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2025年3月30日日曜日

【ネタバレ含む?】世界フィギュア2025総括

 ADMのレーザー治療から10日。

かさぶたもほぼ取れて、これから6ヶ月間は、日焼け対策をしながら、ゆっくりADMが薄くなっていくのを待つ感じになります。

通常のシミと違って、ADMの場合は、かさぶた取れて、はいなくなりました〜ではないのですよね。長い長い治療期間がかかります・・・


さて、木曜日から始まった世界フィギュア。

今年は開催地がアメリカだったため、ショートプログラムは真夜中から早朝にかけて行われていて、リアルタイム視聴できませんでした。

が、フリーは、土日の朝7時からで、第3グループ以降がちょうど9時からだったため、FODのライブ配信を視聴しました。

とはいえ、女子の方は、かかりつけの呼吸器科の通院とかぶっていたので、音消して見てる感じでしたが、十分ライブ感は伝わってきました。


まあ、結論から言うと(本日のテレビ放送がまだの段階で申し訳ないですが)、りくりゅうが金メダルだった他は、金メダルには届かなかったわけですが・・・

そう4連覇がかかっていた坂本花織ちゃんは銀メダルに終わり、鍵山優真くんは銅メダルに終わりました。

感想としては、男女ともにオリンピックを前にして、少し勢力図が変わってきたなということです。

特に女子は、アメリカが復活してきました。

北京オリンピック後のロシアが排除されたフィギュア界では、女子といえば、坂本花織とルナ・ヘンドリクスの2強に韓国のキム・チェヨンちゃんが絡んでくる感じでした。

ところが、テネル姉さんの一人勝ちだったはずのアメリカ女子が、テネル姉さんの怪我治療中に、他の選手が沸々と力をつけてきて、アリサ・リウにアンバー・グレンに、イザボー・レビトがメダルを狙える位置に来てしまったのでした。

実際、今季のグランプリファイナルでは、グレンが坂本を抑えて優勝し、世界フィギュアはアリサ・リウにやられてしまったわけで。

来年のオリンピック、ロシア選手も1人出てくるという話だし、坂本花織の金メダルに結構濃いめの黄色信号が点灯しだしたのであります。

他の選手が力を伸ばしてきたというだけではなくて、坂本花織自身も、今季は調子があんまり良くない感じなんですよね。

ショートとフリー2本しっかり揃えられる試合が少ないというか。

世界フィギュアもフリーこそほぼ完璧でしたが(1個回転不足取られましたが、アリサ・リウに勝たせるために無理やりつけた感じ)、ショートはあっちゃーなミスをやらかしましたし。

今年は昨年までと違う構成にしたので、それに慣れていないのかもしれませんが、こっちも見ていて、ちょっとそわそわドキドキする出来のことが増えた気がします。

女子の場合、今のところ二番手が千葉百音ちゃんですが、まだまだ綺麗に滑るだけで、迫力や気概が足らんのですよね〜。

今年の滑りを見ている限りでは、来年のオリンピック3枠は、坂本千葉樋口の3人だと思うのですが(島田麻央ちゃんは年齢制限に引っ掛かり、オリンピックに出れず)、来年百音ちゃんが坂本花織の上に行くとは思えないしなあ・・・

世界フィギュアで振るわなかったキム・チェヨンも当然、オリンピックのメダルは狙ってくるだろうし、そうすると、オリンピックのメダル争いはかなり壮絶になりそうな感じです。


そして、男子ですが・・・サトシュン思ったより頑張ったんだけど、何せ表現力が足りないので、順位に限界がある感じです。

で、私はついこの前までは、鍵山くんが銀メダルだろうと思っていたのですが、四大陸で、ミハイル・シャイドロフを見た時に、「うわー、すごいの出てきちゃった!!」と思ったのでした。

今日、鍵山くんのひとつ前で、シャイドロフがパーフェクトをやってくれたおかげで、鍵山くんがガッチガチになってしまい、ミスを連発してしまいました。

それくらい、彼の存在は今、他のスケーターには脅威だと思うんですよね。

鍵山くん・・・今日は、出てきた時の顔見ただけであかんと思いました。

もう引き攣っちゃっていて平常心じゃないのがありあり。そして案の定、色々とやらかしてくれて。

技術点の速報値見た時には、メダル圏外だなと思ったのですが、演技構成点が高くついてどうにか3位に収まったのでした。

まあ、ある程度崩れても演技構成点が高くつくので落ち切らない点は鍵山くんの強みではありますが、今回みたいに崩れちゃう時もあるのだなと思うと、オリンピックを見据えた時に、ちょっと心配だったりします。


そして、日本男子は女子よりも始末に終えないのが、鍵山くんとそれ以下の選手たちの差が割と大きいと言うことなんですよね。

女子の場合、3人全員が入賞して、うち2人がメダル取りましたけど、男子の場合、サトシュン6位、壷井くん21位。

まあ、3人目を壷井くんではなく、たとえば三浦くんとか友野くんとか出していれば結果が違っていたのではないかと言われるかもしれないけど、この2人も安定感ないですからね・・・

計算はできないと思います。

ジュニア世界一の中田璃士くんも麻央ちゃんと同じく年齢制限のために来年のオリンピックは出られないので、男子の場合、オリンピックの3枠を誰にするかは結構悩ましいと思います。

男子は、マリニン、シャイドロフの他、(2本揃えた場合の)アダム・シャオイムファとか、チャ・ジュンファン、ケヴィン・エイモズとかがいて、やっぱりメダル争いになると混沌としてきます。日本男子、全く油断できません・・・鍵山くんにおんぶに抱っこだけでは辛すぎます。


さて、最近フィギュアスケート見ていてつくづく思うのですが、エモーショナルな演技をする選手が本当に少なくなったなあと思います。

まあ、ルールのせいもあって、要素をこなすのが大変で、自分らしさを出す暇ないという選手が多いのでしょうが。

そんな中、久しぶりに見たジェイソン・ブラウンは本当に良かった。

見られなかったショートが振るわなくて、前半12位の折り返しでしたが、フリーはノーミスで8位に順位を上げました。

最近はショーに出ることも多くて、公式の試合にはあまり出てこなくなったけど、美しい体の動きとか内面から滲み出てくる感情がわかる感じとか相変わらず健在で、今日も見入ってしまいました。

オーサーのところに行った時にどんな感じになるだろうと思ったけど、4回転は捨てて、3回転を綺麗に飛ぶことをしっかりやるようになった結果、加点で4回転1個か2個飛んだくらいのものを取れるようになって、彼らしさが却って湧き出るようになり、とっても良かったと思っています。

そして、樋口新葉ちゃんも、いい選手になったなと思って見ています。

休養明けの昨年は体も絞れてなくて全然ダメだったけど、今年は、円熟味が出てきて、難しい曲もすごく良い雰囲気で踊れていました。個人的にもう少し評価されて欲しいんですよね、新葉ちゃんは。

