2025年9月28日日曜日

仕事は増やさねばならぬが「選びたい」と思った一件

本日大相撲9月場所千秋楽。

久しぶりに横綱同士の優勝争いとなっております。

横綱になってからピリッとしなかった豊昇龍に私としては勝たせてあげたいです。

本割と優勝決定戦の2回、大の里に勝たないといけませんけどね・・・

推しの若元春は昨日勝ち越しを決めましたが、今日の対戦相手がなんと安青錦・・・

8勝7敗で終わるのと9勝6敗で終わるのとでは、番付が全然違ってきます。嗚呼どうなることやら・・・


さて、前回投稿で、タマゴヘビのハルさんを毎月病院に連れて行くことになったので、稼がないとあかんみたいな話をいたしました。

*前回の投稿は以下からどうぞ?*

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/09/Kaseganebaandsekairikujo.html


ライターの仕事を見つけたらとりあえず応募し、いわゆる「事件」関係も積極的に受けていかなきゃいけないだろうなと思っていました。

ライターの方は、先週、クラウドソーシングサイト経由で、トントンと2つばかり仕事が決まりました。

それとビズリーチで応募した仕事があり、兼業OKで採用してもらえればとりあえず安泰だなと思いました(未知数ですが)。


そう思っていたところ、受任していた離婚事件で、どうしようもない事態が発生し、即時辞任する事態となりました。


どういう事案かというと・・・

夫名義のローンが組んである家に妻と子供が暮らし、夫は実家で暮らす形で別居している夫婦がいました。その妻の方から協議離婚の依頼がありました。


夫の方は、そもそもあまり離婚に乗り気な感じではなく、私が代理人として介入する前には、「離婚しない」と妻に告げていた程でした。そして、仮に離婚する場合には自宅は売却するとも言っていました。


妻の方は「子供のために」という理由をつけて、自宅に住み続けたい、そのために離婚後も夫にはローンを払い続けてもらいたいと言っていました。


こういうパターンの離婚はまあまああるのですが(最近増えている感じがする)、私としては、「お勧めしない」と伝えることがほとんどです。

というのも、夫にしてみれば、「自分が住まない家」のローンを払うことに対するモチベーションはないわけで、よほど子煩悩でなければ途中で払うのをやめてしまったり、売却してしまったりするパターンが少なくないのです。

妻側にそれなりの収入があって、ローンの借り換えができるパターンであれば問題ないですが、そうでない限りは、ある日突然住まいを失うリスクがあって、弁護士的にはお勧めできないわけです。

この妻に対しても私はその点を話したのですが、そうしたところ、妻は割とあっさり「近くの市営住宅に申し込んで、当選したら引っ越す」と言い出しました。


で、割とすぐに抽選に通ったのですが、入居条件が「離婚成立」だったので、私は夫の代理人に「協議離婚に応じてもらえないか」と打診したのです。

そうしたところ、自宅を早期に売却したい夫は、渋々協議離婚に応じたのでした。

離婚成立を優先させたので、養育費や財産分与はこれから交渉することになっていました。

で、打診をしようとしたところ、離婚が成立した翌日に、妻から私に信じられない内容のメールが来ました。


「内見してきたら狭くてカビ臭かったので、市営住宅はキャンセルします。やっぱり今の家に子供が大きくなるまで住みたいです。」


はあ?と思いました。自分の言ってることがどういうことか、この人わかっているのか?。

この申し出は、そもそも離婚にあまり前向きでなかった夫に対して「自宅売却」という人参をぶら下げて協議離婚に応じさせたのを、足元からひっくり返すことになります。いわば「騙し討ち」になるわけです。

そして、私は、「もしかしてこの女、最初から自宅に居残るつもりで、市営住宅の件を利用したのでは」とも思ったのでした。


「家を出て行くので離婚してください」と夫の代理人と交渉してきた私としては、こんな裏切り行為をできるはずもなく、私は妻に「信頼関係を今後保つことができないので、本日限りで辞任します」と伝えました。

