2016年2月20日土曜日

金ちゃんがくるくる回ってる。


いや、四大陸選手権男子シングルショートプログラム、第四グループの迫力はすごかったですなあ。。。

最終グループ6人のうち、5人がアジア系というのも一昔前と比べると隔世の感があります。
しかも顔ぶれが世界選手権の最終グループ、その1つ前のグループ並みの実力者ばかりっていうね。
いかにヨーロッパフィギュアが低迷しているかを如実に表す顔ぶれでした。

なかでも目を引いたのは、ボーヤンジン。
いや、ハヤシ的には金ちゃんです。
彼以外誰も飛べない4回転ルッツのコンビネーション始め3つのジャンプを全てクリーンに決め、いやもう、気持ちいいくらい、空中でくるくるくるくる回ってる。

グランプリファイナルまでの彼は、まさにくるくるくるくる回るだけの金ちゃん、でした。
がしかし、四大陸は違った。
金ちゃんは、短期間の間に、目を見張るような進化を遂げました。

ステップがすごくうまくなった。
体や指先の使い方が綺麗になった。
つまり、表現力が大きく向上したわけです。

ふつう、表現力が・演技力というものは、短期間のうちに伸びるということはなく、1年2年3年と選手としての円熟味が増していくことにより、徐々に向上していくものです。
が、彼は、おそらくフィギュアをある程度見てる人であれば、「あれ、全然見栄えするようになったやん、数ヶ月前より」と簡単に判断できるほど、ぐーーーんと表現力が向上しちまったのです。
だって、演技構成点だって、ちゃんと40点台に乗せてたもん、金ちゃん。
宇野くんが42点台、チャンが45点台。たぶん上から3番目です。

おそるべし、中国フィギュア。ひょっとすると、4回転は飛べるけど表現力なさすぎて上位に食い込めない田舎のとっちゃん坊や選手に終わるんじゃないか、かつてのチェンジャンリーと同じ運命をたどるのではないかと思われた金ちゃんが、まさか、の表現力向上、なのです!!

今は、顔はまだ田舎の男の子だけど、顔つきって自身で変わるからね。ハンヤンがどんどん垢ぬけたように。

金ちゃんこわいぜ。宇野くんもだけど、羽生ちゃんもうかうかしてらんないぜ。
世界選手権あたりで、大爆発しちゃうかもしれないぜ。
おそらく、中国としては冬の北京大会の目玉選手と考えているだろうから、これから半端なく鍛えてくぜ、きっと。

というわけで、当然宇野くんに優勝はして欲しいのだが、金ちゃんがフリーでどこまでやってくれるか楽しみなハヤシ、なのでした。

で、ついでにいうと、フィリピンのマイケルくん、この子もすごーく良くなった。女子並みに美しいビールマンスピンができるほどの柔軟性を生かした柔らかで華やかなスケーティング・・・うん、この子もグンとうまくなったねえ。
体が柔らかいとジャンプが苦手になるそうで、確かにそこが安定しないのが残念なんだけど、克服してくれば、アジアのジェイ子みたいな、見ていて楽しくなるスケートができるほど選手になるんじゃないのかなあ。

うん、やっぱり、フィギュアは男子シングルがおもろいわ。

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