2025年6月16日月曜日

発達障害の診断にこだわりがなくなった私と転職活動の進展?

 昨日の日曜日は、日ハム命の友人と一緒に広島カープとの交流戦を観戦して来ました。

詳しくはアメブロの方に書きましたが、7点差を9回裏に追いつき、10回表は三者三振、その裏に先頭打者の田宮が劇的サヨナラホームランを打って、大興奮しました。

そしたら今日は朝から激しい頭痛と疲労感満載で、昼過ぎまでまともに動けませんでした・・・

現在はまあまあ回復しています。そんなわけで、本日更新となりました。


さて、私の発達障害問題ですが、結論から言うと、現時点ではこだわる気持ちがほぼなくなりました。

やはり大きかったのは、いつものかかりつけの医師とは別の医師に「傾向はあるのかもしれないけれど断定できない」と言われたことです。

その後色々と考える時間がありましたが、「そう言うことならもうHSPってことでよくないか?」と思ったりしました。


実は、医師に母親のことを言われたのをきっかけに、自分が「アダルトチルドレン」に当たるのでは?と思い、そちらの方をウェブ上でチェックしたりもしました。

*前回投稿はこちらからどうぞ*

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/06/Hattatsushogaiandmyconditionandtenshoku.html


アダルトチルドレンについては、自分の特性に関するチェック自体ではひっかかるのですが、背景事情が全くひっかからない。

本来のアダルトチルドレンは、親から虐待されたとかネグレクトされたとか、親がアル中とか薬物依存とかそういう激しいご家庭で育った人を指すらしいのです。

確かにうちの母親は、問題がない母親ではなかったと振り返ってみて思うのですが、はっきり言って問題がない母親はうちの母親だけではなく、おそらく世の中にかなり多くいると思うので、まあこちらも断定できそうにないなという結論になりました。


そして、決め手になったのは一昨日のことです。

一昨日は、午後イチでカウンセリングに行き、その後美容室で髪を切って来たのですが、カウンセラーと美容師さん、どちらからも「ハヤシさんは病的な人ではない」というお墨付きをいただいたのです。

あとで書きますが、絶賛転職活動中の私は、昨日は主にカウンセラーと、転職活動にまつわるあれこれを話していました。その最中に「やはり病的な感じはありませんよね」と断言されました。

また、もう35年以上の付き合いの美容師さんは、双極性障害で自殺未遂や自傷行為を繰り返す知り合いの話を引き合いに出して、「ハヤシさんの目は病気の人の目ではない」と言いました。


こういう客観的に「あなた病気じゃないから」というコメントをもらって、自分を障害や病気の方向性でレッテル貼りするのはやめようと思いました。だって違うんですから。

あえて自分にレッテルを貼るとしたら、「病気じゃない人」ということになりましょうか。

確かに神経質で不安体質で落ち込みやすいけれど、それはそういう気質なだけで、「もうそういう体質なんだからある程度浮き沈みがあるのは仕方ないと割り切る」という方向性で生きていくのも悪くないかなという気がしてきました。


現在、転職活動に没入していて、気持ちがそっちに行っているのでどうでも良くなってきたとも言えるのかもしれませんが、逆に言えば、その程度のことで悩みが解消される自分ではあるのですから、それはそれで悪くないのかなと思えたりしています。


今週もう1回、発達障害のことを相談したクリニックに行きますが、今後も通い続けるかどうかは、その時の状況次第かなと思っています(クリニックの雰囲気はとても好きなので、こちらに転院するのはアリかもとは考えていますが)。


さて、転職活動についてです。

下手な鉄砲数打ちゃ当たる方式になっています。

と言うのも、50代の転職の方法についてちょっと勉強したりもしたので・・・

とある転職メンターの無料相談を受けて、50代の転職の成功確率が10%ちょいであることがわかりましたし、履歴書や職務経歴書もそれなりに作り込む必要があることもわかりました。

