2017年3月27日月曜日

大人の春休み。

アホになって遊びました。

先週の水曜日、妹が札幌から遊びに来ました。
会社で半強制的に有給休暇を5日取らなくちゃならないルールになっているのです。

昨年は、妹は友人と一緒にフランスに行きました。例のテロから1週間後のことです。
今年は、超忙しくてぎりぎりまで予定を立てることができず、東京に遊びに来るのが関の山になってしまいました。

初日は夕方に来たので、軽く銀ブラしてレストラン大宮でご飯食べて終わりました。
2日目は国立新美術館で草間彌生展を楽しんだ後、表参道で買い物しました。
3日目は買い物三昧。伊勢丹新宿に行って再び表参道、その後浅草で寿司をつまみました。
そして昨日は、上野動物園。私が見たかったパンダ、妹が見たかったハシビロコウを堪能しました。

まるまる4日間、ほぼアホになって遊びました。
確かに実家に帰ったときはゆっくりしているわけですが、親もいる故気を遣うわけです。
今回は気遣いしなければならないプレッシャーがいないので、妹と自堕落に過ごしておりました。

朝はいつも8時半に起床。
だらだらとご飯を食べながらその日の予定を確認し、11時過ぎに出発。
1日中歩き回って、ゆっくりと版ご飯を食べ(もちろん晩酌付き)、12時ころには寝てという、超健康的な?生活。

3月のこの時期、裁判所の動きはやや緩やかになるので、スケジュール調整の結果、仕事のこともほとんど考えずに済み、リラックスしまくって遊びました。
無駄に長くない正味3日というのもよかったと思います(今日は午後3時半の飛行機で彼女は帰っていったので)。

草間彌生に上野動物園という脈絡のないレジャーもよかったようです。

草間彌生は、ハヤシが今まで見た中で最も前衛的なアーティストでした。
前衛芸術とはなんであるかをまざまざと感じました。
幼いころから精神疾患と戦ってきた彼女。
その恐怖心から生まれた大きなエネルギーのすべてが作品にぶつけられているのがよくわかりました。
こういう人見ると、神様っているんだなあと思ってしまう私(神様が作った人間として他に思い浮かぶのは山下清です)。

そして、上野動物園は、意外にファンキーな動物園です。
鳥類と爬虫類が多い。
そう。決して、「子どもが見て喜ぶ」だけの動物園ではないのです。
なんてったって、ハシビロコウ3羽いますから。
びっくりするほどでかいワニもいるし。
カエルなんて実にいろんな種類がいる…

おっさんぽいパンダの動きと、含蓄あるハシビロコウの生態と、微妙なかわいさの爬虫類を存分に楽しみました。

今までレジャーって、あんまり得意ではありませんでした。
レジャーの必要性もよくわからなかった。
人ごみに繰り出して、何が楽しいんだろう。
そんな風にしか思いませんでした。

が、この年になって、
結構きちんと働くようになって、
思うに任せないことにも対峙しなければならくて、
自分の能力のなさに頭を抱える日々が続くと、
頭の中を空っぽにして、とりあえず「レジャー」というものに乗っかるということが、健康に生きて行くのに案外必要なんだな、なんて思うようになりました。

で、ゴールデンウィークには帰省するわけですが、妹と旭山動物園か日帰り温泉にでも行こうかと思うちょります。

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