2014年1月19日日曜日

四十路女は「洗いすぎ」要注意。

この乾燥具合、なんとかならんのか。

冬の寒さも身に沁みますが、東京の冬の異常な乾燥には、未だに慣れないハヤシです。

もちろん、我が故郷北海道も冬は乾燥するのですが、とはいえ、雪のあるなし、木枯らしの吹く吹かないの差は歴然としていて、こちらの乾燥は、齢44の体調に様々な異変を引き起こしてくれたりするのです。

風邪でもないのに咳が出る。
鼻水が落ちずに鼻の奥がかぴかぴ。
ドライアイの状態が激悪で、目がいつもジーンとなっている。

これに加え、ハヤシの場合、腕に乾燥性の湿疹が出るようになってしまい、病院で軟膏もらわないといけないレベルに達してしまいました。

でも、こんなことで、毎年秋から皮膚科通いして薬もらうというのもあほらしいので、なにか解決策はないかと、色々ネットなんかで調べておりました。

すると、目についた記事が。それは、

女は40過ぎたら、毎日石鹸で体を洗うな

というものでした。

それでなくても肌を保護する脂分が減ってきているのに、毎日石鹸で洗ってしまうと、てきめん乾燥肌になるというのです。

確かに・・・と納得するところがありました。

新陳代謝は若いころに比べて激減しています。
この年にして、夕方になると、おでこも髪の毛もバター塗ったくったような状態になるなんて、あり得ません。
もしかすると、体の中から自然に出る脂分に肌を守ってもらうのが良いのかもしれない、そう思いました。

で、去年の12月初めくらいから、入浴しても

・石鹸で毎日洗うのは、デリケートゾーン、足指、わきの下、耳の裏、足の裏と指に限定。
・シャンプーも基本1週間に1度。普段はシャワーで入念に地肌洗いと高めのコンディショナー。

風呂上がりにはもちろん全身ローションです。

洗顔も、日焼け止めを塗っているので、夜は洗顔フォームを使いますが、朝はぬるま湯のみ。

1か月を過ぎましたが、(病院から出してもらっている軟膏のせいもあると思うけど)、肌は痒くて仕方ないということがなくなりました。
顔もしっとりしています。

なにより効果があったのは、実は髪の毛。

実は私、ホルモンバランスが悪いのか、前頭葉あたりの髪の毛が若干心もとない状態になっており、10年後にはアデランスレディースかと悲観しておりました。
地肌もストレスのせいか固くなりがちで、気が付いたときにマッサージをして血流を良くしようと試みていたわけです。

年末、地元に帰った際、もう20年以上の付き合いになる美容師さんのもとへ行きました(ちなみに、札幌を離れて8年を過ぎたハヤシですが、髪の毛は、この人にしか切ってもらっていません)。

いつも行くたび、「髪細いねえ」、「ストレスかねえ」、「ホルモンバランスなんだよねえ、この辺の髪は~」を繰り返し言われていたのですが、年末に行ったときには、「髪、調子いいわ」と一言。

で、最近シャンプーをあまり使わないようにしているんだと告げると、それが理由だと思う、と言っていました。

実は彼女も、めったにシャンプーを使わない人。
彼女が言うには、やはりシャンプーを使うと、地肌が弱酸性からアルカリになってしまうので、毎日やると打撃がでかい、というのです。

昨今は、ワックスやらジェルやら髪に塗るものがあまた出ておりますが、ほとんどが水やお湯で落ちるものばかり。
洗いすぎはよくないのだ、と力説していました(そういえば、シャンプーは2日おきにしろとか、前にも言われていたっけ)。

1か月以上たっていますが、髪の状態はすこぶるいいです。張りがあるのも自分で分かるし。

たぶん、シャンプーを使わない分念入りに地肌をマッサージしているのも、功を奏しているのだと思います。

ヒアルロン酸だの、高級シャンプーだの、琥珀が入った化粧水だの、巷には、中高年女性をターゲットにした美容用品があふれていますが、基本は「洗いすぎないこと」にあるということを、実感したのでした。

美容って、意外にシンプルなのかも。
ま、加齢臭には気を付けないといけませんけどね。



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