そこで、自分で設定した条件(市内で働ける法律事務所か、フルリモート可能な会社あるいは法律事務所)にある程度条件が適っていれば、エイヤで応募してしまう、ということにしました。応募に関して、深く悩むのをやめました。

また、職務経歴書や履歴書も見直しました。

どうやら、職務経歴書の冒頭に書く「職務要約」というのがかなり重要らしいということがわかり、お友達のChatGPT君に作ってもらった他、履歴書と併せて、ココナラで探した方に5000円で整えてもらいました。

こちらまだ個人情報を入れたものが完成していないので活躍していませんが、最終的に体裁を整えたら、頑張ってもらう予定になっています。

ただ、GPT君に作ってもらった職務要約を利用したところ、新たにスカウトから声がかかったりしたので、ここの対策をしたのは正解だったような気がしています。

また、次の土曜日の夜には、とある事務所の代表とオンライン面談があります(なんと2時間)。どういう話になるのかわかりませんが、気を抜かずにやっていこうと思います。


実は、昨日カウンセラーと話をしている最中に、「独立を視野に入れた動き」も活発化して良いのだろうなとも思いました。

カウンセラーと話していて気づいたのは、独立して安定的にやって行くためには、単価が小さい事件をたくさん受けられる体制を整えるだけでなく(それだと行き当たりばったりになって以前のようなことになってしまう)、まともな収入がある程度定期的に入ってくる「太いパイプ」を作っておくことも大事ということでした。

そして、フルリモートの企業の中には、「雇用」ではなく「業務委託」としているところもあるので、そういうところであれば、自分で自分の事務所を持ちつつ、企業から「太いパイプ」として仕事を受ける可能性も残されているかもしれない、とも思ったのでした。


そういえば、カウンセラーから「転職活動はストレスになっていないか」と聞かれたのですが、私の答えは「なっているのかもしれないけれど自分では感じていない」というものでした。

私は子供の頃からそういう傾向があって、何かに向かって一心に向かっている時には疲れなどをあまり感じずにやれるのだけれど、それが終わるとガタガタと体調を崩すのでした。

そのこともカウンセラーに伝えたところ、「じゃあ、転職活動が終わったら、また自律神経が崩れたりするかもしれませんねえ」と言われました。

そして、「あるところでは感覚が鋭いけれど、あるところでは感覚が鈍い傾向にあるんでしょうね」とも言われたのでした。

人のことはよくわかるけれど、自分のことはよくわからないのは、子供の頃から変わっていません。そういうことを言語化するとこうなるのかと思い、話を聞いていたのでした…


本音は、自分の事務所を立ち上げたいということに尽きます。

その本音をカウンセラーの前で言ってしまったことによって、今その気持ちがとても強くなってしまいました。

ただ、東京で最後にいた事務所は、自分の事務所ではなかったけれど、とても生き生きと楽しく仕事できました。

「自分の事務所でやりたい」=「自由にやりたい」ということなのであれば、自由にやらせてくれる人様の事務所や会社に入るのもアリだよなと思っています。


そういうところを探すか、自分でやれるように「太いパイプ」を構築するか、どちらかにはなるように、とりあえず諦めずに転職活動していきます。

おそらく転職活動としては最後になるはずですので。

今回どこかに入ったら、次はもう「自分でやる」しか選択肢はなさそうだと思います。

そして、それを失敗したら、私の弁護士人生なんだったんやということになりますので。


では、本日はこの辺で。

来週は、2時間の面談のご報告ができると思います。









2025年6月8日日曜日

発達障害診断のために新しいクリニックに行って来ました+先週の体調と転職活動

6月8日日曜日。

先ほど本日はじめてテレビをつけました。見ているのは日ハムvsDeNA。来週エスコンに観戦に行くので、若干予習でもしておこうかと思いまして。


さて、先週の投稿では、知り合いの医師に紹介されたクリニックの予約が取れたことや頭痛がひどいことなどについてお知らせしていました。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/06/Hattatsushogaiandmentalfucho.html