妻は、びっくりして引き留めるかと思いましたが、あっさり「おせ話になりました」と返信してきました。覚悟の上か、あるいはやはり「最初からの目的を達した」かと思いました。

このやりとりがあったのが金曜日の夜だったので、明日一番で夫の代理人に辞任の連絡をする必要があります。


なお、詐欺による離婚は取り消しの対象になります。

夫側から離婚取り消しの調停を起こされたり、建物明渡の訴訟を起こされるリスクがありますが、私には知ったこっちゃありません。


この件で私は「だから離婚は嫌なんだよ」と思いました。


私は家事調停官という仕事をしていたこともあるし、元々離婚関係の事件が多かったこともあって、離婚事件は得意分野ではあります。

が、離婚事件というのは、夫婦間のドロドロした問題に足を突っ込む分、事案によっては、ストレスマックスになることも少なくありません。相手のキャラクターによっては、私自身が嫌がらせの標的になることもあります。実際なったこともありました。


今回のように、依頼者に「とんだ裏切り行為」をされたのは2度目ですが、えてして離婚という問題に直面する人間(妻も夫も)は、常識的な落とし所を考える視点がなくなる傾向にあり(元々ない人も少なくないですが)、とんでもないことをやってくれたりするわけです。

で、それをカバーするには、我々限界があるんですよね・・・


今回の「バカ妻」の件は、私に「離婚事件の嫌なところ」を思いっきり想起させました。

で、占い師さんに言われた「バカが嫌い」という言葉も思い出しました。

離婚事件をがっつりやるということは、こういうバカとまあまあな頻度で付き合っていかなきゃいけないということです。

できるだけ避けたいな〜と思いました。


「バカ」との遭遇って、本当にどういうタイミングで来るかわからないのです。

受刑者だからといってバカとは限りません。ちゃんと話ができて、しっかりした仕事ができるケースもあります。

職業にも関わりません。先日相談に来た元証券会社の社員とかいう女性は、自分の金と家族の金の区別もできず、てめえの借金を家族のカードで借りたお金で支払いまくって、家族に1000万円近い借金を負わせていました。それで「ちゃんと払えている」とほざきやがりました(もちろん、「それは払えているとは言わない」とはっきり告げました)。

「バカ」かどうかって、学歴とか職業とかとあまり相関関係がありません。どれだけ地に足をつけて冷静に自分や自分の周囲のことを見られるかということだと思います。


「事件」をやるにしても、「バカ」とガップリ四つに組まなくて良い事件を増やした方が良さそうです。

相続放棄とか、債務整理とか、裁判所から選任してもらう相続財産清算人とか・・・

事件の受け方も追々考えていきたいと思います。


さて、久しぶりに暴言を吐いたところで今日は終わりにしたいと思います。

もうすぐ横綱戦です。ちなみに若元春は安青錦に勝ちました!!嬉しい!!9勝6敗!!

もしかしてもしかすると来場所は小結くらいにはなれるかもしれない・・・


ではでは。










2025年9月21日日曜日

一生懸命稼がねばならない事態が発生+ちょっとだけ世界陸上

本日は、札幌大荒れの天気予報でしたが、朝から晴れております。

どうやら低気圧は夜中に抜けたようで何よりですが、北海道の一部地域では暴風になっているようです。まあ、北海道はもともと全般的に風が強い地域なので、別に問題ないですが・・・


さて、独立開業まであと2ヶ月ちょっとと迫ってきた私ですが、ここに来て「ちゃんと稼がないとあかんやん」という事態が勃発しました。

それは、我が家にいるタマゴヘビのハルさんのこと。


こちらのブログには書いていなかったと思うので、少し説明します。

タマゴヘビとは、卵(現地ではフィンチの卵。飼育下ではうずらの卵)しか食べない小型のヘビで、トーゴあたりに生息しています。

私は爬虫類が好きで、特にヘビが好きだったのですが、普通ヘビのご飯はマウスやラットで、ハムスター大好きの私としてはそれが耐えられず、卵を食べるタマゴヘビをお迎えしたのです。

