2021年10月17日日曜日

ハムスターが私に自信をくれた。

 すっかり秋になった東京です。

今日は朝から雨降りで、夜に向かってどんどん気温が下がるそうです。


つい昨日までは、エアコンを使っていました。

ハムスターを飼っている以上、室内は25度以下にキープしなければならないので。

しかし、今日の夜は一転、暖房を入れることになるかな、と思っています。


先週の今日、うちの飼ハムマサムネが2歳の誕生日を迎えました。


ハムスターの寿命は2,3歳と言われています。

巷には2歳を迎えずに病気でなくなる子や原因不明の突然死する子も少なくありません。


私は、子供の頃に小鳥や亀を飼ったことがあるくらいで(いずれも寿命を全うさせられず)、マサムネは35,6年ぶりくらいのペットでした。

もうペット初心者です。


飼い始めて数ヶ月で血尿が出て病院に走り、結果、膀胱に石や細菌があることがわかって、地道な治療が始まったり。

好物をあげすぎた結果尿から糖が出てしまってダイエットをさせなければならなくなったり。

夜の部屋の散歩の際に冷蔵庫の裏に入ってしまって、深夜2時過ぎに冷蔵庫をずらして救出したり。


そんなあれこれを乗り越えて?マサムネは2歳を迎えました。


正直2年の中にいろんなことが凝縮していて、細かいことは覚えていないほどです。

が、2歳を迎えた日の喜びは尋常じゃありませんでした。

自分でも、「こんなに嬉しいものなのだ」と驚いたくらいです。


2歳を迎えられるかどうかは、私にとって、飼育が成功か失敗かのいわば試金石みたいなものでした。

もちろん、持って生まれた体質などもあるので、早死してしまうことがイコール飼育失敗とは限りません。

ですが、私の中では、2歳という最低限の寿命を全うさせられるかどうかは、大きな問題でした。

なにしろ、動物の飼育で成功した試しがないわけですから(子供の頃失った命に対してはお詫びしたい気持ちでいっぱいです)。


2歳を迎えた日、とてもホッとしました。

2歳を迎えさせてあげることができた。

先程も書きましたが、自分でもびっくりするくらい嬉しくて、とにかく、ああ、良かった、良かったとそればかり思っていました。

そして、いろんなことがあったけれど、自分がマサムネに対してしてきたことは、間違いではなかったのだ、と思えました。


すごく抽象的ですが、「ちゃんとやれたじゃないか」と思えた。

自分のことが肯定できました。

多少ではありますが、自信が持てました。


仕事の方は、先週から今週にかけて、ここ最近の中では異様に忙しく、もう1日終わるごとにバテてて帰宅したあと小1時間爆睡という毎日でした。

が、仕事の方も「こういうのも悪くないな」、「自分はこの仕事嫌いではない」と肯定できる状況が続いています。


というのも、とある離婚関係の調停で、通常は、調停委員や裁判官とは依頼者とともにお話をするのですが、私だけ呼ばれて話をしたのです。依頼者のいるところでは話せない本音の部分を話してくれと。


こういうの、依頼者との関係ではなかなか対応が難しいのですが、裁判所サイドからの信頼がないとこういう対応はしてもらえません。

なので、「ああ、自分は裁判所に信頼してもらえているのだな」と感じることができました。


それ以外にも少なからず成果が見えた仕事や、かつての依頼者の方が再び問題が発生して私に連絡をくれたりとか、そういうことも続いたのです。


自分がきちんと仕事していなければ、今週起こったことは起こっていないわけで、どれもこれも「今までの自分が間違っていなかったから起こったこと」だと思えました。

そして、それが、ここしばらく続いていた「仕事やめたい」感をなくしてくれました。


もちろん、「そろそろ別のステージへ」という気持ちはあります。

が、ネガティブな気持ちを抱えたままの転職欲とはちょっと違って、「今までの自分を生かして」という気持ちが強いです。


かつ、自分が「これ」と思えるものに出会えないのであれば、札幌に帰るタイミングが訪れるまでは、今の職場でいいかなと言う気持ちに少し落ち着いております。


とはいえ、今週の水曜日(10月20日)には、久しぶりに占い師のもとに行って、今後の転職についての見通しや気をつけるべきことを聞いてくるつもりです。


加えて、もう一度しいたけ占いを見返したところ、ラッキーな10月の次の11月も、また気になるワードが出ていることに気づきました。


なんと「楽しみな目標」ができるというのです。

「これまではできなかったこと」に対する道が開いてきて、「好きなものへの愛」に支えられつつ、目途を立てながら頑張っていける・・・

これ、すごく気になります。


下半期に向けて上向いていけるかもしれない私の人生。

ここ数年なかったワクワク感がちょっと出てきているのでありました。


もういい加減、前を向いて歩いていきたい。

不安のない生活を送りたい。


マサムネが2歳を迎えたことで得られたちょっとした自信が、前向きな人生を後押ししてくれるといいなと思っています。




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