6月4日水曜日に、クリニックに行って来ました。

そこは、私が今まで行ったことがない雰囲気の心療内科・精神科でした。

広々として、とても静かで、患者同士の距離がとても保たれています。


受付をして問診票を提出し、少し待っていると、まずソーシャルワーカー(精神保健福祉士)の女性が私に声をかけてきて、最初にお話を聞きたいと言って来ました。

とてもソフトで感じの良いそのソーシャルワーカーに、私はこれまでの自分の話を記憶にある限りお話ししたのでした。

そして、どうしてこのクリニックに来たのかと問われ、知り合いの医師の紹介だと答えました。「札幌ならここ」と言われたことを伝えました。

そうすると、そのソーシャルワーカーは、とても申し訳なさそうに、多分以前いた医師のことを言っているのだと思うと言いました。

私もそれは予想していたことでした。

実は、受診の2日ほど前に知ったのですが、このクリニックで発達障害の診断を主にしていた医師が、3月に退職して郊外(札幌から通うのはかなり辛い距離のところ)に行ってしまったのでした。

もちろん、今いる医師も発達障害を診ることはできるのでと言われ、私は彼女との話を終えて、また少し待ちました。


診察室の前で待っていると、私の前の患者を呼びに男性が出て来ました。

60代の後半から70歳くらいかなあと思われる穏やかそうな男性でした。その人が医師でした。

20分くらい待って呼ばれて中に入りました。

入って程なくして、彼が言ったのは、「もうあなたの年齢になると発達障害の診断は難しいんですよね」ということでした。

理由は、「親御さんが歳をとっていて、子供の頃のことを覚えていないから」ということでした。

色々と質問されて答えていったのですが、初診時点での回答は、「自閉症スペクトラムの傾向はあるけれど、はっきりそうだとは断定できない」ということでした。

理由としては、まず、引きこもりがち、1人が落ち着くというところは発達障害の傾向を窺わせる、けれども、問診票に書いた子供の頃のエピソードに発達障害的な特徴が見られない(薄い)ということ、社会的に一応適応はできているということのようでした。

ただ、あくまで「(初診である)今日の時点で」という言い方で、今後話をしていくうちに、検査の必要性なんかを感じるかもしれないということを言われました。

たくさんお話をしました。診察室を出たのは、1時間近く経った頃のことでした。


医師の言葉で印象的だったのは、「お母さんがもう少し配慮してくれればよかったかもしれない」「中学の時のいじめが今のあなたに大きな影響を及ぼしているように思う」ということでした。

後者は、自分でもそう思うのですが(私がとりわけ1人を好むようになったのは中学の時のいじめが明らかに原因なので)、母のことを言われたのは意外でした。

というのも、母親は、おそらく、子供である私や妹にとって「いい母親」と社会的に評価される人であっただろうと思うからです。

専業主婦で、子供の世話を甲斐甲斐しく行い、(一見)子供の話はしっかり聞いてくれる。そういう親でした。勉強には少しうるさくて教育ママっぽいところがあり、喧嘩になると手が出たりしましたが、俗に言う「毒親」とか「虐待親」とかではなかったと思うのです。


おそらく、医者がそう思ったのは、私が「中学の頃にいじめられていたことを自分は親に伝えたのに、大人になってから『知らなかった』と言われた」ということ、「小学生の頃から学校の成績は(凸凹はあれど)良かったので、それでなんとなく許されていたところがあった」ということ、「電話で話すと一方的に自分の言いたいことだけ言ってくる」ということを話したのが理由だと思います。


私も若い頃の細かい記憶はもう薄れて来ているのですが、うちの母は、私をありのままに見てはいなかったし、今は尚更子供の頃のことが脳内で美化されているような気がします。


私は確かに全体的には学校の成績は良かったけれど、前にもこちらで書いた通り、できることとできないことの差がかなり激しい子供でした。

小学生の頃も、たとえば算数の文章題は得意でも単純な計算問題でポカッと点数を落とす子供でした。社会科も苦手でした。

運動神経は良くなく、ただ走るのが少し早かっただけ。バレーボールやマット運動は超苦手でした。特にスキーは下手くそすぎて、低学年の頃、「下手くそな子の特別班」に入れられていたくらいでした。