あと、今大会は振いませんでしたが、韓国のキム・チェヨンちゃんは結構好きな選手です。

韓国の女子選手って、みんな細くてスタイルが良くて綺麗な演技しかできないんですけど、チェヨンちゃんは一線を画しているのですよね。

背があまり高くなくてスタイルも良くなくて、顔も別に美人じゃない。三白眼だし。

でもそれが却って良くて、時にミステリアスな個性的な雰囲気を醸し出すのですよ・・・

今大会もおそらくメダル候補だったと思うんだけど、四大陸との連戦で疲れてしまったのか、枠確保の重圧に負けたのか・・・ちょっと気の毒でした。

まあ、韓国は男女とも四大陸で優勝したのに世界選手権はどちらも振るわず(チャくんは確か7位だったはず)、四大陸で下駄履かされたとか言われそうですね。

そんなこと言ったら、今回の世界フィギュアだってわかりませんが。

坂本花織とアリサ・リウ。開催地が他の国だったら、順位逆だったかもと思うので。

まあ、フィギュアスケートとはそういうものです。

2023年12月10日日曜日

イリヤ・マリニンがジャンプ飛んでるだけな件について

 木曜日夜から放送されたフィギュアスケートグランプリファイナル。

今年は開催地が北京だったおかげで、男女シングルともにショート、フリーと生放送になりました。


やはり生はテンションあがる。

私は木曜日の夜から断然テンション上がって、毎夜毎夜食いついて見ていました。


結果、男子シングルは、4回転の申し子、イリヤ・マリニンがぶっちぎりで優勝。

2位が宇野くん、3位が鍵山くんという結果でした。


まあ、あれだけ4回転飛べばそうなるよねとは思います。

鍵山くんなんてフリーは4回転2本しか入れてなくて、うち1本すっぽ抜けたし(それでもあのスコアが出たのはすごいけど)。

宇野くんも4回転は4本で、今年は表現力重視でやっているし。

勝負としては仕方ないと思います。4回転アクセルは失敗したものの、あそこまでクリーンに難度の高い4回転飛ばれた日にゃ、そりゃぶっちぎりでしょうと(むしろぶっちぎりじゃないとおかしい)。


だけど、マリニンのスケートってなんの面白味もないのですよね。

ただ飛んでるだけ。

表現もシニアに上がってきた当初の金ちゃん(ボーヤンジン)くらいに乏しいし、ステップもダサいし(よくレベル3がついたと思う)。


プログラム全体としての表現が面白く、美しいのは、やはりダントツで宇野くんであり、鍵山くんなのです。

今の採点方式だと仕方ないし、「技術か表現か」というのはフィギュアスケートの永遠のテーマです。

ですが、グランプリファイナルを終わっての感想としては、「面白くないスケートやる奴が勝っちまったなあ」という釈然としないものが残るのですよね。


私の中で史上最高のスケーターはネイサン・チェンで、彼は技術も表現も他を圧倒していました。

元々は「演技力」系のスケーターだったのが、故障期間中に4回転ジャンプをガンガン習得し、シニアに上がるや否や、「踊れるし飛べる選手」になったのです。

そう。彼は飛べると共に「ダンス魂」があるスケーターで、ガンガン飛ぶし、楽しそうにガンガン踊るし、本当に見ていて楽しいスケーターでした(ちなみに羽生ちゃんは、ダンス魂には乏しい人だった。彼は加点ポイントを姑息に稼いで高得点を出すタイプ。キムヨナと同じで、だからこそ嫌いでした)。


イリヤ・マリニンにはダンス魂のかけらもないですからねえ・・・

世界選手権は、宇野くん、鍵山くんにもうちょい頑張ってもらって、マリニンの金メダルを阻止してほしいです。

鍵山くんはあと1個4回転を増やす、宇野くんはジャンプミスをなくすだけで、マリニンには勝てると思いますからね・・・


ちなみに今年に関しては、鍵山くんと宇野くんを比較すると、私的には鍵山くんに軍配が上がります。

鍵山くんは、コストナーをコーチに付けただけあって、表現力爆上がりで、しかもそれが「正統派」なんですよね。

私の好きな「踊っているときの背中のラインが綺麗」な状態になってきて、見ていて「ほお、良いねえ」と言うため息しか出てこない。

宇野くんもすごいんだけど、なんというか、繊細でマニアックな領域に片足突っ込んじゃったなという感じがします。

もう少しわかりやすい表現に戻ってきてくれた方がいいのになあと思うのですが。


そして、女子ですが・・・

あんまり期待していなかった選手2人が頑張っていて、「おおっ、島田麻央ちゃんがシニアに上がるまでなんとか踏ん張れるかもしれん」と思いました。


吉田陽菜さん・・・ショートはトリプルアクセルで失敗してスコア伸びなかったけど、フリーはすごかった。

尺八の難しい曲で鶴を演じていましたが、所作が美しくて、手足の長さが際立っていて、ジャンプもほぼ完璧。

ぶっちゃけ、ルナ・ヘンドリクスに無理やり勝たせた感があって納得行ってないくらいです。

私の中では銀メダル。

世界選手権に出ても、失敗しなければ、入賞レベルに行けるかなと思いました。


住吉りをんさんも良かったなあ・・・手足が長くて、きびきびした動きで、すごく躍動感があります。

シリーズの時はこんなにうまいと思わなかったけど、ファイナルに出て一皮剥けた気がしました。

ショートもフリーもジャンプミスに泣かされましたが、ちゃんと揃えられれば、世界のトップで戦える気がしますね。

あんまり4回転にこだわりすぎると、安藤美姫みたいになるから、気をつけてほしいなあなんて思いますが。


女子はぶっちゃけ、世界選手権で3枠守れないのではないかと不安でしたが、なんといけるかもと思いました。


今季は三原舞依ちゃんが、怪我でいまいちで、その間に2人が成長してきた感じですね。

樋口新葉ちゃんも休養明けでまだ本調子ではなさそうだし、一気に世代交代するかも。


全日本選手権がめちゃくちゃ楽しみです。

2023年10月29日日曜日

マッチーが解説するグランプリシリーズ

 本日は、はてなブログさんの方もスケートネタなので、ややネタ被りで恐縮なハヤシです。

本日午後、スケートカナダのフリースケーティングの放送をテレビ朝日でやっていました(全国放送)。

男子シングルの解説、聞きなれない声、誰だろう?と思ったら、町田樹くんでした。


今シーズンは、これまでグランプリシリーズの解説をしてきた織田信成が現役復帰してしまい(西日本選手権優勝したのに届出の不備で全日本に出られないという大チョンボ。殿らしいけどねえ)、そういえば、解説人員が足りない状況でした。


本田武史くんは、解説界の中では重鎮なので、NHK杯とか全日本、四大陸選手権や世界選手権レベルじゃないと解説してくれません(コーチ業も大変みたいだし)。

佐野稔さんもお年なのか、最近解説ではとんとお見受けしなくなりました。


さて、そのマッチーの解説ですが、やはり異彩を放つというか、他の解説陣とはテイストが相当違います。

他の解説者は、何かひとつ技をするたびにその技の名称を言って、ジャンプだったら、出来栄えを言ってみるという感じです。

例えば、「トリプルルッツ、トリプルトゥループ、2本目の回転がギリギリです」みたいな感じ。


マッチーは、そんな当たり前の解説は致しません。

完璧なジャンプを飛んだら「ワンダホー」と言い、振り付けについて「見る者の解釈を誘う振り付けですね」と、フィギュアスケートの見方を示唆するコメントをしてくれます。


さらには、連続ジャンプが入らずにショートプログラム4位とやや出遅れた三浦佳生くんのフリーでの最初のジャンプが予定とは違っていたところを捉えて、「怒りに任せるのではなく戦略的に来た」などと表現して評価する・・・