昨年の6月のことでした。

神経質な個体が多く、なかなかご飯を食べないこともある・・・ということは事前情報で知っていたのですが、ハルさんはもう何をしても食べない。

温めても、卵を割って黄身の匂いをさせても、卵の殻に黄身を塗っても食べない。

で、そうこうしているうちに1年3ヶ月が経ってしまいました(こんなに食べなくても生きてるヘビって生き物がすごい)。


先日、朝、ケージの中の水入れを見たところ、真っ青な排泄物と思しきものが落ちていて、焦って、ハルさんを動物病院に連れて行きました。

そうしたところ、真っ青な排泄物と思しきものについては、見当がつかないものの、元気なので病気ではなさそう、ただし痩せてきているので、強制的に食べさせないとダメかもねということになりました。


タマゴヘビは本当に小さいヘビで、体の太さなんて、直径1センチちょっとくらい。

これに強制給餌するということは、カテーテルを口に入れなければなりません。無器用な私には到底無理と思われ、病院にお願いすることに。

そこで昨日、私は卵とハルさんを持参して病院に行き、獣医さんに強制給餌してもらったのでした。

私が嫌いらしく?近づくとたまーに威嚇するハルさんが、獣医さんの手の中ではとてもおとなしく、暴れもせずに卵液を飲んだのでした。

獣医さんのプロの技を見た気がしました。私にもできなくはないだろうけど、きっとあんなにうまくはできなくて、ハルさんにストレスをかけるだろうなと思いました。

で、今栄養が不足している状況なので、このまま家で何も食べなければ、また1ヶ月後に卵持ってくるようにと言われました。

そしてお会計なのですが、8000円ちょっとでした。

ヘビはたぶんペット保険はなく、これから月イチで卵飲ませに病院に行くとなると、毎月8000円ちょっとの出費が確定することになるわけです。

我が家は、ちこちゃんもお腹に疾患を抱えており、病院代に漢方代で月1万円くらいかかってる。さらにご飯やおやつも安くて成分がよくないものはアウトなので、数千円単位でお金がかかってる。猫砂も3500円程度かかる。

つまりつまり、超ざっくり計算して、ちこちゃんとハルさんの養育費?で月2万円から2万5000円くらいはかかることになったわけです。

昨日ハルさんの病院からの帰りに、タクシーの中でざっくり計算して(そうタクシー代も加算されるのだ)身が引き締まってしまって、「なんとなるだろなんてのんびりしてられんぞ」と思ったのでした。

最近、自分自身の出費については抑え気味で、朝出勤前にカフェに寄っていたのをやめたり(寄っても頭痛は治らんし)、無駄にお金を使うのは心情的になんとなくやめるようになってきていました。今月に関しては、それで1万円から2万円は出費が抑えられている気がします。

その努力を無にするかもしれん今回の事態・・・

もちろん家計の見直しはさらにするとして、冗談じゃなく、もうちょっと稼げるようにしないとあかんのやないかと危機感を覚えたのでありました。

開業準備を進めながら、仕事拡大に勤しむ必要がありそうです・・・


でも、以前みてもらった占い師さん、こういうことも含めて「今後10年くらいは大丈夫」と言ってくれたのかもしれません。頑張る要素が出てくるので頑張れるでしょっていうことなのかもしれんと。

ハルさんの件で、できる努力はなんでもしようと思ったのでありました。


さて、話は変わって世界陸上。

本日最終日で、日本男子チームは、4✖️100メートルリレー決勝に臨むこととなります。

昨日の予選では、1走の小池くんから2走の柳田くんへのバトンパスにミスがあって(柳田くんが握り損ねた)、それでタイムロスしました。結果なんとか3着には入りましたが、決勝は、バトンパスはもっとギリギリのタイミングを狙ってすることになるので、どうなるかなあと思っています。

