2022年5月22日日曜日

まだまだ手探り?再開後の転職活動

 3日ぶりに良いお天気の東京です。

布団干して、コンビニに行きがてら、うちの近所に生息している鳩さんや地域猫さんの様子を眺めたりして、静かに過ごしています。


さて、前回の投稿で、転職活動を再開したことを書きました。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2022/05/Tenshokukatsudosaikai.html


こちらの投稿にも書きましたが、開始した後、札幌の弁護士の友人から、3つオファーのお話をもらい、それ以外にも現時点で3つほど話がある状況です。


とはいえ、入所後の具体出来なイメージができているところは1つ。

ここは、来月事務所を訪ねて、詳しい話をいろいろ聞いてくることになりました。


それ以外に2つの事務所について、代表弁護士や所属弁護士と直に、あるいはオンラインで話をしたのですが、感想を一言で言うと「うまい話ってないのね」というところです。


まず1つめ、所属弁護士と直に会ったとある事務所。

こちらは、地元で著名な政治家も輩出している古参の名門事務所です。

そこから話が来たときは、浮かれるまではいきませんが、「ほほー」と思ったものでした。


が、蓋を開けてみると…一言で言えば、「年老いた親の面倒を子らが見ている時代に取り残されている事務所」でした。

事務所所属の弁護士の多くは、元政治家とその兄弟そして弁護士になったその子ども。

事件は、子どもと親が組んで担当する(子が親の給料を出している組み合わせもあり)という状況。

そして、このご時世、事務所ホームページがない…

SNSやっている弁護士もいない、ポータルサイトに広告出している弁護士もいない。

当然のことながら、私のSNSやブログに関しても、ちょっと緊張感がある姿勢…なわけです。

ネット集客という感覚も全くない。


この状況だと、事務所経由で仕事がもらえることは期待できないし、ネット集客の方もいい顔してもらえないということになると、私、枯渇することが必至なわけです。


面談の最後に「こちらでまた検討して、申し訳ないけれど今回は…という話になる可能性もあります」と言われましたが、私の方も「よほど行くところに困らない限りは、お断りする可能性が高いです」という感じで(もちろんこのときは言わなかったけれど)、終了しました。


正直、ここしか行くところがないのであれば、いきなり独立してもそんなに変わらないかもしれません。


2つめ。こちらは、司法修習の同期が所長をやっている事務所で、札幌以外の地方都市に本店があって、札幌に支店があるところ。

札幌支店長を探しているということで、オンラインでつないで話を聞きました。


こちらの話は当初魅力的だなあと思ったのですが、札幌支店というのが「ボッチ」なのです。

事務員もいない。

事務作業や不在時の電話対応も、本店の方で統括してやっているのだそう。

本店の方に札幌の仕事も来るし、売り上げの収入配分の話なんかもクリアで、稼ぎは若干減るかもしれないけれども、経済的な面では極端に悪いことはない。


出社時刻も自由。SNSやブログ、ネット集客も自由という意味では、非常に魅力的な話ではあります。


が、引っかかるのは「ボッチ」ということなんですよね。

これは、所長も心配してくれていたところで「せっかく札幌に帰ってくるのに、いきなりひとりぼっちというのはどうかなと思うんだよね」と言ってくれてました。


で、「なぜ札幌支店長が今必要なのか」というと、現在の札幌支店長が6月末に退所するそうで、その後任が欲しいのだとか。

結構前から後任探しのために求人も出していたのだけれど、全く手が上がらず、仕方なく支店は一旦閉鎖することを決めたそうです(とはいえ、札幌の仕事はそこそこあるので、小さなオフィスを借りることにはしたそう)。


なので、私が仮に支店長になると、札幌支店再開、新たにオフィスを借りる…ということになりそうです。


「支店長ボッチ問題」って、大手事務所の札幌支店でも割とよくある話で、まあ、気にするかしないかというところかなとは思うのですが、「いきなり自分でやらずにまずは既存の事務所に入ろう」と思った動機の1つが、「札幌のやり方を身につける」というところにあることを考えると、ちょっときついかなというのが本音です。


あと、収入という面では、自分の欲しい額に届くように仕事をするには、本店の仕事も担当する必要があって、そうすると週に1回本店に出向かなければなりません。

特急で1時間40分かかるところなので、東京の感覚で言うと、週1で名古屋に通うイメージ。

それはそれできつかろう…


というわけで、さっきの事務所から見れば月とスッポンとは言え、両手をあげて「入らせてください、お願いします!!」とは言い難いのです。


来月訪問することになっている事務所は、札幌の法律事務所密集地からは離れているところにあって、西方面の地域との密着を謳っています。

仕事内容も、今の事務所でやっている仕事と結構かぶる感じで、行けば仕事自体は結構できるかなと思われます。

また、事務所からふられる事件をやっても、個人でゲットした事件をやっても、定額で月ごとに入れる事務所経費以外は入れずに丸取りしていいというシステムも嬉しい。

しかも、最初の1年は事務所経費入れなくていいですよ…って言ってくれてるんですよね。

SNSもブログも個人の自由でどうぞでしたし。


現在弁護士3名体制で、所長の先生(とはいえ私より下の期の人ですが)とそのお父さんで元裁判官の弁護士ともうひとり、そのほかに事務員が2名(うち一人は元裁判所書記官)というメンバー構成とのこと。

所長がお父さんに給料を出しているそうですが、事件自体は、みんな個別に担当しているそうで、しかも、今所長の下で働いている弁護士は、私の得意分野の離婚とかをやりたがらないらしい…ということで、事件はある程度来るかな…という見込みがあります。


所長の先生とは、現在、Facebookのメッセンジャーとお電話でしかやりとりしていないのですが、人柄はとても良さそう。


なので、現時点ではこちらの事務所、第1候補かなあという感じです。


引っかかっているのは、朝9時集合が原則ということと、事務員のひとりがあまりまだ仕事に慣れてなくて、弁護士の負担が重くなりそうということ。

今の事務所は、事務員がかなり出来が良い人ばかりの上、システマティックに動いてくれてすごい楽なので、ちょっと慣れるまでに時間がかかりそう。

まあ、自分一人で事務所やっていたときは、ぜーんぶ自分でやっていたわけだし、事務員の出来が悪いことも過去あったので、まあ、ここは大丈夫かなとは思っているんですけどね。


朝早いのがきつい…それだけがネックだったりします(これも慣れなんだろうか)。


これ以外に、今現在3つ話があるあるのですが、うち1つは、ホントにやる気ある?って感じで、正直あまり当てにしてません。

残り2つのうちの1つは、札幌の地場の事務所の中では規模がかなり大きいところで、そこの所長の先生とも知り合いです。

実は明日その先生が札幌に出張で、合間に会うことになっています。

本命のひとつだったりするので、どんな話が出てくるのか、ちょっとドキドキです。


最後のひとつは、転職エージェントが紹介してくれた大手?の事務所で札幌支店の採用になります。こちらは来週東京で面談予定。


まだまだ、先がどうなるかわからない転職活動。

しかし、今度こそ、あたしゃー札幌に帰る。

あとは、私の覚悟次第。


というわけで、続くのであります。









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