やはり氷上の哲学者と言われたマッチー、なかなか面白い解説をやってくれます。

今年フィギュアスケートを見る楽しみがひとつ増えました。


肝心の放送ですが、昨シーズン世界チャンピオンの宇野昌磨くんと坂本花織ちゃんが出る大会(残りは中国、フィンランド)はフリーのみ、テレ朝で放送があるようです。

まあ、あとはNHK杯があるので、グランプリシリーズの観戦としては、我慢できる許容範囲かなと思います。

イリヤ・マリニンがどの大会も被ってないみたいで見られそうにないのが、ちょっと寂しい気がしますけれども、それはファイナルのお楽しみということで。


個人的に日本勢については、三浦佳生くんがどれだけ安定性を確保できるかと、鍵山優真くんがどれだけ復調するかに興味を持っています。


宇野くんの後に続く人が、伸びそうで伸び切らなかったりしているし、鍵山くんに関しては、怪我でキャリアがちょっと途絶えてる感があるので、気になるのですよね〜。


とにかくフィギュアシーズン始まりました。

今秋冬も、楽しく観戦していこうと思います。

2023年3月26日日曜日

イ・ヘインが来るぞ!!世界フィギュア2023総括

 3月22日から25日まで開催されていた世界フィギュア。

カーリング世界選手権とバッティングするなか、当然のごとくこちらを優先して、放送をコンプリートしました。

結果は、4種目中、日本が3種目で金。しかも、ペアは日本人初(グランドスラムも含め)、男子シングル女子シングルはやはり日本人としては初の連覇ということで、いずれも値千金の金でした。

いやすごいね〜、日本開催で地の利があったとはいえ、ここまでできるというのは喜ばしい…と思いつつも、将来を見据えると、ライバルがヒタヒタくる…ということも沸々と感じる大会でありました。


私が今回一番印象に残ったのは、女子シングルで銀メダルを取ったイ・ヘイン。

17歳にしてほぼ完成されていると言っても良い演技で、「うまいな〜」と感嘆しました。

昨年の北京オリンピックは代表になれなかったというから急成長したんでしょうかね…

安定感もさることながら、ステップの力強さ、表現力の豊かさ、演技の美しさは目を見張るものがありました。

おそらくキムヨナに憧れてフィギュアを始めた口だとは思いますが、キムヨナなんぞより、よほどうまい。

キムヨナは、当時珍しかったルッツ・トゥループの連続3回転が飛べただけで、あとは特筆すべき技はなく、スピンやスパイラルのポジションもとても甘くて汚かった選手ですからね。

表現力と呼ばれるものは、はっきり言って「顔芸」で、あとは審判へのロビー活動で上位に来たある意味姑息な選手でした。

そんなインチキ金メダリストとは比較できないレベルの良さを持っているのがイ・ヘインなわけです。


今大会、フリーは彼女が1位でした。まあ、坂本花織が1本ジャンプがすっぽ抜けて1回転になってしまったので数点彼女が上回っただけ…といえばそれまでですが、それも今年までの話でしょう。

四大陸選手権の優勝と世界選手権銀メダルのインパクトは、彼女の選手としての格を爆上げしたと思われます。演技構成点が来季以降かなり上がるんじゃないかな。

韓国の女子選手、上位に食い込んでくる子が増えてきたので、日本女子は侮れませんが、その中でもイ・ヘインはトップです。

いつロシアがスポーツ界に復帰して来るのかわかりませんが、もし来季復帰しないとしたら、来季彼女は大活躍するでしょう。

グランプリシリーズから、ファイナル、四大陸、世界選手権と総なめするかもしれませんね…

6位に入った16歳のキム・チェヨンもフリーはすごくよかった。こちらも伸び盛りみたいなので、二人で金銀独占とかありうるかも…と思っています。


その他雑感。

渡辺倫華ちゃん…ショートがダメでフリーで追い上げって、いつものパターンで?結局10位まで来ました。フリーだけなら7位だったんですよね…

それだけに本当にショートが悔やまれます。

例えば、ショートはダブルアクセルで安定させて、フリーでトリプルアクセルとかにした方が、今の彼女の実力的には良いのかなという気がしました。

結果論だけど、今回の世界選手権、その作戦で、例えばショートで65点くらい取れていれば、8位に入れていたと思うので、ちょっともったいないなと思います。

まあでも、昨年まで無名で今年いきなり出てきて、10位は立派だと思います。

来季は紀平梨花ちゃんが完全復調してきて、樋口新葉ちゃんが復帰したりすると、なかなか代表争いが厳しくなると思うので、頑張ってほしいですね。


そして男子…

フリー、あんなボロボロな演技でよくあの点が出たなと思わせる宇野くんでした。

だって、3連続は入らなかったし(足の調子が悪くてあえて外したんでしょうね)、4回転トゥループの連続ジャンプ、2つめは1回転になっちゃうし。

ただ、飛んだジャンプの加点は凄かったし、演技構成点は当然のことながら最高で、それであの点になったんだなと思います。

飛べるジャンプを完璧にという作戦だったのだろうなと思います。

こちらも2位は韓国のチャ・ジュンファンで、フリーは彼が宇野くんを上回っていたわけですが、完璧にやって僅かに上回っただけ…なので、宇野くんが完璧にできると、まだ実力差はあるということなのだろうな、なんて感じました。

が、チャくんうまくなった。

ショートのマイケルジャクソンもすごくよかったし。ジャンプで回転不足とられなくなったし。主要大会の表彰台常連にようやくなれるのだろうなと思います。


男子といえば、ジェイソン・ブラウンが、ショートもフリーも完璧で、しかもどちらも感動的に素敵なプログラムでした。

オーサーに指導を受けるようになってから、ジェイソンはジャンプがとても安定して、4回転抜きでも安定的に上位に食い込めるようになりました。

オーサーって、キムヨナのコーチのイメージが強く、ちょっと微妙と思っていましたけど、怪我をして調子を落とした金ちゃん(ボーヤン・ジン)とかも引き受けて指導しているのを見て好感度が上がり、ジェイソンを上位に食い込ませる作戦の立て方のうまさにちょっと唸っているところです。


あと忘れちゃならない友野一希くん。

ショートとフリーで1つずつジャンプミスがありましたが、どちらもいい演技でした。

個人的には宇野くん以上に踊れるスケーターだと思っていて、ジャンプさえ決まれば世界でも上位に行けると思っていただけに、今回の自力出場と6位入賞は本当に嬉しいです。


そして、アイスダンス。

私、この競技はあまり見ていないのでいまいちわからないのですが、村元高橋良かったよね〜。あれで11位なんですね〜…スコアは自己新だし、順位も日本人最高タイらしいけど、もう少し上でも良いんじゃないのって、ちょっと欲目で思ってしまいました。


総じて充実して楽しかった世界選手権でした。

怪我をしたり休養したりして出ていない選手もいる中で、日本選手は十分な結果を出したと思います。

国別対抗で今シーズンは終わりとなりますが、来季もまた楽しくスケートが見られますように。

そんなことを思って締めくくります。



2023年2月12日日曜日

りくりゅうペアが苦手です。

 今週末はアメリカのコロラドスプリングスで、フィギュアスケートの四大陸選手権をやっています。


日本は、男女シングルともトップ選手は送り込まなかったため超地味な布陣となり、フジテレビさんの地上波放送は深夜1時半頃からというやる気のなさ…

一応録画しましたが、確かに女子シングルは優勝狙える布陣ではなくて、ちょっと本気で見る気が失せました…

さて、そんな四大陸選手権ですが、ペアでは、グランプリファイナルを制したりくりゅうさんが見事優勝したそうです。


日本のペアでは、高橋成美さんとカナダ人の男性(名前忘れた)が世界選手権で銀メダルをとって以来。また、ここまで継続的にトップの成績を残し続けるカップルはりくりゅうさんたちが初めてで、ようやく男女シングル以外で成績残せる人たちが出てきたなという感じです。


