2024年3月24日日曜日

(まだ見てない人はネタバレごめん)世界フィギュア2024総括

 3月24日日曜日。

今日は、朝からフジテレビオンデマンド(FOD)のプレミアムで、世界フィギュアの男子シングルフリーをかぶりつきで見ていて、今は大相撲春場所の千秋楽をかぶりつきで見ています。

私にとっては、どちらも目が離せない大イベントで、もう他のものをじっくり見る気力がなくなっています。

というわけで、毎週日曜日の昼間に1週遅れで見ているNHKBSのドラマ「舟を編む」は、本日は見ておりません(来週2本続けて見ようかな…)


大相撲のほうは、トップを走っている新入幕の尊富士が千秋楽を前に大けが?をしてしまい、果たして今日はどうなるのか、ほんとに出るのか?というドキドキが止まらない状況です(会場に入ったらしい)。


そんなこんなで、世界フィギュアです。

地上波放送は今夜なので、まだ結果を知らない人には申し訳ないのですが、女子シングルも男子シングルもFODで見たので、書いちゃいます。


一言でいうと・・・

女子シングル:坂本花織の強さはホンモノだけど、この後がどうなるか不安

男子シングル:宇野君は目標を見失ってしまいましたね~

というところでしょうか。


さて、まずは女子シングルからです。

坂本花織ちゃんがショートで4位になったときに、正直「メダルは取れると思うけど、3連覇は難しいかなあ」と思っていました。

2位から4位までは全部73点台だったので、フリーのでき次第で、いくらでも順位は変わると思っていました。

頭1つ抜けていたのが、ルナ・ヘンドリクスで、彼女だけ76点台。

抜けていると言っても大した点差ではありませんでしたが、彼女の底力を考えると、フリーで大きく崩れはしないだろうという気がしていて、このまま逃げ切りかなあと思ったのでした。

が、蓋を開けてみると予想と全然違いました。

ショートの上位4人の中で、フリーを完璧にできたのは坂本花織ちゃんとイザボー・レビトだけ。イ・ヘインもヘンドリクスも、大崩れしてしまったのでした。


二人が大きく崩れた要因はおそらく花織ちゃんです。

文句のつけようがない完璧なフリー(ステップがレベル3でしたけど。ぶっちゃけ厳しすぎると思う)を上位3人がリンクに入る前に見せられてしまい、ヘンドリクスとヘインは、プレッシャーかかったんじゃないかと思うんですよね…

特にヘインは、今シーズン成績がかなり悪くて、世界選手権のショートだけがずん抜けてよかっただけ。プレッシャーがかかった結果、いつもの彼女に戻ってしまったのかなという気がしています。

それだけ、「崩れない坂本」は、ロシア以外の女子選手にはおっかねえ存在ということなんだと思います。

ビジュアルがイマイチなので、一般ピーポを巻き込むだけの人気がないのが私はとても残念なんだけど、カオリサカモトは本物です。

ミラノコルティナ五輪までどうか頑張ってください。


というのも、花織ちゃんから島田麻央ちゃんをつなぐ間の世代が、女子は今ひとつだからなのです。

ぶっちゃけ、今回私は、千葉百音ちゃんには期待していました。メダルに近いところまで来るんじゃないかと。

ですが、ショートですっぽ抜けをやらかしてしまい、13位でフリーを迎えることに…

フリーは1ミスだけのほぼ完ぺきな演技で順位を大きく上げ、結局7位入賞を果たしましたけれど、ああ、まだ安定しないんだなあという気がどうしてもしてしまうのです。

ただ、三原舞依ちゃんもこれ以上伸びしろなさそうだし、吉田陽菜ちゃんも安定感イマイチだし、渡辺倫果ちゃんもショート弱いし、紀平梨花ちゃんなんて本当に復帰できるのかわからないし、そうするとシニアの二番手ってどうしても千葉百音ちゃんになっちゃうのですよね…

