2016年2月27日土曜日

挫折しそうなお引越し…

急な仕事が入って、水木金と死にそうになっていたハヤシです。
書面を作り、裁判所から修正を求められて夜な夜な直し、提出する書類をゲットしに駆けずり回り・・・で、最終決着は週明けなのですが、まあ残っているのは残務処理的な仕事のみということで、昨日の夕方5時過ぎには、脱力して頭がからっきし回らない状況になってしまいました。

で、今日もそれを引きずっている状態です。

この仕事が入ってしまったおかげで、本来の予定が延び延びになり、明日は自宅で書面書きにいそしまねばなりません…がとりあえず今日は一切仕事しないぞ~ということで、表参道あたりを少し散歩して、近所の店でお茶を一服、夜ものんびりしております。

なぜか今日は腕やお尻、太もも、ふくらはぎなどがだるいというか筋肉痛的な感じになっておりました。

少し重い荷物を背負って歩きまわっていたからなのかなあ…とも思ったのですが、どうも、この3日間、知らず知らずのうちに全身が緊張して体に力が入っていたようです。緊張がほどけて、一挙に体によからぬものが回ったのではないかと…

こういうときはうまいもの食べて、ぼんやりのんびりするに限る。
だいぶリフレッシュできました。

さて、引っ越しをしようと企んでいることは、少し前にこのブログでお話ししました。
実際、いくつかの物件の内見もしました。

今住んでいるのは、分類すると秋葉原・神田のエリアに属するところです。
知名度もあまりない谷間の地域で、基本的にはビジネス街。
最近は古いビルにカフェや雑貨屋が入って「知る人ぞ知る」みたいなエリアになってきましたが、人が住むというイメージは、実はあまりない地域。
で、お家賃相場は都内でもわりに高めなところです。
この家賃で、23区外に出れば、おそらく1.5倍くらいの広さの部屋には住めると思います。

今回の引っ越しは、より広い部屋に住みたいという動機に基づくものでした。
少し家賃が高くなってもいいかな、と思っていました。
そして、第一希望は、今住んでいるすぐ近くですが、多少西東に移動してもよいかな、とも思っていました。
例えば、神保町とか、蔵前の方とか。

がしかし、早くも挫折しそうな勢いです。
転勤入学シーズンに向けて、今、一番物件があるシーズンだというのに。

まず、忙しすぎて家探しにエネルギーが割けない現況、というのがあります。
そもそもは昨日までテンパっていた件が一番大きな理由なのですが、他にも新件が入ってきたり、急ぎの対応をしなければならなかったり、などなど、手一杯な状態。
恐ろしいことに、今回の物件探しの最中、内見もしないで家を決める人がいるということ、そういう申し込みが普通だという不動産屋が存在していることを知りましたが、ハヤシなんかからすると、家探しするのに、内見は絶対必要なわけで。

物件の良し悪しは実物見ないとわかりませんし、周囲の環境もそこに行ってみないとわからない。そうすると、気に入った物件を見つけて、まだ申し込みがないので内見しましょうということになると、そのための時間を割かねばならず、そこで仲介業者さんのおすすめトークをどうかわすかという別なエネルギーが必要になるのであります。
今、それ無理。

そして、「今がいい物件出るいいシーズン」と言いますが、それも眉唾だなあとつくづく思います。
いいものは、出たとたんになくなります…
そしてネット上の賃貸情報は、基本的にちょっと古い。
間取り図なんかでは、今住んでいるところよりも物自体は良さそうと思って見に行っても、結局、床がべこべこだったり、明らかに間取り図よりクローゼットが小さかったり、と、「案外いい物件てないもんだ」ということがわかります。

さらに、やっぱり今住んでいるところがハヤシにとっては、「都内サイコー」で、他の物件を見に行っても、「うーん、場所がなあ…」とテンション下がる事態になるのです。

さっき、あんまり人が住んでいるイメージがない辺りに住んでいる、と言いましたが、最近は単身者用、ファミリー用のマンションもぼちぼち建っている。
近所にはいくつかスーパーがある。
たまにググタスにアップしている「フクモリ」というカフェは私のお気に入りで、ご飯食べに行ったり、一杯飲みに行ったり、お茶のみに行ったり、気ままに気軽に過ごせる場所。
23区内であれば、たいていのところは30分以内で行ける。
散歩するにも、秋葉原方面、神田方面、人形町方面、浅草橋方面とぷらぷら歩いてそれなりに楽しい場所がいっぱい。
マンション内にうるさい奴がいるにしろ、夜は飲食店が新しくできた割に静か。大きな通りに面していて30メートル先にセブンイレブンがあって、治安も悪くない。

家賃たけえよ、ここ(しかも頻繁に上がるよ)という不満はあったのですが、立地・部屋の作りなどなど他と比べると、極めてまっとうな価格であり、「環境は住まいの広さを凌駕する」という現実もあり(もちろん自分にとって)…

うちのお父ちゃんは公務員の転勤族で、私は小学校1年生のころ、旭川から札幌に移り住みました。
選んだ宿舎は(当時は選べた)札幌の文教地区。周りを山に囲まれていますが、都心までは20分あまりの、利便性と生活のしやすさを兼ね添えた場所でした。
大学生のころに自宅マンションを父が購入し、ちょっと郊外に引っ越しましたが、地下鉄の駅から5分ほど、目の前には大きなスーパーがある場所を選びました。
住んでた家は、家族4人にして、2DKとか3DKとか、3LDKとかで、コンパクトな住まいに慣れていました。

そういう、なんというか、住まいに関する感覚というか父の教育?というか、そういうものが染みついているうえに、うちの父ちゃんが建築士で建物の作りにうるさいというそのあたりの感覚も引き継いでしまい、「場所が気に入らねえ」「間取りが使いにくそうだ」「なんだ、このべこべこの床は」「この梁のせいでデッドスペースができてんじゃねえか」とか、細かいところに目が行ってしまう。そういうのも家の見つけにくさに結びついているのかも。

しかし、考えてみりゃ、今の家、名古屋からこちらに移るときに、さくっと2回目に決めてしまった物件だったような。
しかも時期は12月という引っ越しシーズンからは、やや外れた時期。
案外、自由に選べるからと言って、限界がある中で選ぶ時よりいいものが選べるというわけでもないのかもしれません。

そんなわけで、とりあえず引っ越しはペンディング。
ここはとことん妥協せずに物件を探すことにしようと思います。
場所は今のところから半径200メートル以内。
そういう意味わかんない条件で、お眼鏡にかなうところを見つけます。

当分見つかりそうになさそうだから、気分を変えるのに、前から変えたかったカーペットを買うことにしようかなと思います。

ではでは…


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