が、私、この2人めちゃくちゃ苦手です。

できれば見たくないくらい苦手。


何がそんなに苦手かというと、「エロさ全開」なところです。


演技が終わった後のハグも、演技していない時のイチャイチャも、全てがエロい。


そして、そのエロさが「うーん、セクシーでいいねえ」という雰囲気の良いものではなく、もうはっきり言ってしまえば、目の前で「いたしているところ」を見せつけられているような気持ちの悪いエロさ。


カップル種目って、男女の機微みたいなものを見せてナンボの世界ですが、そこで見せて良いエロさって、例えていうなら、フランス映画のワンシーンのようなものではないかと思うのです。

誰も裏ビデオのような、男性が自己処理できるようなエロさを見たいわけではない。


りくりゅうの二人が感じさせる「エロさ」って、後者の品の悪いエロさにしか私には思えないのですよね(うーん、ファンにどひんしゅく買いそう)。


そして、その下品なエロさを、あの二人が意識的に演出しているようにも感じられるのです。


下品なエロさの主犯は、りくこと三浦さんのほうと感じています。

ここは完全に邪推なのですが、三浦さん、木原くんを他の人にとられるのが嫌なんじゃないですかね…

やっと、しっくりくるパートナーに巡り会えたという気持ちなのか、それとも男性として離したくないという気持ちなのか、両方なのかはわかりません。

が、「この人私のものですからね!!私たち、もうしちゃってるんで」と宣言するかのように率先してイチャイチャしまくっているのが、本当に見苦しいというか、嫌悪感しか感じないのです。


なんで、申し訳ないのですが(かつ当面無理だと思うのですが)、即刻カップル解消するか引退して、私の目の前から消えてほしいです。

見たくないです。


こういう感じ方するのは、自分の感受性が強すぎるからなのと、おそらく、アセクシャルであることも理由なのだと思います。


*ハヤシの性的アイデンティティについては以下の投稿をどうぞ*

https://comcomcom0620.blogspot.com/2023/02/resultofmysexualidentity.html


感受性が強いってところで言うと、私、満月恐怖症で、秋頃でしょうか、年に1、2度出現する赤くて大きい月を見ると、怖くて怖くてどうしようもないのです。


そういう「ちょっとおかしな」感覚を持っている人間なので、りくりゅうのエロさも気持ち悪くて仕方ないのかもしれません。


今、録画していた四大陸選手権の女子フリーを見ているのですが、どうやら最後の方にペアも入るようなので、その前に見るのをやめようと思います。


それと、話逸れますが、男子はめでたく三浦佳生くんが優勝、佐藤駿くんが3位になったそうです。今日の夜中に入るのを録画するので、時間がある時に見ようと思います。

ちなみに2位は、今季で引退のメッシング。いや、めでたいめでたい。


やっぱりフィギュアは男子シングルが一番ですな。エロさなんて考えなくていいですからねえ。


ああ、久々に吠えた。

というわけで、今日はこの辺で。





2022年12月26日月曜日

全日本フィギュア2022総括&世界選手権代表選考について考える

 終わりました!!全日本フィギュア。


感想としては、「予想以上に戦国時代でしたなあ」という感じです。


まず、女子ですが・・・

終わってみればさすがの坂本花織ちゃんでした。

一昨日のフリーは、ここ数年を通しておそらく一番の出来で、あとは体がもう少し絞れれば、美しさが増すのかなあと思えました。

ノーミスで迫力満点で、「これは150点行くな」と思ったら155点が出た…

高すぎるとは思わなかったですね。

ただ、三原舞依ちゃんと差をつけるために、若干下駄履かせたかなという気はしないでもなかったけれど。


三原舞依ちゃんは、技が正確で所作もきれいなんだけど、迫力や「魅せる」という点でやっぱりちょっと物足りなくて、だからこそあの点数が、今のところ「出て精いっぱい」という感じになってしまうのだと思うのです。


3位には、トリプルアクセルも4回転トゥループも失敗したけど、他を完璧にやりこなした島田麻央ちゃんが入りました。

逸材なのはわかるけど、浅田真央ちゃんが出てきたときのインパクトよりは薄いかな…

早い段階でジャンプ飛び過ぎて、シニアに上がった途端怪我でシーズンを棒に振るなんてことが」ないようにしてもらいたいものです。

紀平さんとか鍵山くんとか見てると、本当に強くそう思います。


男子ですが、2位の島田高志郎くんは大穴でした…彼、ここまでできると思っていなかった…ミスしないでやり切れば250点は出せる素材だったのですね…

そして3位に友野一希くん。ようやく表彰台に乗りました。

ジャンプが相変わらず安定しなかったりしますが、表現力にさらに磨きがかかりました。

以前から友野君は、町田樹くんの後継者と思ってましたが、方向性は違えど、「踊りで見せられるスケーター」という点では十分後継者になってくれた感じ。

友野くんの表彰台はうれしかった…


残念だったのは山本草太くん。

フリーのミスが予想以上に減点対象になったな…という感じでした。


あと三浦佳生くんは、フリー頑張りましたねえ。よく6位まで追い上げたと思います。

ショートとフリー2本そろえないと実力者とはいえない世界ですが、本当によく頑張りました。


で、世界選手権の代表選考なのですが…

女子3枠目に渡辺倫果…

これ、積極的に選んだというよりは「ここに落ち着かざるを得ない」という選考かなと思いました。

全日本の順位を重視すれば、坂本三原の次の順位のシニアって、吉田陽菜になるのですが…トリプルアクセルは飛べてもシニアの国際大会の実績がない…

結果として、シニアでは第3位になったけど、ショートはよくなかったですしね…

それとの比較でいうと、全日本は今みっつくらいだったけど、グランプリファイナルで4位だった渡辺倫果の方がまだ何とかなりそうというスケ連の判断は、まあ仕方ないかなあという感じ。


男子も、宇野昌磨くんは島田くんが選ばれなかったことに不満だったようですが…正直なところ「世界選手権、島田くんで3枠いけるか?」という不安が私の中にはよぎったのですよね…


全日本選手権の島田くんはとてもよかった。

だけど、世界レベルのジャッジは、悲しいかな、特に演技構成点に関しては「ネームバリュー」に負うところが大きい…

そして、グランプリシリーズや世界ランクという点で見たときに、島田くんが山本友野よりやはり1ランク落ちることは認めざるを得ないのです…


山本草太くんは、今年のグランプリシリーズで2戦2位。ファイナルも2位ということで、世界での地位を上げている。

友野くんも、ソチ後の代打出場世界選手権で5位入賞しているし、NHK杯は4位だったけど、もう1戦のグランプリシリーズではしっかり表彰台に乗っている。


このあたりのことを考えると「3枠死守」という譲れない大目標を死守するためには、申し訳ないんだけど、島田くんには涙を飲んでもらうしかなかったかなあ…という気がします。


個人的に、(女子はなんだかよくわからないけど)男子の四大陸選手権代表(島田、佐藤、三浦)は、伸びてきた若手?にしっかりチャンスを与えた感じでよかったかなと思っています。