絵は得意だけど、手先も不器用で、図工の時間に作ったステンドグラスは、ノリでくちゃくちゃになってしまいました。

だけど私は、体がデカくて目立つタチで勉強はまあできていたので、そういう「できないこと」に実は悩んでいるということを、周りにあまり理解してもらえず、親も例外なくそうだったりしたのでした。

10年かかって弁護士になったことで、親はさらに私の過去を美化してしまったのだと思います。「マイナス要素」だったものはなかったことになり、私が心ひそかに悩んでいたことは、どこかに消し飛んでしまいました。


しかし、「得意と苦手が激しい」そして「友達を作るのが苦手」というこの2つは、少なくとも自分的には、幼い頃からの自分を語る上で欠かせない要素なのです。

医師の言葉は、自分が今苦しんでいることの原因が発達の問題よりも、生育歴にあるのかもしれないと思わせるものでした。


診察が終わった後、また、ソーシャルワーカーが私のもとにやって来ました。

医師と話してどう感じたかと聞かれました。

発達障害については、傾向はあるかもしれないけど断定はできないと言われました、と話したところ、今日でこちらのクリニックに来るのはやめるか、それとも次回もまた来てみるか、と聞かれました。

私は、確かに発達障害の話にはなりにくいのかもしれないと思ったものの、医師の感じは嫌いではなかったし、初回で判断はできないと思いました。

そこで、次回の予約を取りたいと伝えました。

ソーシャルワーカーは、もし発達障害の診断をしてくれる他の病院に行きたければ、紹介状も出せる、みたいなことを言ってくれました。

そこで、6月18日に次回の予約を入れることとしました。


もしかすると、医師と話しているうちに「発達障害」の診断をつけることに自分自身がこだわらなくなるかもしれない、という気がしていたのでした。


クリニックに行く前は、「発達障害のレッテルを貼ってもらおう」ということに必死になっていましたが、不思議とその気持ちは、今少し薄れているのでした。

飄々とした感じのあの医師、実はなかなかのやり手なのかもしれません・・・


さて、話は変わりまして、私の体調と転職活動についてです。

実は、嘘みたいに頭痛が良くなりました。

先週は、カロナール1回しか飲んでいません。

やったことは、朝歩いて職場まで行くこと、これだけです。

これだけで、本当に頭痛が良くなりました。

「健康のために歩くといい」と言っていた整骨院の先生にこの話をしたところ、「おそらく全身に血が巡るようになったからではないか」と言っていました。

歩くのって全身運動らしく、予想以上に健康効果が高いようです。

ただ、昨日ちょっと調子に乗って1万歩近く歩いたら、腰とお尻が死にました・・・

歩き方が悪いのか、運動不足なのか・・・


そして、転職活動ですが、地味に続けています。

実はちょうどクリニックに行った日の夕方、とある法律事務所の法律ライター職の件で、オンライン面談をしたのですが、悪くない感触でした。

それ以外にもフルリモートフルフレックスの求人にいくつか応募したり、自分がすでに「シニア」であることを自覚して、50代以上の転職専門サイトに登録したり、動いています。


もう今回は、諦めて「現状維持」に落ち着くことはしないようにしたいと思っています。どういう形になってもいいから、働く環境を変えることを強い意志でやり切りたい。

道が険しいのはわかっているので、気力を切らさずに頑張ります。


ちょっと余談なのですが・・・

うちの職場って、女性が多くて、多分30人以上いるのですが、うち3人が「ポチャ」をはるかに飛び越えた「樽」のような体型なのですよね。

別に太っている人を差別する気持ちはないのですが、そういえば、同業女子って、ぽっちゃりさんはいるけれど(少なくないけれど)、樽系女子はいないなと思いました。

個人的に、(アメリカっぽい考え方ですが)体型を維持できない人って自己管理ができない人だと思っています。もちろん、病気や薬の影響で太ってしまう人もいるので、一概にはいえませんが。

