2013年1月6日日曜日

働く四十路の恋愛事情

私の周りは、バッテン付も含めて、独身の四十路女子が結構います。
昨日会った高校時代の部活の友人。
女子4名中、私を入れて3名独身。私以外の二人は会社員。
先日あった高校の同期会。少なくとも3名独身。ちなみにいずれも医者。
同業者のお友達及び後輩。少なくとも3名独身。
このうち、彼氏がいることが明らかなのは…3名かな?バッテン付は2名。

で、現時点で本気で結婚したいと思ってそうな人は…実は、1名いるかいないかくらいなんですよねえ。
いや、もちろん、諦めたという人もいるのかもしれないのですが、そもそも願望自体がない、わざわざ結婚しなくてもいいじゃん、という感じの人が結構多かったりするんじゃないかと思うんですよねえ。かくいう自分も、結婚願望は希薄です。

だって、この年でバリバリに働いている女子というのは、大概一人暮らし。一人暮らし年数も長くなっています。
仕事も、趣味も、ハウスキーピングのやり方もペースも、自分のスタイルがいい加減確立されちゃっているわけですよ。それを曲げることは、もはやかなり難しくなっているわけ。
要するに、積極的に一人がいいと思える状態になってしまったりしているのです。
それに、こういう日常のペースを作れない女は、40代でバリバリには働けていないと思うし。

さみしいなあと思うときも、もちろんあるのです。でも、気楽な一人暮らしの空間を他人に壊されるわずらわしさを思うと、さみしさなんて、ほんの付け合わせ程度のものでしかないな、という気になっちゃうわけです。そのさみしさを埋めるために、自分の自由は奪われたくない。
だって…一人で一杯やりながら、全日本フィギュア三昧なんて贅沢なこと、彼氏や夫がいたら、できなくなっちゃうでしょう?

あと、気軽に恋愛できないという問題も多少あるかもしれませんね。
まず、この年で恋愛をすると、かなり初期の段階から結婚を考えなければならない危険性が高い。
仕事に責任が付きまとっているため、アフターなんちゃらにデート…なんてそうそう気軽に行けない。
相手に申し訳ないかも…なんてことも思ってしまうわけで。

そもそも、相手になりそうな男が片付いちゃってる問題ってのもあるんじゃないか、という指摘もありそうですが、そこは狙ってる年齢層とかにもよると思うんですよね。

結論から言うと、40代の働く女子の恋愛事情は、非常にお寒い。
お寒いんだが、みんな物欲しげってことでもない。
恋愛よりも、もっと大切なものを手に入れてしまっているので、恋愛がなくても充実した生活は、そこそこ送れる。そういうことになるのでしょう。

だったら、恋愛しなくていいじゃんと言いたげな、そこのあなた。
違うんだよ。
人間たまには違うことしてみたいんだよ。
やっぱりときめいたりしたいわけだよ。
でも、いろいろ煩わしいことが多いこのお年頃、いちから赤の他人と関係を気付いていくだけのエネルギーもそうそう湧いてこない。

そこで、ジャニーズに走る。
いや、普通に40代女子は、妻でも母でも働いてなくても、結構ジャニーズが好きだったりするわけですが、働く女子のジャニーズ好き人口は、かなり高いと見えます。というか、結婚している女子は一定割合、韓流に行ってると思うけど、働く女子で韓流好きは…まず聞いたことないもんね。少なくとも私の周りでは。もう、ほとんどジャニーズです。

かくいう私もジャニーズ、わりに好きです。年越しのカウントダウンはジャニーズでした。
最近の若い子はさっぱりわからないけど。

ジャニーズは、ほとんどのタレントが独身なのがいいのです。
夢を与えてくれるのです。
本当に彼らはアイドルに徹していますよ。
ジャニーズ事務所、人権侵害してないかと思ったりはするけど。

働く40代女子に潜む心の隙間を埋めてくれるジャニーズ男子。
わずらわしさとさみしさを中和するのには、テレビやステージから、多少面白いこと言いながら、美しい顔で微笑みかけてくれるくらいの距離感がちょうどいいのかも、と思ったりしています。


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