しかし…怪我って選手のキャリアを本当に台無しにするなと痛感する大会でもありました。

紀平さんは本調子にまだ遠かったし、体も絞れていなかった。しかもまだ毛が治っていないらしいし。

鍵山くんも無理して出てきたのがよくわかった。

このまま消えるのか、治して不死鳥のように復活するのか…見守らずにはいられません。


で、そこからすると、あそこまでの大けがしながら、五輪2連覇した羽生ちゃんてやっぱり化け物なんだなと思うし、腰痛を抱えつつも現役後半までトリプルアクセルとなんとか飛べてた浅田真央ちゃんも人間離れしてたんだなと思いました。


28日夜には、全日本フィギュアの総集編があるらしいので、録画しようと思います(先週見なかった世界ネコ歩きが優先です)。


2022年12月18日日曜日

全日本フィギュア2022展望

 すっかり真っ白な雪景色になった札幌です。

さっきゴミ出しやら買い物やらで近所まで出かけましたが、ふわふわ雪の場合、冬靴ではないナイキのスニーカーでも割に普通に歩けることがわかりました。

とはいえ、普段履きの冬靴欲しいですけどねえ…


本当は昨日妹と買い物に出て見てくる予定だったのですが、飼い猫ちこちゃんが体調を崩し、急遽動物病院に走ったので行けずじまいでした。

ちこちゃん、膀胱に砂?石?ができていました。

数日間のお薬と砂を溶かすための(長くなりそな)療法食生活の始まりです。


飼ハムの亡マサムネも、若くして膀胱に砂ができ、生涯砂を増やさないためのサプリ生活をしていました。


どうしてうちにくる子は皆膀胱に砂ができるのでしょう…


というわけで、話の枕はこれくらいにして本題です(枕長い)。


今週木曜日(12月23日)から、フィギュアスケートの全日本選手権が始まります。

今回は男子シングル、女子シングル、ついでにアイスダンスも、なかなかに興味深い争いになりそうなので、ハヤシなりに展望を語ってみたいと思います。


まずは男子シングルから。


グランプリシリーズやファイナルからして、宇野昌磨くんが優勝大本命かと思いきや、忘れちゃならないのが鍵山優真くんです。

怪我のためにグランプリシリーズを2戦とも欠場し、その他の試合も出ていないそうで、なんと全日本が今期初戦。

怪我は完治しているわけではないようですが、世界選手権2年連続銀メダルかつ北京オリンピックも銀メダルの彼です。

上位争いに食い込んでくるのは間違いありません。

宇野くんの出来次第では優勝もなくはないだろうと思っています。

もちろん、どこまでレベルの高い演技ができるのか、試合勘が戻ってくるかが鍵になりますが、どちらもクリアできた時の鍵山くんの強さは半端ないです。


一方、今季好調の山本草太くん、三浦佳生くん、佐藤駿くんあたりが表彰台争いに食い込んでくるのではないかと踏んでいます。


個人的には友野一希くんの演技が好きなので、表彰台に乗って欲しいのですが、ジャンプの安定感が今ひとつなので、表彰台まではちと難しいかなと思っています。


で、順位予想ですが、優勝宇野昌磨、2位鍵山優真、3位山本草太、4位佐藤駿、5位三浦佳生、6位友野一希というところでしょうか(無難すぎるかも)。


1位2位、2位3位は入れ替えの可能性あると思います。ただ、宇野くんが3位まで下がることはおそらくないのではないかと…


山本草太くんの表彰台予想については、「上がってほしい」という願望も多分に含まれていまして…

なぜなら世界選手権に行ってほしいから。

ここまで苦労して、やっとここまで復調してきて、その力を是非世界選手権で試してほしい。

そういう気持ちです。


次、女子です。

女子は難しいですね…坂本花織ちゃんが、どこまで「取り戻した演技」ができるかにかかっていると思うんですよねえ…

今シーズンの彼女は、オリンピックイヤーだった昨シーズンで、ちょっと気力を使い果たしたのか、いまいち集中しきれていない感じで、体も絞りきれていない。そのツケが、グランプリファイナルフリーの大ミス3本につながったんだと思うのですよね。

あの大チョンボで、気合が入り直して全日本ということになれば、おそらく彼女の優勝で間違いないと思うのですが、何かやりそうな気がする…


そうすると優勝大本命は三原舞依ちゃんということになります。


紀平梨花ちゃんは、グランプリシリーズの演技を見ていると、まだ休養前の難度に演技を上げるのは厳しいと思うのです。そうすると、三原舞依ちゃんの今季の安定感あるハイレベルな演技には追いつけないかなと。


ここに今季大成長の渡辺倫果ちゃんがうまく行けば表彰台に上がりそうというのも面白いところです(この方、コーチが中庭健介くんというのが嬉しい。高橋大輔・小塚崇彦・織田信成あたりと同じくらいがちょい前くらいですかね)。

惜しいところでグランプリファイナルを逃した住吉りをんちゃんが、4回転を決めて上位に食い込むかも見所です。


また、女子の場合は、ジュニアの選手がどこまで上がってくるかも見所でして、成績上位に食い込む可能性が高い子としては島田麻央ちゃんがあげられるかと思います。

トリプルアクセルを武器にジュニアグランプリファイナルで優勝しているので、シニアルールの全日本でもいいところいくのではないかと思っています。


そこで、順位予想。

優勝三原舞依、2位坂本花織、3位渡辺倫果、4位紀平梨花、5位住吉りをん、6位島田麻央。


難しいけれど、このように予想しました。

4位5位6位は入れ替えの可能性あると思います。

ただ、個人的には紀平さんには、四大陸選手権には出てほしいので、なんとか4位で踏ん張ってほしいという感じです。


島田麻央ちゃん、勢いがありますが、表彰台までは厳しいかなと思います。


最後に、アイスダンスですが、もうここは小松原夫妻と村元高橋組の戦いしかないわけでして…

はっきり言って、大きなミスさえなければ、村元高橋組が勝つと思います。

私はアイスダンスの細かいところはわかりませんが、小松原夫妻はとにかく演技が小さくまとまっていて、選曲や振り付けも全て無難路線。

正直華もないんですよね、申し訳ないですけれど…

世界の評価も、カナダイの方が上のようですし、枠確保という点では、オリンピックでフリーに進めなかった小松原夫妻ではなく、カナダイを優勝させる?べきではないかと思います。


