2014年6月2日月曜日

ハヤシと台所の素敵な関係。

土日は最低一日でも、家にいる時間が欲しいハヤシです。

土日は、ふだんできない家事をやる、貴重な貴重な2日間なのです(そして、本名の本業から林ティアラにならねばならん貴重な時間でもあります、念のため)・・・。

掃除。
洗濯(注:洗濯は結局毎日やった方が圧倒的に楽なので土日に限らず毎日やっているのですが、大物を洗うのは土日です。ちなみに今日も冬のセーターを5枚アクロンしました)。
1週間のおかず&お弁当用のおにぎり作り。
台所の掃除。
ゴミ捨て。

本気になれば半日で出来るだろ、とつっこまれそうですが、たまの休みなんだから、ゆっくりやらせてくれ、と思うわけで。
しかも、林ティアラである以上、土日のどちらかは、お出かけ&お買い物をしたいわけでもありますし。

それはさておき、ハヤシ、家事はそんなに嫌いではありません。

あえて言えば、掃除があまり得意ではないのですが、この2月に通販生活でマキタのコードレス掃除機を購入してからは、狭い部屋にぶつけまくりながら掃除機をかけるという苦行から解放され、今は比較的楽な気持ちでやっています。

一番好きなのは、台所に立つことです。
料理をするのが好きなのです。

ちょっと断っておきますが、ハヤシが作るのは、ごくごく単純なものばかりです。

人参のきんぴらとかサツマイモやカボチャの煮付け、切り干し大根の炒め煮とか、大根と手羽中の煮物とか(おばあちゃん食だ・・・)。
しかも、特段料理がうまいわけでもありません。ここで、「嫁になれまっせ、私」とアピールしているわけではございません。

料理をしている時間は、無になれるのです。

まず、最初に切り干し大根をお湯につけて、それからトマトを洗って、芋の皮をむいて、お湯を沸かして・・・と複数の料理を作るときに、効率よくコトが進むように、手を動かしながら段取りを考えるのが好きです。

食材を切りながら、煮物の灰汁をすくったり、味付けをしたり・・・

料理をしているときは、基本的に料理のことしか考えていません。

仕事のことを料理中に考えることはほとんどないし、落ち込んでいるときでも、料理をしていると、不思議と集中してしまうのです(集中しないとけがをするという話もある)。

終わった後で本業に取りかかると、案外良いアイデアが出ることもあるし、胸につかえていた重いものが消えていることもあります。

自分をリセットするために、台所に立つ時間は、とっても大切な時間なのです。台所は、私の居場所なのです。

だから、絶対週1回(できれば2回)の休みが、私は欲しいのです(頼んだぜ、ボス!!自分で受けて処理しきれなくなった仕事を私にむやみやたらと振らないでくれ、土日に!!)。

さて、台所を居場所と公言するハヤシですが、実家に帰ると、ほとんど台所には立ちません。ちょこっと洗い物を手伝うくらい。

ハヤシの母は、料理上手。
母の前で料理するなんて、何言われるかと思うと、怖くてできません。

でも、それだけではないのです。

子供の頃から、台所は母の場所、そう思っていました。

母がそう言ったことはありません。
台所は女の居場所、というセオリーを自分が持っていたわけでもありません。

でも、なんとなく、自宅の台所には、犯してはいけない聖域のオーラみたいなものを、自分は子供の頃から感じていて、今も感じ続けています。

母ももしかしたら、父とのあれこれや、親不孝の娘二人を憂う気持ちを、台所で無になって、リセットしていたのかもしれません。

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