うちの業界の女性陣は、飲食の機会が多くて、好きなだけ飲み食いしていても、結局はどこかで自己管理ができている人が多いんだろうなと思います。

つまり裏返せば、うちの職場の女性陣は「自己管理できない」類の人がそれなりにいるということなんだろうな、そりゃあもう私ストレスも貯まるよななんて思ってしまいました。


ヤバい発言ですが、あえてはっきり言うと、知性と体型はある程度連動すると思っています。

「ぽっちゃり」でいることと「樽」になることの間には、雲泥の差があると言っても過言ではないでしょう。


本日は暴言で締めたいと思います。ではでは。










2025年6月1日日曜日

体調不良と精神不安定でしんどかった1週間。今週いよいよ発達障害診断に向けて本格スタート?

2025年6月1日日曜日。今年もはや6月です。

今月は誕生月で、後19日で56歳になります。

アラカンになってまだこんなしんどい思いしている私ってなんなんかなと思う今日この頃です。


さて、先週はひとまずオンラインで発達障害の診断を受けてみようと、相談を受けたのですが・・・

これがなかなか胡散臭げなところでした。

話を始めて20分で「軽症の自閉症スペクトラム」と診断されたのです。

その20分の間に突っ込んだ話をしたのであれば、それはそれで納得できたかもしれません。

しかし、もはや何を話したかも印象に残っていないくらい普通の話をした記憶しかありません。

次回からもう少し詳しい診断をしていきましょうと言われて、1回目は終了となりました。

とりあえず一旦2回目の予約を取ったものの、不安になった私は、発達障害を持ちながら大学で教鞭を取る友人に軽く報告。

そうしたところ、「その診断、信用できるんかな」と一言。やはりそうだよねと思い、2回目の予約はキャンセルして、他の病院をあたることにしました。


仕事関係で知っていた東京在住の精神科医にお薦めされたクリニックに電話してみたところ、翌日正午から次週分の予約を取ると言われました。

Googleの口コミを見たら、予約の電話はかなり繋がりにくく、電話をかけまくることになるということだったので、私は翌日、11時半過ぎから昼休みに入り、正午と同時に電話をかけまくり始めました。

午後の予定の関係でタイムリミットは12時半頃だったのですが、なんと12時10分過ぎに病院に電話がつながりました。

おそらく看護師さんなのか、丁寧にヒアリングしてくださって予約を取った後、自宅に問診票を送ると言われました。

問診票はすでに届いていて、中身は子供の頃から大人になるまでのことに関する概要調査みたいな感じでした。

予約は6月4日の12時に取ったので、仕事を中抜けしていきます。

最初は予診があって、その後お医者様の診察があり、必要があれば検査をしましょうということになるようです。

今のクリニックからの転院は無理に勧められませんでしたが、当然のことながら、視野に入れています。そんなに遠いところでもないですし。

ここがダメでも、7月に別な病院を予約しているので、事と次第ではそちらに行くという方法もあります。少し肩の荷を下ろして行って来たいと思います。


このような展開があったのが月曜から火曜の週前半にかけて。

これだけ聞くと、なかなか良い週だったのでは?と思われるかもしれませんが、実はタイトルにもあるとおり、体調不良と精神不安定でしんどい1週間でした。


まず、毎日頭痛がおさまらない。以前内科から処方されていた漢方は全然効かないので、服用するのをやめました。

頭痛はウィークデーは毎日あって、ひどいか軽いかの違いしかありません。

朝からひどければ、起き抜けにカロナールを飲みます。カロナールは飲み過ぎると肝臓の数値に影響するらしいので、あまり頻繁には飲みたくないのですが、どうしても我慢できない時は1日2回飲むことも。