フジテレビは、地上波でおそらく最終グループとそのひとつ前を放送してくれると思うのですが、その前のグループは、BSでやってくれます。

最近のフジのフィギュアスケートの中継姿勢は、個人的に結構評価していて、地上波やBSでも「フィギュアスケートを広く見てほしい」という意気込みを感じます。

グランプリシリーズのほとんどを配信のみにしてしまって、フィギュアオタから金を取ろうとしている姑息なテレ朝より、全然良いです。


というわけで、23日からは晩ごはんの手を抜いてでも、しっかりじっくりフィギュアを見なければならない。そんなふうに思っております。












2022年12月12日月曜日

三原舞依が勝ったのは「結果論」:グランプリファイナル2022女子シングル回顧

月曜の午前ですが、暇です。 

今日は一日ほぼ予定がなく、「突発的な事態に備える」ことくらいしか私の役目はなさそう…


*この点については以下の投稿をご覧ください*

https://comcomcom0620.blogspot.com/2022/12/Irukotogadaiji.html


本題に入ります。


終わりました。フィギュアスケートグランプリファイナル2022。


終わってみたら4種目中3種目で日本人が優勝という、日本人にとっては非常にうれしい結果でした。


昨日は、宇野昌磨君のあまりの所作の美しさにやや興奮して投稿しました。


*昨日の投稿はこちらから*

https://comcomcom0620.blogspot.com/2022/12/Unostephan.html


そして、いわゆる「りくりゅうペア」の躍進…

いやうまいんだろなとは思ったし、ペアも「抑えるべきポイント」が分かれば面白い競技なんだと思うのですが…

おばさんは、あのふたりの「公然としたイチャイチャ感」がなんだか不健全にエロく感じて、あまり見たくないのですよね。


下品な言い方になってしまいますが、「絶対することしてるでしょ」という感じがプンプン匂ってくる…

海外のペアやアイスダンスのカップルのスマートさが全然ない。

日本のアイスダンスの小松原夫妻だって、あんなイチャイチャしてないぞ。

もう少し、プロとして人前にどう出るべきかということを考えたうえで競技してほしいというのが、おばさんの主張です。


さて、それはさておき女子シングルです。

苦労人三原舞依ちゃんが逆転優勝を飾り、判官びいきの日本人の多くは、とても喜びました。

報道も割と大きくされた。


ただ、今回の三原舞依ちゃんの優勝は、はっきり言って「結果論」だと思うのですよね…


羽生くんとかネイサンとかが圧倒的な演技をして、他に完璧な演技をした者がいたとしてもドカンと上に来たというのとはかなり違う。


今回の女子シングル、ショートプログラムが終わった時点で、1位から4位までは、3点差くらいの中にいました。

1位の坂本花織ちゃんと2位の舞依ちゃんの点差なんて1点ほど。

フリーの出来次第で、どうとでもひっくり返るものでした。

ぶっちゃけ4位の渡辺倫果ちゃんまでフリー次第で優勝する可能性があった。

つまりこの時点で「ミスをしなかった人」「ミスが一番少なかった人」が優勝する争いになったわけなのです。


女子シングルのフリーは、正直言ってレベルの低いものでした。

まあ、もしかするとここ数年、ロシア女子の「とんでも演技」のオンパレードで見てる方の感覚がおかしくなっているのかもしれませんが…


渡辺倫果(トリプルアクセル)とアメリカのイザボー・レビト(トリプルルッツとトリプルループのコンビネーション)以外は、たいした高難度ジャンプを飛ぶ選手もいませんでした。

なのに、ミスしない選手がいない状況…


三原舞依ちゃんが優勝したのは、相対的にミスが少なかったから(最後の1本のジャンプのみ)。そういう優勝だったのです。


逆に言えば、坂本花織ちゃんが5位に沈んだのは、大きなミスを3回やったから。

点数が1.1倍になる後半に飛んだ得点源の連続3回転ジャンプが、あろうことか2回転のシングルになりました。最後の3回転ループも1回転に…さらに、ダブルトゥループを3回飛んだので(同じジャンプは2回までしか飛べない)、最後の1回がノーカウント。

ちょっとミスとしては大きすぎたかなあという気がします。


そんなわけで、今回の結果が「今の女子シングルの世界の序列」とはいえないと思うのですよね…

ロシアが排除されている今、女子シングルは戦国時代。

大きな大会で誰が優勝してもおかしくないし、誰が絶対的に強いともいえない。


これを戦いとして面白いと言えるのかどうかはわかりません。

イマイチみんなスター性に欠けますからねえ…


浅田真央とか、キム・ヨナとか(私は大嫌いだったけど)、メドベージェワとかザギトワみたいな「圧倒的スター」がいない女子シングル。

妙にちまちました「ミスしなかった人が勝ち」みたいな世界になってしまって、面白みに欠けます(見ちゃうけと)。


おそらく、紀平梨花がどれだけ復調するかわからない今、日本フィギュア会としては、坂本花織に「絶対的なパフォーマンスができる女王」になってほしいのだと思いますが、昨日の演技を見る限りでは、ちょっと難しそう(体調がいまいちという説もありましたが)。


今、ジュニアでは韓国の女子が結構来ているので、このちまちました戦いに日本女子が埋もれてしまったら、そのうち、韓国勢にやられてしまう事態になるかもしれません。


ちょっと憂うハヤシなのでした。



2022年12月11日日曜日

宇野昌磨がステファン・ランビエールに見えてきた

 こちらのブログでは、超久しぶりにフィギュアスケートネタです。

(その昔は羽生くんの悪口などいっぱい吠えていたなあ…)


今週末は、グランプリファイナルが行われていて、金曜の夜から張り付いて観ているわけですが、特に女子なんか、ロシアが出禁になるとこうも日本人におはちが回ってくるのだななんて思っていたりします(ジュニア女子は、今や日本vs韓国の様相になっているようですが)。


で、今回注目していたのは、案の定男子シングルでして。

日本人男子4名が進出したのであります。

宇野昌磨、山本草太、三浦佳生、佐藤駿。

今季のグランプリシリーズは、怪我で鍵山優真くんが参戦しなかったので、日本人男子、宇野くん以外はパッとしないかなあと思いきや、海外勢もパッとした選手が現在いないので(除く。マリニン。たぶんネイサンはこのまま引退ではないかと思っている)、この4人がファイナルに進出しました。


海外勢で大注目株は、4回転アクセルのイリヤ・マリニン。

こやつがかつてのネイサンや羽生くんみたいに、ぶっちぎりで優勝してしまうのかな、だとしたら面白くないな、なんて思っていました。


最終的には、宇野昌磨くんが、ぶっちぎりの300点越えの優勝だったわけです。

「優勝良かった」だけではない、いろんなことを考えました。


宇野くん、結果的に、ステファン師匠のところに行って大正解でした。

ジャンプは最近完璧に飛べていないことが多いですが、とにかく、所作が美しくなりました。


若い頃から表現力に定評があった宇野くんですが、背中のうねらせ方、腕を出すタイミング、決めポーズの背中や腕の角度などなど、全てが以前より格段に精緻になっていて、今やエレガントな演技では、右に出る者はいない存在になりました。


昨日のグランプリファイナル、フリーでも演技構成点で90点超えていたのは宇野くんだけ。

2位以下は全て70点台以下でした。それぐらい表現力ではぶっちぎっていたということです。


最近たまに宇野くんを見ていると、現役だった頃のステファン師匠と姿がダブることもしばしば。

宇野くんは、「演技のエレガントさ」という誰にも負けない武器を、ステファン師匠から授けてもらったのです。

ハヤシはステファン師匠のファンだったので、余計に嬉しかったりします。


宇野くんももう良いお年なので、この先何年選手ができるかはわかりません。

次のオリンピックって、27、8歳になっているはずだと思いますし…

年齢的なピークってどのあたりなのかが気になるのですよね。


それに、大味のマリニンが演技構成点を上げてきたり、鍵山くんが戻ってきたり、山本草太くんがさらに演技に磨きをかけてきたりすると、これからしばらく「宇野一強時代」とまでは言えないのかなという気もしますが・・・

