2021年6月13日日曜日

忙しくて、ちょっと息がつまりそうな毎日。だけど気がついたこともあったのだ。

 気がつけば6月2回めの日曜日。

時がすぎるのが早すぎて、1週間の終わりにはちょっと茫然となっているハヤシです。

なんだか大したことしていないうちに1周間が終わっているような気がする。

そのくせ金曜日には疲れがどっと来ているので、土日はもう休みたくて休みたくて仕方ないのだな、これが。


5月の中すぎくらいから、私、仕事がバンバン入ってきています。

私の集客のメインはネットの広告だったりするのですが、今の事務所に入ってからは別口の法律相談ルートがメインになりそうで、あまりそちらの方は一生懸命やっていなかったのです。


が、ここに来て、ネット経由で来る来る。

しかも、ネット経由で来る相談は5割近くがそのまま受任になるのですよね。


というわけで、ゆっくりしたいのに、法律相談は来るわ、事件は受けなきゃいけないわであまり休めない。


加えて、国選の刑事事件が久しぶりに来てしまい、昨日の土曜日も接見に出なければいけない羽目に・・・

意地で朝寝はしましたが、久しぶりの刑事事件(ほぼ1年ぶり)は、私にかなりの疲労を与えました。


帰りにはスタバでぐったりして、夕食後には小一時間寝ないと体が持たないほどでした。


この仕事量、数年前であれば、どうってことないものでした。

数年前は、夜8時、9時ころまで平気で仕事をしていました。

そう、1日あと数時間頑張ればなんなくこなせる量だったわけです。


しかし今や・・・夜8時9時まで仕事するなんてありえんと思うようになったし、接見でたかだか被疑者と1時間半くらい話しただけで(しかも外国人だったから通訳時間を引けば賞味45分くらい)こんなに疲労するなんて・・・


気力も体力も衰えていることをしみじみと実感するのであります。


私の「考え方」も変わったよなあと思います。

以前は確実に「仕事第一」な考え方、生き方でした。

弁護士たるもの、そうでなければ生きていけない。

そう思っていた。


しかし、今は全然違う。

プライベート・・・というか「私の生活」第一主義になったんだよな・・・


たぶん、きっかけはマサムネを飼い出したこと。

そして、この考え方が確固たるものになったのは、コロナ禍の中で近所の老猫と出会ったことだと思うのです。


マサムや猫と過ごす時間は私にとってかけがえのないもので、なんというか、「自分を癒す」「自分を大切にする」ということが、生きていく時間の中で、本当に大切だと思うようになったのですよね。


ただ、今の事務所にいる以上、事務所の経費を稼ぐ必要がある。

仮にこれから事務所を出て(=?札幌に帰って)自分でやっていくとなっても、自分ひとりが食べていける金は稼いでいかないといけない。


その両立をどうやって図っていくのか、バランスをどうするのかというのが私の課題だったりするのです。


とはいえ、ここ数日、この部分については不思議と悩まなくなったのです。

というのも、先週の投稿後、妙に吹っ切れてしまいまして・・・


先週のお題「自分に自信がないのがたぶん問題だと思うここ数日」

https://comcomcom0620.blogspot.com/2021/06/mypride.html


この記事を書いて、ふっと、「私、家事事件(離婚とか親子間の問題とか、相続とか)はそれなりにちゃんとできるし、お客さんに自信持って言えることもあるな」、「家事事件は単価は高くないけどやらなきゃいけない仕事は少ないから件数はこなせるな(心労は多いけど)」、「だったら、自分の仕事の主戦場をそこに定めるというのは十分ありだよな」なんて思ってしまったのですよね・・・


しかも、冒頭に書いた「ここ最近来ているたくさんの相談依頼」の9割は、家事事件です(そしてその半分以上が離婚です)。

もう世間様?からしたら、私は「家事事件の人」なわけです。


もちろん私はマスメディア上の有名弁護士さんではありません。

ネット上の有名人でもない(注:本名が明かせないほど有名人だから林ティアラなんていうペンネームを使っているわけではない。)

当然、日本一の離婚弁護士なんかではない。


でもね。

それでも客は来るのです。

本気で弁護士探す人は、ちゃんとネットで探し当てて、「この人は私に合いそうだ」と思ってきてくれるのです。

まあ、不安定ではありますけどね。

来るときと来ないときはありますけれど・・・

来ないときは、営業努力(例えば広告サイトに寄せられた質問に答えるとか)すればいいだけの話なわけです。


そう考えると・・・なんというか、ちょっと心の荷が下りて、気持ちが楽になったのです。


自分に対して自信が持てたわけではないけれど、何もかもできないわけじゃない。

できることはあるな、と、前回の記事を書いたあと、何となくそう思えたのですよね。


そして、そう思うことによって、不安な気持ちとか焦る気持ちとかがかなり和らいだと言うか・・・

むしろ、「もっと家事事件を突き詰めていくには自分はなにをすればいいのだろうか?」ということを考えるようになってきた・・・わけなのであります。


昨年の11月に占い師の先生に、2021年は「人生や自分のあり方が変わる」、もう1ステージ上がる、そのための出会いもあるみたいなことを言われました(このことも記事に書いたような気がする)。


言われたときは、こう、なんというか、収入的にもステイタス的にもグンとアップするような世界が広がるのかと思ってました(勝手なイメージですけれど)。


しかし、今思うのです。

これだったのか、と。

すごく「自分らしい」ものに気がついて、そこにある意味回帰しようという変化だったのねと、妙に納得しているのです。

そして「出会い」って、もしかしたら、近所の猫だったかも・・・

この子との出会いは、自分のプライベートを大切にしようという気持ちの変化を起こさせるには本当に重要なものだったからなあ・・・


思えば、私の悩みというのは、「私」という人間からかけ離れたところに理想を置こうとしていたところから始まっていたのかもしれません・・・


別に金持ちなんかになりたいわけじゃない。

自分は、自分らしく働きたかっただけではなかったか・・・

独り身で、背負うものもない私は、自分ひとりが生きていける収入を稼げればそれでよいわけで、高望みする必要なんて、なにもないのです。


とはいえ、これで自分の方向性間違っていないのかどうか、念のため月末に占い師の先生と会って話をしてくるつもりです。

もうこの年で明後日方向向いて生きていくわけにも行かないんでね・・・


とりあえず刑事事件のほうが一段落するまではちょっと忙しくなりそうですが、自分のプライベートが大事というところは崩さず、やっと気づいた「自分の価値観」をもう少し掘り下げてこれからの戦略をどう立てていくか考えていければなと思うのでした。


私の場合、考えすぎるとまたワーッとなるので、程々にしようと思いますけれど。



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