2015年3月8日日曜日

関ジャニ∞が(若干)マイブーム。

昨日のまっぴるまに広島から帰ってきて、今日は自宅に引きこもりのハヤシです。
(めったに行かないプライベートの旅行のせいもあるが)旅行の余韻が若干残っています。
厳島神社の迫力…すごかった。
訪れてよかった…

などというやや高尚な始まりであるにも拘らず、タイトルは「関ジャニ」です。

そう。
30代、40代女子にも絶大な人気を誇るジャニーズのアイドルさんたち。
つい先日も、とあるカフェでお茶を飲んでいたところ、後ろ側の席にいた似たような年代の女性二人組が、ずーっとずーっとジャニーズの話をしていました(Hey!Sey!JUMPの話でした)。

妹の職場の30代女性は、嵐の大ファンで、コンサートのために有給をとるほど。
しかも、コンサートの翌日には、買ってきたグッズを部内で回覧に出すという…
同業の先輩にも嵐ファンは数名いて、やはりコンサートに通う、DVDを購入するなどしている。

そういやあ、周りの30代、40代のジャニーズファンは圧倒的に嵐ファンが多いなあということに気が付きました。

40代にとって、懐かしのジャニーズというと、トシちゃん、マッチ、シブがき隊(飛ばしてごめんね、ヨッちゃん)、少年隊にせいぜい光GENJIというところ。
光GENJIが出てきたときは、ずいぶん大人数で出てきたな、と思ったもんですが、今やむしろ大人数グループが主流のジャニーズです。
まあ、これもジャニーズ特有の現象ではなく、昨今に「アイドル」が=「アイドルグループ」を指すみたいな状況ということもあるのですが。

思春期の頃にジャニーズに夢中になったということはハヤシの場合ありませんでした。
中高生のころは、ネタ・知識としてのアイドル話には興味ありましたが、どちらかというと、「アーティストの曲を聴く」方に夢中になってたし、ビジュアル面では、このころからおっさん好き…でしたから…「太陽にほえろ!」に出てた頃の神田正輝とか、「必殺!!仕事人」で「かんざし屋の秀」をやってた三田村邦彦とか…

ただ、ジャニーズ否定派というわけでもなく、かつテレビを見ていると、ジャニーズの露出がやたらめったら高いもんで、見ているうちにちらほらと好きなジャニーズ系アイドルが出てきたわけです。

そういえば、SMAPの森且行くんが結構好きでした。
SMAPって、6人時代から、結構アーティスティックな歌を歌っていて、それもこれも歌唱力が高かった森くんがメインボーカルをはれていたからなのです。
キムタクより、断然森くんがいいと思っていた。
それだけに、やめた時はショックでした。
5人になってから爆発的に売れてきたので(早見あかりちゃんがやめた後のももクロみたいですね)、バランス的にはいなくてよかったのかもしれませんが。

あと、じみーにながーく好感を持って見ているのが、堂本剛くん。
アイドルらしからぬ脱力系のトーク。
「堂本剛の正直しんどい」は大好きな番組でした。
よくわからない異様なファッションセンス、というか美的感覚。
ソロプロジェクトのアーチスト嗜好が高い楽曲も好きです(「瞬き」は購入しました)。
なのに、キンキでパフォーマンスをやるときには、きちんとアイドルっぽく?決めていて、その辺の使い分けにも、なんというか、職業人的なところを感じるのです。

ちなみに、深夜放送で体張ってた頃からゴールデン、プライムに進出してきた頃の嵐は、まあ結構好きでした。別に、松潤きゃー!!、ニノー!!とかいうのは全くないんですが。
「Beautiful Days」とかいい歌があったのもこのころかなあ、と思います。

で、今、なんとなく関ジャニなのです。
まちがいなく、NHKの「明日はどっちだ!!」の影響です。
観てない人のためにいうと、この番組は、ドキュメンタリーに類する(属する)もので、各分野の一線級に届かずにもがき続けている若者の姿を数回にわたって追って、応援する番組です。村上くん、横山くん、渋谷くんの3人が、トークの掛け合いで番組を進行しています。

関ジャニ(特にこの3人)は、全国規模で売れるまでにかなり時間がかかった苦労人の集まりで、特に渋谷くんなんて、ジュニアのころは「東の滝沢、西の渋谷」なんて呼ばれていたのに、その後迷路に入り込んで、一時ほとんど露出しなくなってしまったほど。
そういう「苦労によって作られた厚み」を感じさせつつ、決してそれをひけらかさずに、時折ボケをはさみつつ、優しい目線で、もがき続ける人を見守る姿が、「まだ30代の前半なのに、やるねえ」と思わせるわけです。

そのうち、たまに「仕分け∞」なんかも観たりするようになったのですが、観てたら、目立たないけど?、丸山くんも、安田くんも、普通に面白いじゃないかと気付いたりして。

そして、もう10年近く前だろうか。ジャニーズの年越しカウントダウンで、すしの着ぐるみに身を包み、一生懸命「スシ食いねえ!!」を歌っていた姿が今でも思い出される。

もう、ジャニーズのグループの中では、経験もかなり上だし「売れている」という点でも、余裕を見せてよさそうなポジションにも思えます。
が、なんとなく、今でもあのすしの着ぐるみを着ていたころのメンタルのまま、「関西出身のエンターテイナー」という立ち位置でいるように思う。
そこが、それまでのジャニーズアイドルにない独自の雰囲気を醸し出して、「なんか、いいなあ」と思わせるポイントになっているような気がするのです、ハヤシ的には。

ちなみに、個人的には渋谷すばるくんが、一番いいかなあ。
何がって、雰囲気が。関ジャニ以外のグループには、入れなさそうですよね。なんで、この人、ジャニーズなんですか?という。
そういう意味では、「好きだな」の理由は、堂本剛君と同じだったりします。

本名でやってるFBなんかの友人には、音楽通を自称する同年代の男性が、ジャニーズアイドルのことを「ジャニタレ」などと揶揄してたりするのですが、こういうこと言ってる時点で、この人駄目だな、音楽通なんてまゆつばだよな、と思ったりする。

イケてるメンズにたいするひがみ丸出し、いいものを正面から受け止めて聞けてないことの証拠、だと思うわけです。
ジャニーズに限らず、アイドルの表現力って恐ろしいものがある。それを一番わかりやすく表現してくれてるのが、たぶん、ベビーメタルだと思うのですが。
トシちゃんから、Sexy Zoneに至るまで、ジャニタレだって、いい歌たくさんありますよ。
好みの問題はあるけれど、「ジャニタレ」なんぞと侮ってはいけないのです。

最後になりますが、すばるくん初のソロシングル「記憶」は、詞もメロディーもアレンジも個人的にすごーくいいと思う。
ただ(まあ、映画との関係で難しかったのかもしれないが)、歌い方は、あそこまでシャウトな感じじゃなくて、も少し抑えたほうがよかったかな。その方が歌の持つ悲しい世界観が、より際立った気がします。

いや、素人のくせに生意気ですが。

というわけで、関ジャニさん、これからも、じみーにながーく、こつこつと応援していきます。
嵐やスマップみたいな大御所感、出さないようにしてくださいね。




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