とりあえず表現力に関して言えば、近年の選手の中では、ちょっと次元が違う域に達したなということは言えるのではないかと思います。


ついでに言うと、昨日の演技、実は技術的に点数を取りこぼしているところもあり・・・

まず3連続ジャンプが入らなかった。

4回転トゥループからの連続ジャンプ、2本目が2回転になってしまった(予定は3回転)。


少なく見積もってもたぶん10点くらい損しているのです。


本当にノーミスのベストの演技をした時、採点方式が変わって、点数が低くなりがちな現在のフィギュアスケートでも、とんでも得点が出る可能性があります。


と言うわけで、全日本選手権、四大陸選手権、世界選手権と続いていく、今シーズンのフィギュアスケートから、まだまだ目が離せません。


余談ですが、これで鍵山くんが帰ってきたら、日本男子がとんでもないことになります・・・

山本草太くんもすっかり復調したし(彼の昨日の演技もエレガントでした)、三浦佳生くんもこれから伸びるだろうし、佐藤俊くんも昨日のフリー見る限りでは、ショートと2本揃えたら結構怖い存在になるなと思いました。

そして、今回はファイナルに出場を逃しましたが、「代打の男」友野一希くんも控えています。


どんな感じになっていくのかなあ、これからの日本男子スケート。かなり楽しみです。


さて、女子ですが、ショート1位の坂本花織がジャンプで失敗して最終成績5位だったとか。

優勝は逆転の三原舞依ちゃん。


坂本花織ちゃん…以前はちょくちょくこういうことやってたけど…オリンピックでメダル取って、世界選手権取って、もうなくなるかなと思いきや、そうではなかったようですな…

それとも今年はメンタル的にちょい厳しい感じなのかな。ちょっと抜け殻感があったりとかして。


何があったのか見届けなければならないので、今夜もスケートガチで見たいと思います。









2020年10月10日土曜日

本田真凜の引き際について考えてみました。

 昨日今日と台風の影響で、眠いし、どことなく頭痛がするハヤシです。

どうやら気象病というやつのようです。

先日羽鳥慎一モーニングショーで気象病の特集をやっていましたが、喘息持ちは気象病になりやすいとのことで、私、ドンピシャじゃんと思うているところです。


本日もつい先程まで1時間ほど昼寝していました。


さて、フィギュアシーズンが幕開けし、日本では、地域のブロック大会が開催され始めています。

今年はコロナの影響で、国際大会に出る機会があまりないので、トップの方の選手も国内大会に結構出ていて、ヤフーのニュースなどで結果を見ては、楽しんでいるところです。

テレビ中継してくれるといいんですけどねえ・・・(You Tube中継でもいいです)。


今週末は、東京選手権というものが行われており、本田真凜・本田望結姉妹が出場したそうで。

昨日がショートプログラム、今日がフリープログラムで、今ヤフーで速報っぽいニュースを見たけれど、ふたりともどうやら東京選手権は突破し、その上の東日本選手権に駒を進めることはできたようです(これを突破したら全日本選手権)。

しかも、マリンちゃんの方は間違った曲が流れてほぼ即興で滑るというアクシデントにフリーでは見舞われたようで、なんともお疲れ様な状態。


別に私は、アンチ本田姉妹ではありません。

が、特にお姉ちゃんの真凛ちゃんに関しては、そろそろ引き際考えたらどうだ?と思うのであります。


というのも、昨日のショートプログラム、47点台の9位だったそうでして。


どうやら少し前に右肩を脱臼してまだ本調子に戻っていなかったようではありますが、3本あるジャンプを2本失敗し、この点数・・・


いまや世界のトップは70点台は当たり前。ちょっと格が違うが、ロシアのトップ選手は80点台です。


おまけに、トップ級の選手なら、ジャンプ2本失敗しても、スピンやステップできちんと点数を稼いで50点代後半やうまく行けば60点台に乗せてきたりするものです。

それすらできないということは、ステップやスピンでレベルをきちんと取れていないということでもあるわけです。


本田真凜を見ていると、未だに世界ジュニア金メダルという業績を引きずったまま、競技を続けているような気がしてならないんですよね(これだって、ザギトワが怪我で欠場したから金メダルが取れたと言われていますが)。


どんなに低迷しても、「自分はこれだけの業績を出したんだから実力があるはず」という思い込みで競技を続けているというか。


しかし、この「東京選手権のショートプログラム47点台」という点数は、この人の競技レベルが確実に落ちていることを表しているとしか言いようがないと思うのであります。


好きで続けている人に対してああだこうだと外野がなにか言うのはいかがなものかと思いますが、引き際って大事よね、とこの人を見ると思わずにいられないのです。


なんというか、滑れば滑るほど、実力不足、トップ選手との差というのが目立ってしまって、痛々しい。


それなのに、衣装やお化粧は、トップ選手並みに仕上げてくるので、余計に「そこだけ頑張ってもねえ」という冷ややかな目でこちらは見てしまうんですよねえ・・・


きれいだし、華だけはあるし、なんというか「本田真凜」というブランド感みたいなものはあるんだけど、それって、本当に外見だけからくるもので、紀平梨花とか宮原知子とかが持っている実力に裏打ちされた華やブランド力ってものとは確実に違うのです。


そのことに真凛ちゃんは気がついているんですかね。

気がついた上で、競技続けているんですかね。

競技を続けて何がしたいんですかね。

どこを目指しているんですかね。

それすら見えないんですよね、見ている側は・・・


最初に書いたように、私はアンチ本田真凜、アンチ本田姉妹ではないんだけど、真凜ちゃんは見ているのがもういい加減辛いし、そう思っている人も少なくないんじゃないかな。


そう思われるとスポーツ選手としては、もうどうなのかなと思ったりします。


年齢的には早いのかもしれないけれど、そろそろ引く時期、考えてもいいんじゃないのかなあと思うのであります。


2020年3月15日日曜日

世界フィギュアが中止になってしまいました・・・私の残念ベスト3

先週、あまりにショッキングなニュースが飛び込んできました。


なんと、世界フィギュアスケート選手権がコロナウィルスの世界的流行のために中止になってしまいました・・・


ニュースはこちら
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200312/k10012326931000.html


悲しい!!
やるせない!!


無観客開催とかや利用があったんじゃないかと今でも思っています。
なにより、今シーズン一番の大舞台を突然奪われた選手の思いを考えるとやりきれません。
まあ、カナダにしてみれば、お隣のアメリカが結構な感染者数になっていることや、参加国が広域に渡っていることを考えると、開催するという判断にはなりにくかったと思うんですけどね・・・今、世界的にかなりな勢いで広がってますから。


ですが、どーしてもどーしても残念でたまらないので、私の「世界選手権中止、ここが残念だったベスト3」をやりたいと思います。


まず第3位。

目玉となる勝負がお預けになった!!


まず、女子シングルでは、ロシア3人娘に紀平梨花がどこまで食い下がれたか。
男子では、羽生ちゃんがどこまでネイサンに食い下がれたか。

これは今季の世界選手権では、絶対的な目玉だったでしょう、少なくとも日本人にとっては。

それが観られなくなったというのは、もうそれだけで大変に残念なのであります。


次、第2位。

宇野くんの復調ぶりが見られなくなった!!


