシカルでかなりきれいめ。

最近仕事でも法廷に行くとき以外は、「ジャケット必須」主義ではなくなってきたのですが、この組み合わせは、来客は来るけど法廷には行かない、あるいは晩夏のクールビズ用として着回しが利きそうです。

スカートの方は、あえてボーダーTシャツをインして着ると、適度にカジュアルダウンした普段着っぽくなるようにも思います。

ZARA、秋物は若干今までよりお値段が張っているような気がするのですが、どうなんでしょう。
シャツは6900円で、スカートは10900円でした。
しかしまあ、クオリティは非常によかったです。
特にシャツは、シルクジョーゼットのような柔らかさです。

秋物のZARAは、いつものようにトレンドもしっかり押さえていますが、それだけでなく、特にニットやシャツのクオリティがとても高いように思います。仕事の帰りや合間に顔を出す楽しみが増えそうです。

昨日、JOUNAL STANDARD relumeで初めてお買い物しました。有楽町ルミネ1の店舗です。
買ったのは、コットンのギンガムチェックのシャツ。ごくふつうのものです。色はやはりネイビー。
今年はなんというか、きれいめカジュアル路線(ちょっと若作り)を目指したいと思っていましたし、実は、relumeの服は、一度着てみたいと思っていたのです。

JOUNAL STANDARDは、今いくつかのブランドが展開していますが、ハイクラスなLUXは、どんどん「わかる人にはわかる」世界に突入してしまっているし、一番メジャーな「JOUNAL STANDARD」ブランドは、何かラインが今ひとつ中途半端で良さが感じられない。

そんななか、relumeは、価格を抑えながらも、コストパフォーマンスが良さそうな、良質なものを提供しているようで、以前からちょくちょくお店自体はのぞいていたのです。

購入したシャツは6900円のもので、今日早速着てみましたが、大満足です。
丈の長さ、細さ、襟の開き、袖をまくったときの無造作感が秀逸です。
とにかくシルエットがきれい。
コットンのシャツはザブザブお洗濯したいものなので、後は、度重なる洗濯にもよれない強さがあれば、満点だと思います。

もっと季節が進んだら、Vネックのニットの下に合わせたいです。

そして、本日、仕事の合間に、ギャルソンのブラックで、黒のショートパンツを買いました。

素材はウールですが、ブラックは価格抑えめなラインですので、16000円。ごくふつうの、ワンタックの膝上15センチのパンツです。

私にしては足を出しすぎ・・・ですし、以前、「女は30すぎたら膝を出すな」と言ったのですが、ここも少し気分が変わってきました。
「見た目キープ」には、「出して見せる」ことも必要です。
そして、スカートと違って、ショートパンツは多少短くても恥ずかしくない。

で、ショートパンツは、「わ。短かっ」と思う丈を潔く履くのが、シルエットもきれいに見えるように思います。

今年のショートパンツの履き方のトレンドは、どうも、襟のあるシャツをウエストインするというもののようで、早速試してみると、確かに新鮮。
上にカチッとしたジャケットを着ると、気持ちはかなりキリッとしまるような気がします。

自分自身もそうですが、最近のトレンドは「ゆるめ」からかなり「きれいめ」にシフトしていて、街で見かける若い子の服装も、数年前に比べるとシャープな印象です。不必要な甘さもなくなってきましたし。

この秋冬は、その「きれいめ」路線が頂点に達しそうな気がするのですが、ということは、これを境にまた、日本のファッションは「小汚い」路線に戻っていくのでしょうか?

私自身の「きれいめカジュアル」「安価な良品」路線は、一体どこまで続くのか。
案外舌の根も乾かないうちに、ギャルソンで狂ったように買い物していたりして・・・

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