本日大相撲9月場所千秋楽。
久しぶりに横綱同士の優勝争いとなっております。
横綱になってからピリッとしなかった豊昇龍に私としては勝たせてあげたいです。
本割と優勝決定戦の2回、大の里に勝たないといけませんけどね・・・
推しの若元春は昨日勝ち越しを決めましたが、今日の対戦相手がなんと安青錦・・・
8勝7敗で終わるのと9勝6敗で終わるのとでは、番付が全然違ってきます。嗚呼どうなることやら・・・
さて、前回投稿で、タマゴヘビのハルさんを毎月病院に連れて行くことになったので、稼がないとあかんみたいな話をいたしました。
*前回の投稿は以下からどうぞ?*
https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/09/Kaseganebaandsekairikujo.html
ライターの仕事を見つけたらとりあえず応募し、いわゆる「事件」関係も積極的に受けていかなきゃいけないだろうなと思っていました。
ライターの方は、先週、クラウドソーシングサイト経由で、トントンと2つばかり仕事が決まりました。
それとビズリーチで応募した仕事があり、兼業OKで採用してもらえればとりあえず安泰だなと思いました(未知数ですが)。
そう思っていたところ、受任していた離婚事件で、どうしようもない事態が発生し、即時辞任する事態となりました。
どういう事案かというと・・・
夫名義のローンが組んである家に妻と子供が暮らし、夫は実家で暮らす形で別居している夫婦がいました。その妻の方から協議離婚の依頼がありました。
夫の方は、そもそもあまり離婚に乗り気な感じではなく、私が代理人として介入する前には、「離婚しない」と妻に告げていた程でした。そして、仮に離婚する場合には自宅は売却するとも言っていました。
妻の方は「子供のために」という理由をつけて、自宅に住み続けたい、そのために離婚後も夫にはローンを払い続けてもらいたいと言っていました。
こういうパターンの離婚はまあまああるのですが(最近増えている感じがする)、私としては、「お勧めしない」と伝えることがほとんどです。
というのも、夫にしてみれば、「自分が住まない家」のローンを払うことに対するモチベーションはないわけで、よほど子煩悩でなければ途中で払うのをやめてしまったり、売却してしまったりするパターンが少なくないのです。
妻側にそれなりの収入があって、ローンの借り換えができるパターンであれば問題ないですが、そうでない限りは、ある日突然住まいを失うリスクがあって、弁護士的にはお勧めできないわけです。
この妻に対しても私はその点を話したのですが、そうしたところ、妻は割とあっさり「近くの市営住宅に申し込んで、当選したら引っ越す」と言い出しました。
で、割とすぐに抽選に通ったのですが、入居条件が「離婚成立」だったので、私は夫の代理人に「協議離婚に応じてもらえないか」と打診したのです。
そうしたところ、自宅を早期に売却したい夫は、渋々協議離婚に応じたのでした。
離婚成立を優先させたので、養育費や財産分与はこれから交渉することになっていました。
で、打診をしようとしたところ、離婚が成立した翌日に、妻から私に信じられない内容のメールが来ました。
「内見してきたら狭くてカビ臭かったので、市営住宅はキャンセルします。やっぱり今の家に子供が大きくなるまで住みたいです。」
はあ?と思いました。自分の言ってることがどういうことか、この人わかっているのか?。
この申し出は、そもそも離婚にあまり前向きでなかった夫に対して「自宅売却」という人参をぶら下げて協議離婚に応じさせたのを、足元からひっくり返すことになります。いわば「騙し討ち」になるわけです。
そして、私は、「もしかしてこの女、最初から自宅に居残るつもりで、市営住宅の件を利用したのでは」とも思ったのでした。
「家を出て行くので離婚してください」と夫の代理人と交渉してきた私としては、こんな裏切り行為をできるはずもなく、私は妻に「信頼関係を今後保つことができないので、本日限りで辞任します」と伝えました。
妻は、びっくりして引き留めるかと思いましたが、あっさり「おせ話になりました」と返信してきました。覚悟の上か、あるいはやはり「最初からの目的を達した」かと思いました。
このやりとりがあったのが金曜日の夜だったので、明日一番で夫の代理人に辞任の連絡をする必要があります。
なお、詐欺による離婚は取り消しの対象になります。
夫側から離婚取り消しの調停を起こされたり、建物明渡の訴訟を起こされるリスクがありますが、私には知ったこっちゃありません。
この件で私は「だから離婚は嫌なんだよ」と思いました。
私は家事調停官という仕事をしていたこともあるし、元々離婚関係の事件が多かったこともあって、離婚事件は得意分野ではあります。
が、離婚事件というのは、夫婦間のドロドロした問題に足を突っ込む分、事案によっては、ストレスマックスになることも少なくありません。相手のキャラクターによっては、私自身が嫌がらせの標的になることもあります。実際なったこともありました。
今回のように、依頼者に「とんだ裏切り行為」をされたのは2度目ですが、えてして離婚という問題に直面する人間(妻も夫も)は、常識的な落とし所を考える視点がなくなる傾向にあり(元々ない人も少なくないですが)、とんでもないことをやってくれたりするわけです。
で、それをカバーするには、我々限界があるんですよね・・・
今回の「バカ妻」の件は、私に「離婚事件の嫌なところ」を思いっきり想起させました。
で、占い師さんに言われた「バカが嫌い」という言葉も思い出しました。
離婚事件をがっつりやるということは、こういうバカとまあまあな頻度で付き合っていかなきゃいけないということです。
できるだけ避けたいな〜と思いました。
「バカ」との遭遇って、本当にどういうタイミングで来るかわからないのです。
受刑者だからといってバカとは限りません。ちゃんと話ができて、しっかりした仕事ができるケースもあります。
職業にも関わりません。先日相談に来た元証券会社の社員とかいう女性は、自分の金と家族の金の区別もできず、てめえの借金を家族のカードで借りたお金で支払いまくって、家族に1000万円近い借金を負わせていました。それで「ちゃんと払えている」とほざきやがりました(もちろん、「それは払えているとは言わない」とはっきり告げました)。
「バカ」かどうかって、学歴とか職業とかとあまり相関関係がありません。どれだけ地に足をつけて冷静に自分や自分の周囲のことを見られるかということだと思います。
「事件」をやるにしても、「バカ」とガップリ四つに組まなくて良い事件を増やした方が良さそうです。
相続放棄とか、債務整理とか、裁判所から選任してもらう相続財産清算人とか・・・
事件の受け方も追々考えていきたいと思います。
さて、久しぶりに暴言を吐いたところで今日は終わりにしたいと思います。
もうすぐ横綱戦です。ちなみに若元春は安青錦に勝ちました!!嬉しい!!9勝6敗!!
もしかしてもしかすると来場所は小結くらいにはなれるかもしれない・・・
ではでは。
0 件のコメント:
コメントを投稿