また、体も疲れやすく、たいした仕事もしていないのに、帰宅後家事をしてシャワーを浴びる前に起き上がれないことも少なくありませんでした。


おそらくストレスの問題なんだろうと思います。今の事務所で今の勤務を続ける限り、私の体調不良は治らないのではないか。そう思うと、とても絶望的な気分になりました。

なんで今の事務所がダメなんだろうということを考えたのですが、出勤時間が早い、お偉いさんが来るたびに飲み会の席が設定されて面倒臭いということの他に、「本来法律事務所にいちゃいけないレベルの能力の人ばかりいる」ということが要素として大きいんだろうなということに思い至りました。

しかもそういう人が、「オレ仕事できるし」みたいな顔してのさばっているのがもう我慢ならんというか。


みなさんお分かりにならないと思うのですが、法律事務所の事務職員というのは、一般の事務の他に、裁判所や相手方、その代理人に対応するにあたっての特殊な業界のルールを理解している必要があります。

裁判所や相手方に書面を送るにしても、添付しなければならないものがあり、独特のお作法もある。

私はそういうことは割と「ゆるい」方ではあるのですが、全く知らない人間が、事務所内で「法務」として、法律事務の端くれ的な作業をやるわけです。

裁判所にファックス送るときに送信文書もつけなかったとか、相手方に書面送るときに受領書を同封しなかったとか、事件のファイルは整理されてなくてグチャグチャとか。

あと電話があったと言って伝言残すのに、相手の電話番号書いていないとか。

お詫びの書面で、相手方を「貴殿」と呼称しちゃうとか(これ、「貴様」と大して意味が変わらないので注意した方が良い)。

私からすると、「バッカじゃねえの」「なんでこんなのが法律事務所で働いてるの」という気持ちで満ち満ちてしまうのです。

自分が教育してなんとかできるなら良いのですが、法律事務所の職員とて同じグループの傘下にある別な会社との間で異動の可能性があり、「法律事務所プロパー」でやり続けてもらえる人はめちゃくちゃ少ない。なので、教育したところで入れ替わっちゃって元の木阿弥になるのです。


個人の事件は全然やりたい放題なので、そういうものをガンガンぶち込んで、事務所にいる時間を少なくしてしまえば平気になるかもと思い、私も、外に気持ちが向くよう、色々頑張ってはみました。

が、しかし、事務所の「所長」という立場であるが故、事務所の仕事を任されたり、事務所の件で相談や報告を受けるシーンも多く、そうするともう事務員の能力不足やそれを教育できない事務所の体制とぶつかって、精神的に疲弊するのです・・・


これまで転職ばかりを考えていて、今も一応転職活動はしているのですが、先日、もうひとつの選択肢が私の頭の中に浮かびました。

それは、体調不良を理由に、リモートワーク中心にできないか事務所のトップに相談するということです。


弁護士業界全体から見てどうかは分かりませんが、少なくとも私にとって、今の給料+ライティングの報酬というのは悪くありません。

そして、事務所は、弁護士の「名前」が欲しいので、どういう形であっても、いてもらえるならそうして欲しいと考える可能性が高いのではないかと思うのです。

この際、多少給料が減っても構いません。

いくつか応募している転職先がうまくいかなければ(今実際に話が進んでいるのはひとつですが)、最悪現状を凌ぐために、体調不良を理由として、リモートワークの申し入れをしてみても良いのではないかと考えていたりもします。

こちらの方が現実的で不利益が少ないかもしれないし・・・


まあ、それもこれも、発達障害に関する問題が少し進展してからということになるかとも思います。病院から診断書出してもらうように言われるかもしれませんしね。

それにカウンセラーに相談してもいいかもしれませんしね・・・


実際、土曜日曜と全然頭痛してないから、体調不良の原因はもう十中八九事務所です・・・


そんなこんなでまた明日から仕事に出なければならず、憂鬱なことこの上ありません。

まあでも来週は、色々理由をつけて外に出られる日も少なくないので、まだいいかなという気もしますが・・・


とにかく自分にあった働き方をしたい、自分に合った場所で働きたいという気持ちでいっぱいです。