2014年2月20日木曜日

真央ちゃん、ぎゃー。

やっちまいました。真央ちゃん。

前にもここに書いたように思いますが、どうも、今回のオリンピック、真央ちゃんはメダルとれないような気がしていました。
が、それとて、大ミスするのはトリプルアクセル。細かい回転不足はとられるとしても、最終的には5、6位で落ち着くかなと思っていました。

さすがにあそこまでひどいのは、想定の範囲外です。
特にびっくりしたのは、連続ジャンプが入らなかったところ。

真央ちゃんの場合、高得点をねらってか、連続ジャンプは一番最後に入れていました。
だから、ミスの後、他のジャンプに2回転をくっつけて、というリカバーもできなかった。もう、すべてが裏目裏目。

ショート終わったところで、1位から3位まではすべて74点台の中に入っていて、4位のゴールドが68点。6位は65点。8位の鈴木明子で60点台。
正直うまく巻き返せて8位入賞できれば、がんばったね、とほめていい点数と順位です。

そして、昨日のあの真央ちゃんの演技を観ると、そこまで上がれるどころか、さらにでかいミスをやらかして、もっと順位を落とす危険すらあるんじゃないかという、いやないやな予感がするのです。

緊張したとか、そういう問題じゃない。腰が痛いとかって言う問題でもない。
もう根本的に何かがおかしいとしか言いようがない。と、思う。

演技で目指す方向性が決まっていないんでしょう。

芸術性もそこそこ高めたいが、もともとアスリート志向の強い真央ちゃん。技術的にも高みにいこうとしている。
真央ちゃん曰く「心と体がバラバラ」の状態は、そういうどっちつかずの姿勢によって精神のバランスを崩した結果、生じたものではないのだろうか。

昨夜は、一度12時過ぎに就寝。2時頃起きて、キムヨナのいる第3グループから見始めました。

キムヨナ、うまかったです。というか、うまくなった。

バンクーバーの頃とか去年の世界選手権とか、すごいインチキ臭い演技に見えましたけど、サムソンさんの資金がつきたのかどうかわかりませんが、「ある程度のことやれば、多少失敗しても見逃してもらえる」みたいな余裕ぶっこいた適当演技ではなく(実はスピンもジャンプも回転不足だらけ)、正確に技を決め、丁寧に丁寧に滑っていました。スピード感も良かった。
特にスピンのポジションは、以前に比べてとてもきれいになっていたように思います。

あと、お色気悩殺が常套手段の場末のキャバ嬢みたいな安っぽい演技力ではなく、楽曲の世界観を体ごと表現していたのも、年齢のなせる技かなあなんて思ってみていました。

あれだけ韓国で「たくあん、たくあん」と言われていた衣装を着て出てくるくらいだから、ホントにメンタル強いんだろな、この人と思っていたのですが、ありゃ、ただ者ではないですわ。心臓はモジャモジャなはずです。

ただ、気になるのは、やせたというよりかなりやつれた感じがするところです。顔ががおってるし、体もうすっぺらい。
スタミナがないのか、ショート終わった段階での息の上がり方も激しい。これで、フリーの4分半果たして持つのか?というのが気になります。

おまけに、なんだか楽しそうじゃない。生き生きしていない。あんまり滑りたくなさそう。
モチベーションがあんまりあがっていないのだろうか?
二連覇かかってるんですぜ、女王様。
ここは、日本国民の憎まれ役として、もうひと暴れしてもらわないと、盛り上がりません。

今回のフィギュアは、団体戦のあからさまに八百長な臭いがぷんぷん漂う採点とは異なり、男子シングルも女子シングルも、採点はかなり公正だと思います。
スコア観ましたけど、びっくり加点はヨナのジャンプにほとんど3点付けてた人が一人いたくらいで(あれが例の韓国人審判だろう)。

昨日のヨナの演技なら、バンクーバーだと80点超えてたと思うし。
リプニツカヤの点数も、だいたい思っていたくらいのところで出ました。
唯一ソトニコワが本来よりも3、4点高いかなとは思いましたが、開催国のご祝儀相場はどこでもあることですし、履かせた下駄の高さ自体は極めて常識的な範囲ではないかと思うので(私も、70は出るなと思ったし)、ま、不満はありません。

で、今夜のフリーですが・・・
今朝の真央ちゃんショックで、「もう、今夜は観ない」などとドツボで落ち込んでいたのですが、やはり、観ようと思います。
だって、真央ちゃんファンである前に、いちフィギュアファンですから。

そうすると、ショート終わった段階で、とんでもない僅差に3人集まっているこの珍しい状況、メダルの行方を見逃すわけには行かないではないですか!!

ぎりぎり4位のゴールドまでは、メダル圏内と思います。
もちろん、上位陣がそろいもそろってジャンプ半分以上失敗するとかなれば、ワグナー、リプニツカヤまではメダルの可能性があると思いますが。

個人的には希望的観測も込めて、金メダルはコストナーと予想します。
ヨナは、さっきも書いたけど、体力が持たないと思うので、おそらく後半ジャンプでひとつふたつミスをすると思います。
そうすると、ソトニコワの出来次第で銅メダルまで落ちてしまう可能性はあるかなと。ま、メダル圏外はないでしょう。

コストナーも一時期の「ひとつミスやったら他すべてグダグダ」みたいに戻っちゃうと、一挙にメダル圏外もあり得ます。

というわけで、結構目が離せないんだな。

日本人選手について。
鈴木さんは、5位くらいまで順位が上がるようにがんばろう!!
佳菜子ちゃんは、ピョンチャンにつながる演技をしよう!!
真央ちゃんは、とにかく楽しんで終わろうぜ!!

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