2016年3月6日日曜日

住まいについて、考えた。

リオオリンピックを前に、様々なスポーツの大会が盛り上がっていた3月初め。

なでしこはオリンピック出場絶望的となり、卓球世界選手権では、女子がつい先ほど決勝で中国に完敗しました。
男子マラソンの選考レース、びわ湖毎日マラソンは、終盤にアフリカ勢を抜いた日本人選手が第2位に。タイムはいまいちだが、「日本人の戦い方」を見せてくれたよいレースとなりました。

そしてそんな日曜日、ハヤシは自宅の片づけ、模様替えに精を出しておりました。

前回投稿で、「今のご近所で納得いく部屋が見つからない限り、引っ越ししねえ」と言いましたが、そもそも引っ越す必要性が、今の自分にないということに気が付きました。

ほんの数平方メートル広いだけの部屋なら、結局今の部屋と使い勝手が変わらん。
下手すると、今の部屋より使い勝手悪いかも、ということに気が付いたわけです。内見を繰り返したり、間取り図を見たりしているうちに。
平米数が広くても、例えば、梁の位置や大きさによって、デッドスペースが生まれる。
収納スペースが少なくて、生活スペースに家具を置いて収納しなければならない。

そうなると、今の部屋と使い勝手や「広さ感」はほとんど変わらなくなるよなあ、と。

そこで、次に興味を持ったのが「狭い部屋を広く見せる、広く感じる」方法というものでした。
ネットで調べたのですが、背の高いものを置かないとか、色調を整えるとか、カーペットを広く引かないという工夫をすることによって、かなり広く見えるらしく。

そんなわけで、先週のウィークデー、寝不足になりながら深夜に模様替えを行って家具の配置を変えました。ベッドのある壁とは反対側の壁に大物の家具をすべてそろえ、ベランダ側から家の中側に向かって、家具の背が高いものから低いものを置くようにしたわけです。

加えて、ひとつ色調が浮く原因になっていたステンレスラックの天板を裏返して、今までの白から木目が出る方が表になるように置き換えてみました(それ以外の部屋の中の家具は、色は整っていないものの、すべてウッディなものなので)。

それだけで、かなりな空間が部屋の中に生まれ、「私の部屋、こんなに広かったのか」という状態に。

そして、もう汚くて色あせてどうにかしたかったラグを、本日急きょ撤去しました(ベッド下に入っていた部分を出したりしたので、思わぬ力仕事になり、現在若干の筋肉痛)。
広くて汚らしいラグがなくなっただけでも、部屋、さらに広い感じ。
ラグ買わなくていいんじゃないかと一瞬思うくらい(さすがに殺風景なので、小さめのラグを買おうかなとは思っていますが)。

部屋を広くするために、生活スペースにあったオーブントースターをキッチンに移したため、現在キッチンの使い勝手が若干悪くなってしまったところではあるのですが、工夫すりゃ何とかなりそうですし、生活スペースの広さには代えられないなあと実感しています。

広い部屋に引っ越したいと思っている場合には、まず模様替えをしてみることが、案外おすすめかなあと考えています。

ラグ撤去ついでに、様々なものを処分することにしました。
かつて本棚に使っていた背の高い安物の万能棚2本(既に畳んでベッド下に置いていた状態)。
きたならしくなったごみ箱。
名古屋の広い家で使うのに買った照明器具類。
もうやりたいと思ったら何が何でもやってしまいたくなって、一挙にワーッと出し、即日で回収してくれる不用品回収業者さんに電話しました。
今日この後引き取りに来てくれる予定になっています。

ミニマリストという発想が徹頭徹尾正しいとは思いませんが、不要なものは持たない生活という発想自体は正しいんだろうなと思うに至りました。
人間結局気に入ったものに囲まれて暮らすのが一番心地よいはずで。
そして気に入るものなんて、実は、世の中そんなにない。
年をとればとるほど、ドンドン少なくなっていくものなのでしょうし。

最近は、ファストファッションの店で服を買わないと決意して、実は今年に入ってからユニクロでは1枚も服を買わなくなりました。
なんというか、結局飽きちゃうし、捨てるの前提で洋服を買うということがむなしくも思えてきたので。

目下の悩みは台所。ついついおいしそうなものを買いすぎて、ごちゃごちゃした感じになっているのよね。
次なる整理の対象はキッチンとなりそうです。

狭いお部屋でも広く楽しく使える。
身の丈に合った豊かな生活を目指して、ハヤシは今日も片付けます。

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