6年ぶりのメダルとか言われているけど、難しいんじゃないですかね。

今は他の国もバトンパスを綿密にやるようになってきているので、アメリカ・ジャマイカだけ見ていてはダメだと思います。

で、今回の世界陸上総括すると、日本にとってはとても良い大会になったのではないかなと思います。もちろん、「地の利」もあったと思いますが、競歩でメダルを2つとって、他に入賞した選手が何人かいて、さらに、予選突破した選手も結構いましたので。

個人的に良かったなと思うのは、女子の競技力が少しずつ上がってきたことです。

女子の200メートルで井戸アビゲイル風果が準決勝に行ったり、100mハードルでは2人も準決勝に進んだり。出場種目も少し増えました。マラソンでも入賞しましたしねえ。

今まで、日本女子の陸上選手って「世界はない」って感じでしたけど、少なくとも、世界の舞台に出ていっても恥ずかしくない人が増えてきたのは、大きな成果ではないかと思います。

入賞した選手のうち、2人は、黒人とのミックスの人で、これを揶揄する人もいるのですが、そういう輩ってホントバカじゃないかと思う。

彼らは「日本代表」という看板を背負って戦って、「日本の国」のことを思って戦ってくれたわけで、国籍も日本。それ以上に何が必要というのだと思います。

織田裕二が村竹ラシッドくんの決勝レースの後に「日本人だね」みたいなコメントをしていて、ちょっと良かったなあとか思いました。


そもそも、「固有の日本人」なんていなくて、遠い祖先の中には大陸から渡ってきた人も多く、みんなどこかでいろんな血が混ざり合っているわけですよ。

そんな歴史も知らずに「固有の日本人」とかほざく連中に一発二発お見舞いしたい気持ちにもなる世界陸上でした。


個人的には、泉谷駿介くんのレースが残念でたまらなかったのと、中島佑気ジョセフくんの笑顔にやられた感じでした。


さて、大相撲中日も佳境に入ってきました。ということで本日はこの辺で。






2025年9月16日火曜日

友人の気持ちが若くて?すごいなーと思った件

 9月16日火曜日。

昨日までの三連休は、13、14日がさっぽろレインボープライドに弁護士会として参加、昨日の15日は友人とエスコンに日ハム戦観戦ということで、ちっとも休めなかったハヤシです。

そのため本日までお休みして4連休ということにしました。

来週の連休の谷間の22日月曜日、当初は出る予定でしたが、開業のために家具を見に行きたいので、お休みすることに。

事務所サイドの動きからすると、すでに戦力外になっている模様なので、まあ休みたい時に休んで良いかと思っています。


さて、先ほども書いたとおり、昨日は友人と日ハム戦を観戦しに行きました。

この友人は、高校時代からの仲良しです。数年前から日ハムにハマり、今やエスコンのシーズンチケットを買って、エスコンでの試合は昨シーズンも今シーズンも皆勤賞で見に行っているという人。

一昨年だったか、ほとんど恋だろうと思うほどにとあるピッチャー(それもメジャーではない感じの人)にどハマりし、その人が出ると思しきイベントにも行きまくり、ユニフォームを作り、登板したら動画を撮りまくるなどなどの推し活ぶりは目を見張るものがありました。

ただ、その人が今年の初のキャンプでサインを求めた際に、インスタのコメント返しにChatGPTを使っているという話をされてから、急速に熱が冷め始めてしまったようで・・・

今シーズンは途中から二軍落ちしてしまったようですが、さほど気にする風でもなく・・・

一方、今は今シーズン急成長してきた別のピッチャーにちょいと入れ込んでいるようで、楽天にもビジュアルが好きな選手がいるとかで写真を見せてくれて、とても嬉しそうにしていたのでした。

