2020年12月10日木曜日

HSPらしいです、私。

 平日のこんな時間ですが、ちょっと時間が空いたので、短めの独り言をひとつ。


最近巷で割と聞くようになった、HSP。

「繊細さん」などと呼ばれている気質ですが、先日かなり詳細な質問項目の診断サイトがあったのでやってみました。

結果は、ずばりHSP(中)。繊細さんでした。


2回試してみたけれど、どちらも結果は変わらず。

数値的にもほぼ変わらず、という状態でした。


薄々そうじゃないかと感じてはいたのですよね。


子供の頃から神経質な子だと言われておりました。

他人が気にならない小さな音までやたら気になるタチでした(最近は少しマシになった)。

5歳の時に幼稚園が嫌で円形脱毛症になりました。

人混みは苦手。

大人数の宴会も苦手。

他人とベタベタ付き合うのも苦手。

1人の時間が好き。

満月恐怖症でもあります(赤くて大きい満月が出ていたら逃げたくなるくらい怖い)。


自分は人とちょっと違うな、という感覚は特に思春期頃から強く持っていて、単にへそ曲がりで協調性がないだけなのかな、とも思っていました。


が、どうもそうではないようで、HSPというものに分類される繊細な気質のようです。


これからきちんと本を読んで勉強していこうと思いますが、HSPは、発達障害との区別も問題になるそうです。


前にこのブログで書いたかもしれませんが、、私は3年前くらいに検査を受けていて、注意欠陥障害(多動はない)の境界領域の数値が出ていたことがありました。


軽い発達障害があるらしいという認識でいたのですが、その結果と今回の結果は矛盾しないのかなということも若干気になります。


また、HSPも発達障害も適応障害やうつ病になりやすい傾向にあるとのことで、お医者様に適応障害と診断されている私は、その点からも「うーん、やっぱりそうか」と割と合点がいってしまっているわけです。


なんというか、自分のアイデンテティの確立というところで、私は、寄って立つ自分の芯みたいなものが、いまだに捉えきれずにいました。


ごまかしごまかしなんとかここまでやってきて、それなりに生きてこれてはいるのですが、このコロナ禍の中で、なんとなく気持ちが内向きになり、自分と向き合う時間が増えてしまったので、最近余計に、自分の芯がわからないことに、そこはかとない不安を覚えていたようなところがあります。


もう50を超えているというのに。


そんななか、HSP(中)という診断結果は、医者が正式に下したものではなく、単にネット上の項目で当てはめていっただけのものではあるのですが、「ああ、そうなのか、そうだったのか」と、自分に若干の安堵感を与えたもののように思います。


かなり昔に、自分探しは自分が苦しくなるだけなのでやめにしようと思い、司法試験を再度受け始めたころから追求してはいませんでした。


そのことについては失敗だったとはつゆほども思っていないけれど、その結果、自分の芯を捉えきれない人生を歩むことになり、定期的に不安定な状況になってしまったようにも思います。


HSP。

軽い発達障害。


このふたつ、自分の人生後半を生きやすくするために、もしかすると重要なワードになるかもしれないな、と思うのです。


さて、そろそろ気持ち切り替えて、午後の仕事に行きたいと思います。





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