2023年1月29日日曜日

整理できていないけど、ノンバイナリーについてちょっと書いてみる。

 今日は、朝から卓球とカーリングの全日本選手権が入っていて、チャンネルをBSとNHK総合で切り替えながら見ている状況です。

今日の心情としては、やや卓球寄りですが…

今卓球は女子の決勝戦。早田さんが余裕で優勝するのかと思いきや、1ゲーム目を相手に取られて、下剋上の予感がしています(今2ゲーム目も取られた)。


さて、昨年の今頃、自分はアセクアロマかもという話をこのブログで書きました。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2022/02/koisenufutari.html


その後、飼ハムマサムネの介護やら、私の転職Uターン問題などで、しばらくの間、「自分の性自認」の問題については、おいておく感じになっていましたが、最近ちょっと改めて考える機会ができました。


というのも、札幌に帰ってきて、弁護士会の活動で、LGBTについて扱う委員会に入ったのです。そこにはホモセクシャルの男性弁護士もいて(まだ弁護士になる前から知っている方です。)、委員会でいろんな議論を聞いているうちに、「そういえば自分の性的なアイデンティティの問題を放置したままだったな」などと思ったもので。


東京だと、周りには、いいお年頃を過ぎて夫はおろか彼氏もいない弁護士というのも結構少なくなく、10年以上彼氏もおらず、ここ10年くらい欲しいとも思わず、かつ「このまま一生結婚しなくて結構」という自分は、特別珍しいものではない…という感覚でした。


が、こちらに帰ってきて、修習時代に仲が良かった友人らとご飯食べた機会に思ったんけど…みんなちゃんと結婚して子供がいて、なんらそれに疑問を持たない暮らしをしていたりするのですよね。


それで改めて、「ああ、私のような生き方ってやっぱり少数派なんだわ」などと突きつけられた思いがしたのでした。


そして思い返せば、私は子供の頃から「自分が結婚する」というイメージを全く持つことができませんでした。

自分は結婚というものは一生しないんじゃないか…幼い頃、私はそんなふうに漠然と思って生きてきたのでした。

奇しくも今、子供の頃思い描いていたような生き方を自分はしているわけです。


ちょっと話がそれましたが、そんなわけで、最近なんとなく自分の性自認の問題と向き合う機会ができて、仕事が暇な時に(ここ最近書いているように、日頃、私の仕事自体はとても暇です)LGBT関連のウェブサイトを見たり、ちょっとした診断などをしたりすると、「ノンバイナリー」に該当するという結果が出ました。

複数診断したところ、いずれもノンバイナリーという結果が出ました(他にも、付随してアセクシャル、アロマンティックなどに該当するというのも出ましたが、それはこの際おいておきます)。


ノンバイナリーというのは、主に「どういう性表現をしたいか」という問題のようで(このような曖昧な書き方をするのは、ものによっては性自認の問題も含む概念であるかのように書いてあるものがあるので)、要は、「自分の身体性のように見られたいか、振る舞いたいか」ということについて「ノー」である場合が「ノンバイナリー」に該当する…というのが、私の理解です。


ありていに言えば、「女らしく振る舞いたいか、女らしく見られたいか」という問題です。


で、「こういう問題なら私ドンピシャだな」と思いました。

というのも、「女らしく見られたい」と思ったことは、これまでの人生、皆無だったといえるからです。


とにかく女らしさを強調する格好が苦手でした。

もちろん、スカートを履くときはあります。ワンピースも好きです。

しかし、大きく胸が開いた服であるとか(まあ、そんな服着たところで貧乳が目立つだけですが)、露出が過ぎる服などのいわゆるセクシーな格好にはまるで興味がないし、好きではない。

髪の毛もロングにしていたことはありますが、馴染みの美容室に行く機会が限られていたので、きっついパーマをかけてポニーテールにしているのが楽…という理由からでした。


男ウケを狙って自分のファッションを考えたことが自分の人生の中で一度もないのです。


「おしゃれですね」と言われるのは好きだけれど、美人ですねとか綺麗ですねという言葉にはときめかないタチでした。


そして、今の私の服装は、パンツありき。

ワンピを着ても、下にパンツ。

冬場は、ニットやカーディガンにパンツ。

男物の洋服も好きでよく着ます。


性別的にどうのというより、「自分が心地いいもの」を着たいし、そうしている人としてみられたいという気持ちが強く、性的にどう見られたいかということにはまるで関心がないのです。


…と長々書いていましたが、自分が持っている性表現的な感覚をうまく伝えられている自信がありません。

一言で言えば、「自己表現」というものにおいて、「性別」「女性」というものを意識したことがまずないということになりましょうか。


そんな私に「ノンバイナリー」という言葉は、とてもしっくりきたのでした。


が。

LGBTの世界は、グラデーションがあるものであって、レズビアン、ホモセクシャル、バイセクシャル、トランスジェンダーというある意味明確なもの以外の中間層を表す用語は数多あるようで、その中間層を示す用語の定義づけというのが非常に曖昧なのだそうです。


事実、先ほども書いたとおり、ノンバイナリーという言葉の意味づけも、読む物によって若干違いが出てくるので、正確にどういう概念なのか、どういう人が「ノンバイナリー」なのかということについては、不明確な部分があります。


なので、私、ノンバイナリーなんです、とここで宣言するのはちょっと躊躇されるところです。


LGBTの中間層に関する書籍もいくらか出ているようなので、ちょっと読んで考えてみようかなと思っています(とはいえ、今は飼猫ちこちゃんのご飯問題に脳みそが持っていかれている状況なので、自分のことは二の次になりそうですが)。


本日は、性自認について今こんなこと考えてます、みたいな前出しのつもりで書いてみました。


なお、ちょっと髪型を変えたいと思って、思い切って昨日ベリーショートのツーブロックにしたのですが、若干攻め過ぎて、見た目の女性らしさがかなり失われた感じがします。母には不評です。


切り立てのスタイリングしていない状態は中居正広で、スタイリングしたらピーターっぽいなと思いました。


やり過ぎたかしらとも思いましたが、実はもう本日、前の髪型が思い出せなかったりするので、案外はまってしまっているのかもしれません。


こんなところもひょっとして、ノンバイナリー的なのかもしれないなと思うのでした。







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