それを見ていて、私は気持ちが若いなーと思ったのでした。

そりゃ私も一応女性で異性愛者らしいので、「この人はカッコ良いなあ」と思ったりすることはあるし、若元春という推しもいます(ちなみに若元春は見た目も割と好きです)。

しかし、なんというか、「きゃー」とか言って、グッズをかき集めたり、若元春を見るために両国国技館に通い詰めたり、巡業の追っかけをしたりするわけではありません。

せいぜい年1回の札幌巡業を見に行くくらい。それも2日あるうちの1日しか行きません。

彼女の「かっこいい若手選手」にかける意気込みは、ティーンの女の子を彷彿とさせて、「気が若い!!」としみじみ思うのです。

まあでも旧ジャニーズ(特に嵐とか)のファンは50代60代も多いというし、そういう意味では、彼女は「乙女なおばさん」なのかもしれません。が、そういう「乙女」な部分が私にはもはやなくて、なんというかその迫力に会うたびに気圧される感じがするのです。


私にそういう「乙女な時代」があったか遡ってみると、あったのでした。


それは小学校低学年から高学年にかけてのこと。

私が一番最初に好きになった芸能人は、川崎麻世でした。

川崎麻世は当時バリバリのアイドルで、ちょっとミステリアスな顔立ちに、長ーい手足を操って歌い踊っていたのでした。

その姿が私にはとても美しく見えて、母親にねだってブロマイドを買ってもらったのでした(懐かしい響き・・・)。

その後好きになったのは神田正輝。「太陽にほえろ!」で医学部卒のドック刑事役で出ていた彼がとても素敵だなと思っていて、彼の姿を保管したい一心で、「太陽にほえろ」の写真集を買ったりしていたのでした。

ジャニーズ系のアイドルにはあまり興味がなく、どちらかというとシブ好みで、それ以外には、「必殺仕事人」に出ていた三田村邦彦が素敵だと思ったりしたこともあったのでした。

あ〜、あと高校生の頃は、大江千里が好きで、レコード(懐かしい)を買ったりレンタルしたりして聞いていましたね・・・


その後もその時その時で好きだなあ、素敵だなあと思う芸能人(ほとんどはミュージシャンか俳優)がいたりしたのですが、ライブに1、2度行ったりするくらいで、本格的な追っかけみたいなのはしたことがありません。

そういう意味では、「乙女」な自分が全開だったのは小学生の頃で、その後どんどん希薄化していったような気がしないでもありません。


友達の彼女は、日ハムにハマる前は、韓流ドラマにハマっていてハングル検定も何級か取得したはずですが(字幕なしでドラマを見るため)、最近韓流の方はトンとご無沙汰で、日ハムと楽天にぞっこんです。

もしかするとそこの選手って、彼女にとっては、かつてのAKBみたいな「会いに行けるアイドル」なのかもしれんなあと思います。

それに彼女は自身も夫も医者なので、追っかけするだけの財力もあるわけで。2人の子供も家を出たし。そういう意味では、今が一番、推し活しやすい環境なのかもしれませんね。


そういう「夢中になれる何か」を見つけられない自分は、はたまたエネルギー不足なのか、それともリア充なのか?

社会の動きは私が良いと考えるのとは反対の方向にどんどん向かっているし、独立開業を控えて、不安な気持ちも強い。

でも、ちこちゃんが家にいる毎日は、忙しいなりに楽しくて、今日なんて、隣で昼寝しているととても幸せな気持ちに包まれたりするのです。


そうか。私が推し活に興味ないのは、いつでも現実の世界が大事だからなのかもしれないな、などと思ったりするのでした。








2025年9月7日日曜日

発達障害の検査受けてきました+昨日のカウンセリングについて

 先程までオリックスvs日ハム戦を見ておりました。

10ゲーム以上離している下位のオリックスに、日ハムまさかの3連敗。ますますリーグ優勝が遠のきます・・・


さて、前回予告していたとおり、今週木曜日にクリニックで発達障害の検査を受けてきました。

ちらっと見るとWAIS-Ⅲという確か以前もやった検査だったような気がしましたが、今回やったものはちょっと違っていました。

おそらくはきちんと「発達障害」を見るための検査がチョイスされていたのではないかと思います。

検査内容は多岐に渡っていて、最初は絵の間違い探し、その後、言葉の意味説明とか、絵と同じ柄になるようにサイコロを並べていくとか、心理士の先生が言う数個の数字やひらがなと数字の組み合わせを順番通り、あるいは逆に言っていくとか、そういった問題を1時間半の中でやっていきました。