花織ちゃんがミラノ前に引退してしまうと、次のオリンピックの枠が危ないので、どうしても頑張ってもらわざるを得ない。

そんな感じがしました。


そして男子ですが…

イリヤ・マリニンの4回転ジャンプがぜーんぶクリアに決まり、文句のつけようがないぶっちぎりの優勝でした。

私、彼の演技は、4回転飛んでるだけでクソも面白くないので全然ときめかないのですが(スピンはうまいと思う)、あれだけ飛んだらもう仕方ないよねという感じです。

そして鍵山くんは、ちゃんと、とるべきメダルをとったと思います。フリーの出来は、おそらく今シーズンの中ではよくないほうだと思ったけど、ミスを最小限に抑えて、細かいところで減点されず良かったと思います。

で、びっくりしたのが、アダム・シャオイムイムファ(どこで切っていいかわからないので切りません)でして…

ショートがあそこまでダメダメで、2日後に銅メダルに爆上がりするだけの完璧演技しちゃうところがすごい…

実は、FODの中継は第3グループから見ていたのですが、第2グループまでの選手の成績を確認したところ、トップがアダムで点数見たら284点とかになっていて、「ええええええええ!?」となったのです。

ショートが77点台だったので、そうするとフリーは200点越えしたのか!!とびっくりして、最初から見ていればよかったと悔いました(その後演技はYouTubeで確認)。

で、ショート上位の選手が滑っても、全然アダムの順位が下がっていかない。

一体最後何位になるんだ?と思って見ていたら、宇野くんがミス連発してメダル確定。

底力すごいなあと感心してしまいました(私はこの人の演技、難解すぎてあまりピンとこないのですが。ブノワ・リショーのせいかな?)。

バックフリップを飛んで2点マイナスになりましたが、別に減点覚悟で飛ぶならいいじゃんねというのが私の意見です。

表現のために必要だったのかもしれないし、バックフリップ解禁しろというメッセージなのかもしれないし。

ミーシャ・ジーだって、まだボーカル入り曲が解禁されていないときに、ボーカル入りの曲を使って、滑るたびに減点されてましたからね。

表現を突き詰めるならそれくらいの覚悟もいるということなんじゃないでしょうか。


そして宇野くんです。

なんか見ていて、もうこの人闘争心ないんだろうなという気がしました。

なんか全体に集中していなかった感じが見て取れました。

今シーズンは、表現面を重視したいみたいなことを言って、ジャンプの種類も減らしてやっていましたけれど、20代も後半になって、体力もたぶん落ちてきていて、世界選手権2連覇してオリンピックも2回メダルとって、もうそこしかモチベーションなかったんだろうと。

ショートは、持ち前の表現力と「当たり前に披露できる技術」でいい点出せたけど、やはりフリーになると、気力の部分でポンと抜けることができなかったんでしょうね…

なんか、去就のことは考えるとか言っているみたいだし。

年齢的に考えても、ミラノコルティナはちょっと難しいかなと思うので、来シーズン前に引退というのはありかなあと感じています。


まあ、男子は鍵山くんがいるし、ほかにも三浦くんや、サトシュンもいるし、なんとかなるかなあと思っています。


その三浦くんですが、相変わらず大舞台に弱い…というか好不調の波が激しいというか苦笑…

でもねえ、安定しちゃうと三浦くんじゃないような気もするし。

フリーは頑張ったと思います。

前半こそ2回転倒しましたが、後半持ちこたえて、ジャンプも全部決めたし。

順位も2つ上げて入賞できたんだから、まあいいんじゃないでしょうか。


と、そんなわけで、2023~2024シーズンのフィギュアスケートも終わりです。

来期のドラマ、来期までのドラマを期待したいと思います。

そして、プレミア登録しちゃったFODをどうにか活用します。


追伸

YouTubeチャンネル始めました。

まだまだ素人臭さ全開ですが、よろしければ見てやってください。

意外に投稿に時間がかかるので、働く女としては毎日の投稿は難しいかもしれませんが、なるべく頑張って投稿します。

https://www.youtube.com/channel/UCPu1TquPUQYu0_3AbRONWEw

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