2014年3月9日日曜日

スーパーAマーケットが、楽しい。

久しぶりにアクティブな休日を過ごしました。

もう昨日になりますが、10時頃起きて、食事、洗濯などをのんびりこなした後、電車に乗って原宿に出ました。

この日の第一のお目当ては、キャットストリート近くにあるQUICOでした。

以前「布のカバンが大好きだー。」の回で、当時仕事バッグとして、dosaの迷彩地のバッグ(US ARMYの払い下げ品の布を使用)を愛用していると書きましたが、実は、そのカバン、その後もずっと使っておりました。
が、つい最近、ポケットの端がほつれてしまいました。
自分で縫って補修したのですが、縫い方が悪かったらしく、またほろり。

で、気づいたのです。いくら丈夫でも、物入れすぎ、使いすぎ、ということに。
dosaがほぼ同型でシーズンごとに布地を変えたりして出しているこのバッグ、ルナバッグというらしいのですが、私の知る限り、一番品ぞろえがいいのが、QUICOなのです。
ルナバッグシリーズ、もう1つ持っているのですが、仕事で持つには、ちょっとよれすぎだし、表ポケットがなくてちょっと不便。そんなわけで、新作が出ていないか見に行こうと出向きました。

新作ありました。
しかし、かなり持つのに勇気がいる柄でした。
布地の質自体は、今までのシリーズの中で一番個人的には好きな、サラッとして丈夫そうなコットンなのですが、なんだろう・・・岡本太郎というか、村上隆というか、そういう人をイメージするかなり思い切った配色の、しかも大胆な柄のキルト、なのです。

持ち手も若干短くなった感じで、今日着ていた薄手のコートでも肩に掛けにくい。大きさも、気持ち小さめになった気が(気のせいかも)。
しかも、値段はいつもより高い・・・

これはあかんな、と思って店を出て、その後、journal stundardなどのぞきつつ、ぷらぷらと青山方面に向かい、SUPER A MARKETに入りました。
ここは、ゴールデングースデビューしたグリーンのパンツを買ったお店で(そういえば今日も履いてました)、イッセイミヤケの店などがある通りを、ちょっとだけ脇に入ったところにあります。

最近、ここのお店が大のお気に入りです。
とはいえ、そうしょっちゅうしょっちゅう行っているわけでもないのですが。前に行ったのは、まだぎりぎり冬物のセールをやっていた時期だったので、たぶん1月末か2月初旬くらいだったのではないかと思います。

このお店、なかなかに斬新です。

1階は、ハイブランドのセレクト。お店の中自体がとてもポップでカラフルな印象があり、ディスプレイも日本離れしています。常にあるなという印象のラインは、ドリスヴァンノッテン。メンズのマルニの靴なんかもあります。
レジの下のショーケースには、ボタンやビーズ、カラフルなリボン、布テープが売ってあります。
確かめたことはないのですが、どうも、お客の好みで買った服に縫いつけてくれるのではないかと(違ったらごめんなさい)。
職人のお兄さん(明らかに西洋人)が、レジ横のミシンの前に陣取っています。

2階は、カジュアルブランドのセレクト(とは言っても、安物ではありません)。インポートのハンドクリームやバス用品、なぜかポーチやメモ帳、iPhoneケースなどの雑貨も充実。
置いてあるブランドは、かなり幅広く、クリステンセンやフォルテフォルテ、イザベルマラン、アクネなどなど、が、それほど広くない店内に、割と無造作な感じで並べてあります。
入ったことはありませんが、カフェも併設されています。

本日ここに行ったのは、朝起きて「行こう!!」と思い立ったから、そして、以前、ここにもルナバッグを置いていたからです。
今日は残念ながらルナバッグはありませんでした。が、とってもかわいいソックスと柔らかくて履きやすそうなソックスを見つけてしまい、目的から脱線して買ってしまいました。
どちらも知らないブランドでしたが、これからの季節、大活躍しそう。

ちょっと驚いたのが、この間まで2階に置いてあったブランドが1階に配置換え?されていたことです。
1つは、HYKE。もう1つは、ゴールデングース。
どちらもカジュアル感が強いブランドです。
ゴールデングースの方は、さすがに、あのよれよれのスニーカーを見つけたので、すぐに「移動したんだ」と気づいたのですが、HYKEのほうは、実はタグを見るまで気づきませんでした。
それくらい、ハイクラス感が強い1階フロアに溶け込んでいたのです。

もちろん、HYKEというブランドが本来持っている力に追うところもあるのかもしれませんが、このお店のディスプレイ力のすごさを改めて感じました。

ここのお店、商品のセレクトやディスプレイが楽しいだけではありません。
お店の方の接客の距離感も、とてもいいのです。遠すぎず、近すぎず、という感じです。

商品が好きなお店はいくつもあれど、顔を覚えられると、ずーっと後ろをくっついて、あれこれ話しかけられることも多いものです。
それを求めている人もいるのかもしれませんが、実は、私、かなり苦手。
のんびり、ゆっくり、見せてほしいのです。
SUPER A MARKETのみなさんは、基本姿勢は放置。
あからさまに興味を示している、試着しようかどうか悩んでいる、という様を見ると、さりげなく声をかけてくる。
お客に自由に商品を楽しいんでほしいという心意気を感じます。

おかげさまで本日も、いい買い物ができて、お店の中もゆっくり楽しんで、気持ちがあんまりよかったので、そのまま、外苑駅の方までてくてくお散歩したのでした。

しかも、自宅に帰っても、夕飯を作り、常備菜も作り、掃除も洗濯もしたんだから、相当楽しくて興奮したんだろうな、自分。

最近は休日の引きこもりがマイブームになっていて、お出かけしても必要な買い物だけして帰ってくる、なんてことが続いていました。

しばらくの間忘れていた「その日やりたいことをやりきる休日」の楽しさを思い出させてくれたSUPER A MERKETのみなさんに、感謝なのでした。





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