2016年7月18日月曜日

真夏の夜のフィギュア三昧。

暑い!

西新井での仕事を終えて、ちょっくら銀ブラしようと考えているハヤシです。

昨夜は、土曜日の飲み過ぎが祟ったのか妙に眠く、日付が変わる頃にベッドに入りました。

が、なんだか眠くない。
目が冴えてる。

そこで、youtubeで、フィギュアスケートの動画でも見ようか、とアプリを開きました。

まずはジェイソンブラウン。
昨シーズンは、故障で後半出ておらず、消化不良。
ショート、フリーとも、スケートアメリカの演技を鑑賞。やっぱり昨シーズンのフリーはいいわあ。

次にマッチー。
引退シーズンのショート。ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲。
もう、衣装といい、振り付けといい、薔薇背負って出てくる昭和の王子様の雰囲気がサイコーです。

コレもスケートアメリカですが、解説がやたら爆笑してるのが気になる…

で、その後なんと、この投稿者、2008年の真央ちゃんのショートをくっつけているのです。
同じ曲を真央ちゃんがどう演じていたかの比較。
大会は、世界選手権。そう、真央ちゃんがコーチ不在で臨んだ大会です。

私の記憶の中では、真央ちゃんのプログラムはイマイチ…だったのですが、改めて見ると、少女のピュアな気持ちが満載で、なかなか良い…これ、も一回やってくれないかな、真央ちゃん…

その後は、宇野くんのトゥーランドット。いや、凄い。
何が凄いって、表現力云々とかじゃなく、内面からにじみ出る迫力です。あの歳にしてこれが出せるのか…

そして、オーラスは伊藤みどり。
世界選手権で女子史上初めてトリプルアクセルを決めて、日本人として初優勝したあの大会です。

ジャンプがびっくりするほど高い…
すべてのジャンプに重さがない…
ステップ踏んでないんじゃ…いや、いいんだ、そんなことは!

いや、この時代凄いのは、採点出るのが早いのよねー。
伊藤みどり、まだリンクで観客に応えてる最中に得点表示されてるのです。

今じゃありえない。
如何にいい加減だったか、6点満点の旧採点方式!

解説も実に牧歌的で、ジャンプの種類なんて、冒頭の、ルッツ、アクセル、フリップしか言わない。

どんな技やっても、綺麗ですね、よくなりましたね、クリーンですねぇ…

かなり善意に解釈すれば、伊藤みどりが最先端過ぎて、そして日本人初の金メダル候補として解説者も舞い上がりすぎて、北島康介さながら、なんもいえねー状態になってしまったのかもしれません。

しかしさ、伊藤みどりは、とんでもない選手で、確実に女子フィギュアの世界を変えたのだけれど、今の時代で同じ活躍げできていたかと言われたら、おそらくノーなんでしょうなあ。

今のフィギュアは、欠点がない、つまり全ての要素においてある程度のことができた上で、強力な武器がないと、上に行けない。

伊藤みどりみたいに、ほぼほぼジャンプしか取り柄がないと上には行けないはずです。

ま、男子だったらね、まだ金ちゃんみたいな子が頑張れる風潮があるんですが。

しかし、それにしても、この先、フェンス越えするくらいの高いジャンプ飛べる女子選手なんて、出てこないんだろうな。

やっぱり、みどりちゃんは、伝説です。

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