2024年1月14日日曜日

とりあえず走り出してみました

 のっけから関係ない話で恐縮ですが、本日から大相撲初場所ですね、ヒューヒュー!!!

元々相撲好きの私ですが、ここ2、3年の大相撲は、下克上が起こりやすい状況で、かなり面白いです。

霧島は横綱になれるのか!?

照ノ富士は最後まで相撲を取り切れるのか!?

熱海富士は今場所も優勝争いに加われるのか!?

若元春は三役に復帰できるのか!?

などなど見どころ満載です。


本題に入ります。

前回、書く仕事がポツポツ入り始め、もしかすると、夢である「書く仕事」が始まる予兆なのか?みたいなことを書きました。

*前回投稿はこちらからどうぞ*

https://comcomcom0620.blogspot.com/2024/01/Kawatteyukukamoshirenaiwatashi.html


結論から言うと、他力本願で待つんだったら動いちゃえと言うことで、自分からガンガン動き始めました。

まず、ネットで法律ライターを募集しているところを探し、応募しました。

そうしたところ、士業のホームページ制作とかオウンドメディアで法律記事を作っている会社と契約できました。

単価は若干低め(といっても一般的なウェブライターの相場からすると2から3倍だと思います)ですが、とりあえず1本目の記事を書くオファーをもらいました。

また、今担当しているのとは別の法律事務所のライター採用面接が今度の火曜日にあります。

他にも単価がめちゃ高いやはり士業のホームページ制作をやっている会社と契約できるかもしれません。

さらに、他の法律事務所でライターとして入所できないか、転職サイトを通じて聞いてもらうことにしました。


また、記事を書くだけでなく、監修や校閲ができればさらに良いかと思い、校正士の勉強をしてはどうだろうかと思い、講座の資料を取り寄せたところです。


マッチングサイトや広告サイトでも、記事作成のプランをしっかり出すようにしました。


なんでいきなりわーっと走り出したかと言うと・・・

ちょっと今の事務所に長くいるのは、メンタル的に自分厳しいかもしれんと思い始めたからです。


一番の理由は、精神疾患に対する理解がなく、居心地がすごく悪いことです。

今の事務所、メンタル不調が長く続き、休職期間も有給も全て使い果たしている人が1名います。

その方は正社員で、グループのトップ企業が人事権を持っているのですが、「もうやめさせたら」という感じなのです。

これまで、ここまでになる前にメンタル不調の人は自主退職していたらしく、退職しない彼は初のケース。で、会社、処遇の仕方がよくわかっていないという。

はっきり言って仕事はそれなりにできる人で、このままやめさせるにはちと惜しい。

それに、休職期間が経過したからといって、精神疾患がある50代男性=再就職無理無理という人を、解雇して放り投げるというのは、人権保護を使命とする弁護士がトップの法律事務所としてどうなのだろう・・・という気がしました。

何らかの形で残せないかと思い、東京の本部の弁護士法人代表に「上になんらかの形で残せるよう進言してくれないか」と相談したのですが、反応があんまり良くなくて・・・


まあ、就業規則上正社員として残すのは難しいにしても、一旦退職扱いにして契約社員とか最悪パートにするとか、色々やりようはあるでしょう、と思うのです。

ですが、そこに弁護士たる代表が難色を示したわけなんですよね(事務局長はまあまあ好反応)。

おまけに、この代表弁護士、「引き止めたらかえって再就職の目を潰すことになりかねなくて、その人のためにならないのでは?」と、世間知らず丸出しの発言をする始末。

実は、うちの事務所は他にも、札幌事務所の事務局長が、全く配慮ができない人で、(前に書いていたら申し訳ないけど)、古いリストカットの痕がある派遣の女性の人について「リストカットなんて、事務所の中で何か起こされたらまずいから早いとこやめてもらいましょう」とか言っちゃったり、今回の正社員の人の件でも本人に対して「無理してでも出社するように」とか言っちゃったりする人なのです。

で、この人の対応はかなりまずいということを、本部の代表とかに相談していたのですが・・・いまいち反応が薄いと思っていたら、弁護士のくせして、精神疾患について何にもわかってなかった(らしい)ことが判明したわけなんですよね〜。

私は、自分も精神疾患持ちなんで、「絶対にオープンにできない」というプレッシャーがハンパないです。それだけで気分が落ち込みます。


さらに、事件処理でも、感覚的についていけないところがありました。

とある貸金業者が依頼者の事件で、過払い請求で提訴されて、泣き疲れて私とうちの代表で代理人をやっています。

過払いを多少知っている私からすると、もうはっきり言って「言われた金額に近いところで和解するのが一番マシ」な事件なのですが、この業者、判例実務上、あり得ない理屈をこねて。「まだ残債がある」とか言い出す始末。

私がやんわり、「ちょっとその主張は難しいと思う」と言うと、「ダメでも、すんなり和解しないで引き伸ばせるだけ伸ばしてほしい。うちが難しい業者だと思わせたい」などと言い出すのです。

これって、全然自分達の利益にならない発想でして、過払い事件なんかの場合、「渋る業者」と言う烙印を押されたら、請求側に慣れている事務所がつくとあっさり「判決出してください」ってなって、ほぼ満額認容という業者側からすると負け判決を食らうことになるのです。

しかも通常の事件であれば、判決前にやる原告被告・証人の尋問は、過払いに関してはほとんどのケースではやりません。

であるにも関わらず、先日の期日で、裁判官から「原告勝訴、こちら敗訴(だから請求額より少し下で和解した方がいい)」という心証開示があったのに、うちの代表、「和解提案小出しにして長引かせましょう」と言い出す始末。

私が、過払いの裁判の流れとか説明してもピンときていない様子。なんだこの感覚のずれ。

それが依頼者利益になるとでも思っているのか!?とかなりイラッときました。

依頼者の利益を図るためには、結果がままならないことを伝えて、「まだマシ」な解決を導けるよう、説得する必要があることも少なくないのに。

それが全然わかっていないんですよね。

もう弁護士経験は10年を超えている人。なのにこの実務を踏んでいない感じはなんなんだろうか・・・頭痛い

とそんなこんなことがあり、「できるだけ早く出た方がいいな」と思ったのであります。


ぶっちゃけ、仕事や事務所を選ばなければ、入れてくれる事務所はいくつかあると思います。

特に私が来てくれやしないかと、手ぐすね引いて待ってくれている事務所は確実にひとつあります。

だけどねえ・・・今の私には、昔やっていたような「自分をすり減らす」事件をやる気力というのは、残念ながら残っていないんだよなあ。


そして、「事件が来る来ない」に左右されない硬い仕事がほしい。

と同時に「書く仕事」がしたい。

コンスタントに書く仕事がもらえるのであれば、安定収入にはなるわけで。

そういう「コンスタントに仕事をくれる先」というのをいくつか確保したいなと思っているのです。

もしこれが叶えば、今の事務所をすぐに辞められなくても、「給料下げてくれていいから、出勤日数を減らしてくれ」という交渉ができたりもするかなあという気もしていて。


早いところやめたいなとは思うけれど、焦って辞めて後悔するのは嫌なので、目指すは1年後、2024年の終わり頃と思っています。

それまでに自分のメンタルが持てばいいですけどね〜・・・


そんなわけで、ちょっと色々頑張ります。

せっかく札幌に帰ってきたんだもの。居心地の良い場所を増やしていきたいです。



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