のっけから、「う、わからん」とつまづきました。

絵の間違い探しなのですが、半分くらいからあとは、絵の中のどこにどんな間違いがあるのかさっぱりわからなくなり、「わかりません」を連発しました。

2枚並べて違うところを探すタイプならそこそこいけるのですが、1枚だけのものはまるでダメという感じでした。

あと、数個の数字やひらがなの組み合わせを暗唱していくのも、桁数が多くなっていくと全然ダメでした。


さらに自己嫌悪に陥ったのが知識問題。「枕草子の作者は」と聞かれて「紫式部」と答えてしまいました。答えながら「違うやろ」と思ってましたが、清少納言という言葉が頭に浮かんでこず・・・

結果は1ヶ月後です。自分では、「できたものとできなかったものがはっきりしている」という感触ですが、さて、どうなりますやら・・・


そして、昨日は2ヶ月近くぶりのカウンセリングでした。

昨日は、まず冒頭、心理士の先生に、事務所を辞めて開業することになったことを報告しました。

先生は、ちょっとびっくりしていて、「トラウマは克服できたんですか?」と聞いてきました。

*私のトラウマについてはこちらをどうぞ

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/07/Daijinadekigoto.html


トラウマは克服できてないないけど、ああならないようにしないと思っている、また、今回は前回と違ってライターの仕事があって、それで固定費くらいはなんとかなりそうなので・・・という話をしました。

そこから少し仕事の話になりました。

その心理士の先生は、普段はNPOの仕事をしているのですが、その仕事が、発達障害を患って困っている学生さんの支援なのだそうです。

最近、私立大学なんかは、誰でも入れる時代になっているので、小中高でろくに宿題も出せなかった発達障害の子が入学してしまい、課題のレポートを1個も出せずに退学処分になり、奨学金を返せない状態に陥っている子が結構いるのだそう。

さらに、障害者枠であれば就職できそうなのに、親が障害があると認めてくれず、健常者枠での就職をしようと頑張って、結果どこにも就職できず、やはり奨学金が返せないという子もいるんだとか。

そういう子に対して福祉的な支援をしているのだそうですが、やはり「返せなくなった奨学金」という負債の処理は法律家に頼らざるを得ない(破産ですね)。

で、知り合いの弁護士にお願いすることもあるのですが、その弁護士が、貧困者から高いお金を取らない(で、弁護士を搾取するわけですが)法テラスという機関と契約していないため、そういう学生さんたちをお願いできないことがあるそうなのです。

心理士の先生の表情は(マスクしてましたが)あからさまに「あなた法テラスと契約してない?」と言っており、私は思わず、「そういう困っている人を助けるのはお手のもの」と血が騒いでしまって、「契約してますよ。困ったら連絡ください」と言ってしまったのでした・・・

しかも、これ全くの善意ではなく、心の中で「ちったあ収入の足しになるやろ」とか思ってしまったのも事実です。


前回開業時の反省として、法テラス案件が多い離婚と刑事事件がメインになってしまったということが挙げられるので、法テラス案件ほぼ確実な学生の破産案件なんて、何を考えているんだオイと思われてしまいそうですが、安定的に収入があるのがライターだけの現在においては、少しでも収入になりそうなものは、手元に引き寄せておきたいのです。


それに、こういうのを断らずに手元においておけば、他の案件も来るかもしれませんからね・・・

と、少し打算的になってしまった私でした。


そして、半分くらい仕事の話をした昨日、相談料は通常通り請求されるのだろうかと途中から気になっていたのですが、しっかり請求されたのでした。

こういう強さが自営業者には必要ということも、また学んだ昨日のカウンセリングだったのでした。


来週は3連休ですが、土曜日曜が札幌レインボープライドに駆り出され(弁護士会のお仕事)、月曜日は日ハム戦だったりするので、更新は仕事を休む火曜日になりそうです。

ちょっと間が空いてしまいますが、お待ちいただけますと嬉しいです。


ではでは。