2013年12月15日日曜日

働く四十路が気になる男子

ああ、焦りました。

自宅PCにwindous8.1をインストールしたら、突如日本語入力ができない状況に…
IMEが無効になっていたようで、何回か再起動しているうちに、なぜか改善されました。

しかし…
マイクロソフト社、迷走してないでしょうか。windows、どんどん使いにくくなっている気がします。
世の標準がこうなってるから仕方なく使っているけど、最近では、Linuxでも使いやすいソフトがあるらしいし、しかもタダだし、そっちに移る人が続々出てくるような気がします…

そんなことはどうでもいいのです。

今、この季節、私はテレビを観るのが楽しい。

理由の1つは、ソチオリンピックが近づいてきて、フィギュアスケートをはじめとするウィンタースポーツの中継が、BSを中心として入るから。

もう1つは、そういう番組を見ていると、「私のアイドル」に時折お会いできるからです。

今の私のナンバー1アイドルは、フィギュアスケートの振付師、イタリア人のパスカーレ・カメレンゴさんです。
鈴木明子の今季のフリーの振り付けをしている人、高橋大輔の例の話題になったブルースのフリーの振り付けをした人、と言えば、思い出してもらえるでしょうか。

私は、フィギュアスケートは大好きですが、選手をアイドルのような目線で見るということはあまりなく、純粋に競技として楽しんでしまうほう。
そんななか、私の唯一のアイドルだった選手は、ステファン・ランビエール様でした。

ランビエール様が引退して、その優雅で麗しいお姿を拝見できなくなった私の目に飛び込んだのが、カメレンゴさんだったわけです。
いつも長めのコートを着て、長めの髪をきれいに結わえて、おひげも蓄えています。
顔だちも、さすがイタリア男、彫りが深く見目麗しいのです。

とても、フィギュアの振付師には見えません。

どんな滑りをしても、選手の傍らにやさしく寄り添う姿は、目の保養には、本当にもってこい。

現役のどんな男子選手よりも、ダントツで「かっこいい!!」と心の中では思っています。

が。
私の趣味がマニアすぎるのか、それとも、振付師に目が行く人がふつういないのかわかりませんが、この私の熱い思い、周りの人には、あまり伝わらないのです。

全日本選手権には来日しないでしょうから、次にお会いできるとしたら、もしかするとオリンピックになってしまうかもしれません。
それは、ちょっと悲しい。

しかし、そんな私を慰めてくれる男子が、登場しました。

日本女子カーリングチームのコーチ、フジ・ミキさんです。

おじさんです。
それも、とても地味な感じの。

でも、なんというか、この人のたたずまい、いいのです。

試合の時、ちょこん、とコーチの席に座っていて、第5エンドが終わった後の休憩の時、1回だけ許されるタイムのとき、のそのそと選手のところに赴く姿が、かわいらしくも見え、頼りがいがありそうにも見え、うーん、しびれる、という感じです。

普段寡黙で、うるさいことを言わずに見守っている人が、肝心要のときに重みのある一言を発する…というシーンに、ぐっとくる女子は、たぶん私だけではないと思うのですが(思いたいのですが)、フジ・ミキさんには、そういう古式ゆかしい日本の男子の良さというか(注:日系カナダ人です)、「男は黙ってサッポロビール」みたいな世界観を見てしまうわけです。

もともと、あんまり若い男子には興味がなかったように思います、自分。

なんせ、小学校2年生の時に、林隆三がかっこいいと思っていましたし。

その後も、児玉清、国村隼、長塚京三、忌野清志郎、原田芳雄などなどが素敵だと思っていて、ここ数年、「私の好きな人がどんどん死んでいくんだよ~」なんてシャレにならない話を人にしていたほど。

おまけに、「イケメン」という言葉があまり好きではなく(「イケメン」というと、今は懐かしいスジモリ系の一見かっこよさそうに見えるチャラい男を思い浮かべる)、他の人が「かっこいい」と思う男子をかっこいいと思えず、「日本の芸能界で、美形といえるのは、福山雅治と佐藤健だけだ」と、断言しているくらいですから。

要は、自分はおじさんが好きだということでしょう(もちろん、おじさんであればすべからくいいということではありません)。
で、おじさんが好きな理由というのは、その人の持ってる空気感とか雰囲気にかっこよさを求めてしまうところにあるんでしょう・・・ともっともらしいことを言ってしまったり。

しかし、知り合いのおじさん(50代、銀行員、好みのタイプではない)に言われたことが、実は一番本質をついているように思います。

「そりゃ、あんたの本質がかなりおじさんだからじゃないの」





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