2013年8月1日木曜日

私が歯医者に行ったわけ。

ども。夏休みをとった林です。
夕方の便で故郷、札幌に帰ってきました。

本当はお盆あたりに取りたいのですが、この時期、研修の講師の仕事やらなんやらかんやらでスケジュールがいっぱい…それで早めに休みをとりました。

札幌、思ったより涼しくないです。

さて、29日月曜日。歯医者の待合室から投稿しました。
実は、7月初めあたりから、一度歯医者に行こう行こうと思っていました。
でも、やはり、仕事の都合でなかなか行けず、「帰省前にはもう絶対一度行こう!!」と決めて、出張疲れを押して(比較的)早起きして飛び込んでいきました。

理由その1。
そろそろクリーニングしてもらいたかった。
私は歯が弱くて、若い時分に神経を結構抜いちゃったりしたので、いわゆる失活歯がかなり多い。
そのため、元々歯の色が悪いのですが、コーヒーとかお茶とかやたら飲むたちなので、着色も激しい。
加えて皮膚や粘膜も弱いため、最近歯磨き粉を連続使用するとすぐに口角炎になるという…
ま、電動歯ブラシ使うようになってからは、着色がひどくなるスピードがかなり落ちましたが、それでもクリーニング後7か月ほど経つとさすがに…という状況に。
そこで、一度行こうと思っていたのでした。

理由その2。メインの理由はこちらです。
差し歯が、なんかぐらついているような感じがしたから。
抜けるんじゃないか?という恐怖心にここ2週間ほど襲われるようになったのです。

差し歯にしてこの方、食事にあたっては、差した歯に負担がかからないよう最大限の配慮をしています。
固いパンは全て一口大にちぎる。
リンゴもキュウリも一口大にカット。
大きい肉は、フォークやナイフで小さくして。
などなど。
それでも、不測の事態というのは生じてしまうもので。

例えば、春ごろだったでしょうか。
大好物の新宿中村屋のビーフカレーを食べた折、口に入れた肉が思いのほかでかくて、前歯を使わないと制御できない状態になってしまいました。
肉は、固くはないけれど、中村屋のカレーに入っているだけあって、かみごたえが非常にいい状態。
差し歯(左の前歯ですな)が肉にあたっているとき、なんだか「ぐにょーん」と若干曲がったような気がしてたのです。

その後も、キャンディーが当たる(注:私は飴をかじる癖がある)、フランスパンの耳を思わずかじってしまった、などなどの不祥事を何度か起こしてしまい、そのたびごとに、左前の差し歯が曲がったんじゃないか、取れるんじゃないかという不安に駆られるようになり、先週あたりはもうほとんどノイローゼ状態。

おまけに転院前の歯科医師が根の治療を間違ってしまったため、ほどなく化膿する危険なども治療時に指摘されており(やってみないとわからないそうです)、で、時折、差し歯のあたりが重だるい感じになったりもしていたので、「まさか…ついに来たか?」という心配が積み重なるほどに。

名古屋出張の最中なんて、夜、左の差し歯が崩れ落ちて、左前歯が、ちゃちい金属板になってしまったなんていうシュールな夢も見てしまったわけです。

これは歯医者に一言もらわないと、うつになるやもしれんと思い、29日午前に行きました。

実は、私の差し歯を入れた歯科医師は3月末に退職していたため、今回は担当医師なしで予診から再度スタートとなりました。
なんだか、わっかいギャルっぽい女の先生が出てきて、引継ぎされてたはずの内容も全く把握できていない感じで、「たとえ予診でもこやつで大丈夫なのか?」とかなり不安な状態に。

しかし、このギャル先生、すごく学生っぽい手つきではありましたが、私の申告を聞いた後、一応きちんと歯茎の腫れとか、前歯を何本か叩いて響くか響かないかとかいくつかの初歩的な検査はしてくれました。

それで、ひょっとすると根の部分が病気になっているかもしれないので、上の先生に回しますと言って、ちゃんと担当医を決める手続をとったうえで、予約の手続もしてくれました。

思わず
「今すぐ、歯がぐらぐらしてダメになるってことはないですよね!?」
と聞いちゃいました。

そしたら、このギャル先生
「今は大丈夫です。すぐどうってことはないと思いますけど、何かあったら対応するので連絡ください」
と言ってくれました。

この一言で、それまでの「差し歯ノイローゼ」は、ほぼ解消されました。

何とも頼りなさげなお姉さんでした。
しかも「すぐ連絡して」と言ったところで、そこは一応大学病院。そんなに素早く対応できるもんでもありません。

でも、最後の言葉を発した時、ギャル先生は、自信を持った表情で、きっぱり言い切ってくれたのです!!
それが私を安心させたのです!!

これ。
これですよ、これ。
士業(歯医者さんは、師業ですが)に求められているのは、これなのです!!
自信をもって言い切る。
そして、お客を安心させる。
まあ、我らの場合、それで見込み違いになちゃったら、お客さんによっては、後始末が大変なことにはなっちゃうのですが…

ギャル先生、腕の方は未だ「予診デビュー」クラスだと思うのですが、最後に見せたあの表情、根性はすでにプロの歯医者さんです。

さて、担当医に見てもらうのは8月下旬になってしまうわけですが、私の差し歯の運命は一体どうなるのでしょうか?

私は、骨格のせいでインプラントにすることができません。

前の担当医には、今回の差し歯がダメになったら、前歯四本ブリッジを宣告されているのですが。

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