今季序盤は絶不調だった宇野くん。
ランビエールに師事するようになって、日本選手権では優勝しました。
四大陸選手権を棄権し、世界選手権にかけていました。
それだけに、世界選手権でどこまでの演技ができるのか、楽しみにしていたのは私だけではないはずです。

個人的には復調すれば金メダル争いに本格的に参戦できると思っていたので、本当にもう、とってもとっても残念だったりします・・・



そして、第1位。

樋口新葉ちゃんの久しぶりの世界選手権が飛んでしまった・・・


以前から樋口新葉ちゃんを高くかっていた私。
特に平昌シーズンの世界選手権銀メダルは本当に見事でした。
その後怪我もあって不調が続き、ダイエットもして復調した今年、全日本で2位に入り、3シーズンぶりに世界選手権の舞台を踏むことになりました。

四大陸選手権では表彰台を逃しましたが、でも、トリプルアクセルは(転倒したとは言え)飛びました。
世界選手権でどこまでいけるか、本人も気合十分で楽しみにしていたはず。


あまりに運がありません・・・
今年のプログラムもすごくいいんだよなあ、新葉ちゃん。

日本人選手の中では、一番踊れる選手・・・
選手としては、おそらく今がピークだと思うんですよね・・・


本当に残念無念です。


今シーズンのフィギュアスケートは思わぬ形で終わってしまいましたが、来季、また選手の皆さんのガチンコ勝負を期待しています。


*楽天ルーム、なかなか外出にもいけないご時世かと思いますので、皆さん遊びに来てください*

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2020年2月9日日曜日

今さらSEIMEI

フィギュアスケート四大陸選手権男子シングルの試合が終わりました(放送は今日の夜)。
私はヤフー速報で追いかけていました。


 優勝は羽生くん、2位はジェイ子ことジェイソン・ブラウン、3位は鍵山優真くんでした。 まあ、ショートが世界最高のぶっちぎりでしたからね。 これで優勝逃すがないと思ってはいました。この大会はネイサンも出ていませんし。


 注目したのは、トータルの点数。 ショートで112点も叩き出しておきながら、フリートの合計が300点に乗らなかったんですよね。つまり、フリーでは200点どころか190点台にも乗っていないということ。


 何があったのかと思って、フィギュアスケート速報さんを確認したところ
・4回転ルッツがステップアウト
・3回点フリップでエッジエラー
・4回転トゥループで転倒して連続ジャンプに出来ず というミスがあったようです。


 *フィギュアスケート速報さんはこちらから* https://figureskatejapan.com/competition/4cc2020.html


 まあ、それでも180点台後半に乗せちゃうんですから、さすがオリンピック2連覇のチャンピオンといえばそうなのですが・・・


 今回、平昌オリンピックのプログラムに戻してきたのは、ショートフリーともに世界最高を叩き出したかったからですよね? 奇しくもその思惑は外れてしまったので、結果論としては、戻した意味ってあったのかなあということになるのだと思うのですが。


 誰も言ってくれないから言うけれど、そもそもが「今さらSEIMEI」だったりします。




ショパンの曲もそうですが、このプログラム、オリンピックの前からやっていて、今年で4シーズン目だそうで、見てる方としてはもう飽き飽きしているわけです。 それに、ある意味オリンピックでプログラムとしての完成形を見せてしまったのであって、それ以降の「SEIMEI」に意味を持たせること自体がちょっと違うんじゃないの?と強く思います。


 ていうか、このチョイス、羽生くんの焦りをものすごく感じるのです。
 ネイサンにどうしたって勝てない、勝つ手がないという焦り。


 ネイサンに勝つにはどうしたらいいんだろうということを考えて、やり尽くして、オリンピックで最高のパフォができたかつてのプログラムを持ち出そうっていう・・・
 苦肉の策でありつつ、安直なチョイスとも言えるのではないでしょうか。


 それに、去年からやってるプログラムって、自分が好きだったウィアーとかプル様に対するリスペクトを込めたものだったんでしょ?
このやり方ってつまるところ「あんたらの力借りても勝てませんわ」って言ってるようなもんですよね・・・


 さらに言えば、SEIMEI等に戻してネイサンに勝てなかったら、もう羽生くん引退するしかないでしょ?


私は引退覚悟のチョイスなんじゃないのかって考えたりしたんですけど(年も年だし)、「きゃー、またSEIMEI見れるわ!!」とか騒いでるみなさんって、そこのところに思い至ってるんですかね・・・





つうか、あれほど言ってた4回転アクセルの挑戦て結局どうなったわけなんですか。


 私の予想ですが、世界選手権で羽生くんはネイサンには勝てないと思います。


というか下手すると銀メダルも怪しいと思うんだよね。
宇野くんが完全復調したらわからないと思います。


そうなったときに彼はどうするのか?ということに注目だったりするのです。


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2019年11月10日日曜日

祝 ハンヤン復活!!

昨日は一日仕事で更新することができませんでした。
グランプリシリーズもたけなわというのに、なかなか落ち着いて楽しむ時間がありません・・・


とはいえ、嬉しいことがひとつ。
2年ぶりに競技に復活してグランプリシリーズ中国大会に出場したハンヤンが、なんと2位と表彰台に上がったのです。

ハンヤン。漢字読みはエンカン(エンの字は感じで出ません・・・)ですが、私の家族は、シリーズ登場当初に「ハンヤン」と呼ばれていたのが定着しており、今でもこれで通しています。
私もハンヤン好きですが、私以上に母がハンヤンファン。
ただ、ネットをしない母は、中国大会にハンヤンが出ていたことを知らなかったので、私がショートプログラムで首位に立ったことを教えました。


久しぶりに登場したハンヤンは以前よりも細くなって顔立ちも大人っぽくなっていました。無精髭風にたくわえた髭も、よく似合っていた。

ショートもフリーも、情感溢れる演技に確実な技を披露してくれました。
とくにフリーの「ラ・ラ・ランド」は、ポケットに手を突っ込む振り付けがマッチしていて、大人の男を存分に演出してくれました。




私は、札幌で数年前に行われた冬期アジア大会でハンヤンを見たことがあります。
その頃のハンヤンは、まだやんちゃな少年といった雰囲気で、一緒に表彰台に乗った金ちゃん(ボーヤンジン)と飛び上がらんばかりに喜んでいました(ちょっと不振が続いていて久しぶりの表彰台でした)。

その少年が、1年を棒に振らねばならないほどの経験をして、すっかり大人の姿になって戻ってきたことに、おばさんは感慨がとても深いのです。


そういえば、その昔、高橋大輔がオリンピック1年前のシーズンを大怪我で棒に振って復帰してきたときも、なにか憑き物が落ちたような清々しい大人の表情になっていました。それまでの大輔は、そこはかとなく漂うヤンキーなチャラさがちょっとうけつけなかったのですが、おとなになった大輔は、演技にも一層の深みが出て大好きなスケーターになりました。


今年は、カナダのナム・ヌエンくんも不振から上り調子になってきて、すっかり大人になった姿に驚いたものでした。


女子選手の場合、思春期の体型変化で不振に陥りやすいことが言われていますが、男子もそういうことがあるように思います。
ナムくんは明らかに数年前から見ると身長が伸びて体格もしっかりしていますし。
今季不振に苦しんでいるチャ・ジュナンくんも身長がかなり伸びているように見えるし。
そこで腐ったりしないで、試行錯誤を繰り返しながら踏ん張っていれば、また復活できる・・・ということなんでしょうか。





とにもかくにも、不振だったり怪我でお休みしていた選手がまた復活して活躍してくれるほど嬉しいことはありません。


ハンヤン、今季はグランプリシリーズは1回しか出場がないみたいですが、また四大陸選手権とか(枠があるなら)世界選手権で、元気な姿を見せてくれると良いなと思っています。

ああ、やっぱり男子フィギュアは楽しい(女子フィギュアは、4回転くるくる女子たちが活躍している割に、なぜかつまらん・・・)。


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