2014年7月13日日曜日

二次元キャラ?の好みから、理想の男性像を探ってみる。

実は明日、腹部超音波検査です。

例のウイルス性胃腸炎騒ぎ、食欲は8割方戻り、体調自体はほぼなんともないのですが、右下腹部の違和感だけが、どうしたって残る…
で、金曜日に病院行ったときに、ちょっと長いので月曜にやりますか(専門医が来るそうで)、ということになったわけです。

まあ、お医者様から見ても回復傾向ではあるみたいなので、「念のため検査」みたいなもんなんですが、これで何か所見があると、途端に大腸カメラの可能性があるそうで…うーん、ちょっと今から憂鬱。

ところで、そんななか、11日金曜日に以前の職場の同期の女友達ふたりとランチ会をしました。
私の体調を考慮して、恵比寿の和食のお店でランチ、その後お茶…という流れ。

このふたり、どちらも私よりはるかに年下です(それだけ私がのんびり合格したということですが)。
ひとりは30代前半。弁護士になる前にすでに結婚しており、昨年出産。
もうひとりは、30代後半独身。

で、このふたりには、「二次元オタ」という共通点があります。
おそらく、アニオタというよりは、コミックのオタの方に近いと思うのですが、私抜きでもそのあたりの話でやり取りがあるようですし、3人で会っていても一定の時間が経つと、必ず二次元の話に突入(そして、私は、そこから最近の二次元の流行を垣間見るという…)。

当然のことながら、ふたりとも二次元の世界に好きなキャラはおられるようです。「黒執事の○○」とか(覚えられん)、「進撃の巨人の*%$#」とか(聞き取れん)、ランチ会のときも名前が飛び交っておりました。
まあ、それでも、その二次元キャラを現実の世界に持ち込んでいないから、ひとりは結婚でき、もうひとりも結婚はしていないものの、後ろ指を指されることなく普通の女子として生きていけているわけです。

友達同士で盛り上がって語り合ったことはないにせよ、振り返ってみると、自分も二次元(小説の登場人物も含む⇒つまり容姿すら妄想)キャラで好きな人って結構いるなあ…と思い当りました。
思春期以降、芸能人などに熱烈にお熱をあげたという経験がむしろ乏しい…

大人になってからだと、故藤原伊織の小説「テロリストのパラソル」に出てくるヤクザの浅井を断トツで挙げることができます。

浅井は、元マル暴の警官。奥さんを確かシャブ中か何かで亡くし、深い悲しみの中を生きていて、背筋が一本通っているのです。主人公の菊池が体を張って真相を突き止めようとする最後のシーン。自分も罪に問われるであろうことを覚悟しながら、協力するというこの男気…
「こんな人が自分の目の前にいたらイチコロだわ」などと思って、この小説、3回くらい読み直しました…

漫画の中の登場人物では、「生徒諸君」の沖田、「エイリアンストリート」のセレム、そして対極にあるようなジェル君が好きでした。

アニメキャラでは、宮崎アニメ「天空の城ラピュタ」のパズーがツボで、さらにナウシカに出てくるユパ様が憧れの存在。

もはや人間ですらありませんが、「バケツでごはん」のギンペーも、男性としては結構好きなタイプ。

さらに、スヌーピーで有名なピーナッツシリーズの主人公、チャーリー・ブラウンは、おそらく私が一番最初に好きになった二次元キャラといえます。

ピーナッツシリーズは、日本では、キャラクターばかりが有名になっていて、「ピーナッツ村」の子供たちの深い人間模様を描いた漫画のストーリーが今一つ浸透していないのが残念なのですが、チャーリー・ブラウンは原作者のシュルツさんの分身ともいえる存在です。

彼は、一途に赤毛の女の子(その姿は漫画の中には出てきません)を思い続ける内気な男の子、なのです(それゆえにペパーミントパティのチャーリーに対する思いには気がつかないのですが…)。

ざざっと、挙げてみたところ、とある法則があることに気が付きました。

まずひとつめ、大まかに分けると、この男性陣、概ね2つのグループに分けることができます。
「男の色気グループ」と「ちょっと青臭い少年グループ」です。
前者は、やくざの浅井と生徒諸君の沖田、エイリアンストリートのセレム。
後者は、エイリアンストリートのジェル君、パズー、ギンペーちゃんに、チャーリー・ブラウン。
ユパ様がひとり、宙に浮いちゃいますが。

ふたつめ、全員に共通するのは「一途」さを感じさせる、ということです。

沖田は、ナッキーを一途に想って山の中で死んでいきました。
セレムは(途中で脱走したけど)一途にシャールに仕え、ジェル君もシャールに対する友情を一途に貫きます。
パズーは、シータを一途に守り、ユパ様も一途にナウシカ一家にお仕えする…
ギンペーは芸の道に一途ですし、チャーリーは先程お話しした通り。
そして、浅井は妻に対する想いを、その死後も苦しみながら胸に抱え続けています。

ここまで書いていて、なあるほと、と思いました。

要は、一途で、色っぽさと少年ぽさの両方を兼ね備えた男子が好き…ということなんではないかと。
さきほど、ユパ様だけが「色気」「少年ぽさ」の分類で宙に浮くと書きましたが、ユパ様は酸いも甘いも知り尽くした上に純粋さを兼ね備えた素敵なおじ様で、いわば完成型なわけです。

うーん…困ったものです。これ、たぶん、現実世界で、もろ私の好みです。
そして、こんな人、めったにいるわけがない!!
「白馬に乗った王子様」級です。

というわけで、「今自分がある現状」を受け入れなければならないという結論に至ってしまう、日曜の夕方だったりするのでした…








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